20170521御池岳付近散策その4/ダンドボロギクのダンドは?
今日は5月22日。
前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。
自然観察会で教えてもらったことを書きとめます。
↑エビネ
全国で絶滅が危惧されている多年草です。
市域では、落葉樹林に稀に生えます。
根茎(パルプ)の形がエビの姿に似ていることから
名付けられました。
市域でも減少しています。
保護に、ご理解ご協力をお願いします。
「いなべ市の自然」(三重県いなべ市教育委員会)より
↑トリカブト
↑サワギク
黄色い花が咲きます。これから咲きます。
白い冠毛(かんもう)・綿毛が
ゴミのようにボロに見えることから、別名「ボロギク」
ボロギクの名前がつくのは他に
「ベニバナボロギク」「ダンドボロギク」
「ノボロギク」があるそうです。
ダンドボロギクのボロ状態↓
↑花山の四季 まさにボロギク より
教えてもらったときから気になっていたのが「ダンド」
これってもしかしたら・・・・
地元の愛知県段戸山で見つかったことから、
この名前がついたそうです。
地元の名前が出てくるとうれしいです。
名前についてWikipediaには次のように書いてありました。
和名は、食べると錯乱して走り回ること、
また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。
ナスのような紫の花が咲くとのこと。
実際に見たいと思いました。
カラスノエンドウ(カラス野エンドウ)と
スズメノエンドウ(スズメ野エンドウ)の中間である
カスマグサの話もしてもらいました。
鞘に入っている種の数が違うそうです。
カラスノエンドウが13、
カスマグサが4,
そしてスズメノエンドウは2。
この数を数えれば、どの植物か同定できるそうです。
カスマグサは以前に出会っていたぞと思い出し、調べました。
4年前に出会っていました。
ここでも道草 H25 4月の花々33 カスマグサ(2013年5月18日投稿)
報告のつづきは次の投稿で。
次が報告の最終回になりそうです。
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