20170521御池岳付近散策その3/達人たちと出会う
今日は5月22日。
前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。
御池岳の六合目に戻ってきました。
ここはカタクリ峠と呼ばれる場所。
カタクリの花を見ることはできませんでしたが、
実ができているのを見ました。
↑葉っぱだけのカタクリもありました。
葉っぱだけ出して太陽光を浴び、
球根にエネルギーを貯めているようです。
8年かけて花を咲かせるようです。
※参考:森でひろったメッセージ カタクリの花は咲くのに何年かかるか
この六合目で休憩している時に、達人たちに会いました。
まずは2人組。鉄砲で撃たれないように、
目立つオレンジの帽子をかぶった人とその連れの人。
オレンジ帽子の人はよく御池岳など
鈴鹿の山に入っている人のようでした。
この日、クマガイソウの群生を発見した話。
ヤマシャクヤク(ヤマシャク)の咲いている場所も教えてもらいました。
秋にはナメタケ採りに来るそうです。70歳!
連れの人は、こちらの地元の本宮山にもよく登られている人でした。
この2人の方からたくさんの話を聞いて、
御池岳の頂上をあきらめて、ヤマシャクを見に行くことに。
その時に4人ずれの人たちと出会いました。
この中にすごいご兄弟がおられました。
70歳前後!のご兄弟なのですが、お兄さんは昆虫に詳しく、
弟さんは植物に詳しい方でした。
この弟さんが企画した自然観察会に他の3人が参加していました。
そして図々しくも私たち4人も、
この自然観察会に飛び入り参加させていただきました。
その自然観察会で教えてもらったことを少しでも
このブログに書きとめようと思います。
前投稿で写真を載せたヒメレンゲ。
その名前を教えてくれたのもご兄弟でした。
ニリンソウ↓
ニリンソウは同じ場所から花が2つ咲くことから、
この名前がつきました。
しかし、同時に2つ咲くわけではなく、
時間差があります。
それがわかるのが、上の2枚の写真の下の写真。
1つの花がもう終わっていて、もう1つが今を盛りに咲いています。
↑ネコノメソウ
ここには3種類のネコノメソウが写っています。
↑ヤマネコノメソウ
「ネコノメソウ」と言われるのは、実ができた時のこの「黒」が
猫の黒目を想像させることからだそうです。
↑ホクリクネコノメソウ
↑ハナネコノメソウ
確かこう聞いたので書きました。
他にもミヤマネコノメソウが別の場所にあったぞと
教えてもらいました。
正確でなかったらまた言ってください。
責任は私です。
ネコノメソウはとにかく仲間が多い。
このサイトが参考になりました。
※PLANTSINDEX.COM ネコノメソウの仲間(完全編)
バイケイソウ↓
たくさんあったバイケイソウ。
花がたくさん咲く年と咲かない年があるそうです。
咲く年は数年に1度。
今年は咲かない年のようで、花芽を見たのは今回は2本だけ。
そのうちの1本↓
報告は次の投稿につづく。
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