東京での研修あれこれ2.オンラインとオフライン
今日は8月14日。
昨日は私が静岡県の山に行って、奥さんが留守番。
今日は奥さんが何と甲子園に行って、東邦高校の応援。
私が留守番です。
8月9日・10日は発達協会主催の
「2016実戦セミナー M ICTを用いた指導・支援」に参加しました。
6つの講義がありました。
最初の講義の大事なことを書きとめておきます。
講義の資料をそのまま書き写した(引用した)場合は茶色。
それ以外、自分で聞いたこと、思ったことを書く時は黒字。
これを基本で書いていきます。
こうやってブログにまとめることで、
講義の内容が自分の血や肉になってくれたらと思います。
【発達障害・知的障害のある子へのメディア・リテラシー/
爲川雄二(東北大学)】
〇新しい情報手段は最初は批判される ICTも?
・テレビ・・・大宅壮一「一億総白痴化」
・書き言葉・・・ソクラテス「人間の記憶力を衰えさせる」
※他にもソクラテスは書き言葉について述べています。
(ソクラテスは)対話を重んじ、話し言葉を生きた言葉、
書き言葉を死んだ言葉と考えた。
また、書き言葉は一度書かれてしまうと反論を許さない。
書き言葉は、知らない事も一度書かれてしまうと
まるで知っているかのように思い込む。
そして、それは誰の手に渡るかも分からない。
よって、書き言葉は、使ってはいけない、と説いた。
〇デジタル原住民とデジタル移民
・デジタル原住民
ー生来(せいらい)からデジタル機器に慣れ親しんだ世代
ー生活の一部にデジタル機器が当然存在する
・デジタル移民
-物心がついた後にデジタル機器を使い始めた世代
-デジタル機器は特別な存在
〇1980年と2010年の比較
・この2枚が紹介された
http://japan.digitaldj-network.com/archives/51626579.html
※1980年にはたくさんの機器が必要でしたが、
2010年にはiPhone1台ですむという話でした。
〇オンラインとオフライン
・本来の意味は、機器がネットワークに接続されているかいないか
・オンライン(コミュニケーション)
-ネットワーク経由の情報取得・情報発信
例)電子メール、SNS
・オフライン(コミュニケーション)
-ネットワークを経由せず直接会うこと
使用例)オフ会、オフミ
※「オフミ」?
調べたら「オフラインミーティング」の略でした。
〇インターフェイスの透明化
・インターフェイス(Interface)
-もともとの意味:人と機械の境界面
ー具体的には、人が行う入力操作と、
その入力に応じて機械が行なう出力(結果)で構成。
・一般的な道具:習熟することで透明性を獲得。
・ICT:技術力で透明性を実現(GUI)
→オンラインとオフラインの違いが不明確に
-パソコン操作ではなく、文書を直接書いているという錯覚
-SNSとオフラインの会話が同質であると錯覚
※「インターフェイス」がいまいちよくわからず。調べました。
この表現がいいかな?
コンピュータと人間を結びつけている仕掛け
引用:http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~hirai/text/cui.html
※「GUI」?
ここがわかりやすい!↓
ここを読みましょう。
※「GUI」によるインターフェイスの透明化がどのような事態を招くか?
次の投稿で書きます。
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