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2016年8月14日 (日)

東京での研修あれこれ1.URAWSS(ウラウス)

  

今日は8月14日。

  

8月9日・10日に東京に行って研修会に参加しました。

その研修会も十分収穫ありですが、

その他にも東京での収穫は大きかったです。

2日間のことはこのブログに書き留めておこうと思い、

今日から始めます。タイトルは「東京での研修あれこれ」としました。

  

さあ、何から書こうか。

  

この夏休みにやっておきたいこと(夏休みの宿題)の一つに、

読字障害・書字障害を見極める方法を知ることがありました。

その宿題に関する情報をもらいました。

小川修史先生(兵庫教育大学大学院学校教育研究科)の資料に

載っていて、 坂井聡先生(香川大学)の講座の中で出てきました。

  

小川先生の資料の引用

  

URAWSS (東大先端研が開発)

小学生の読み書き速度を評価し、

読み書きが苦手な子ども達に

支援技術等を活用した支援を行うために作成。

・学習の遅れの可能性を予測

・早期に対策を講じることが可能

 

読みの速度が遅い

・理解が不十分なままに教科書の学習が進んでいく可能性

 

書きの速度が遅い

・黒板を全部写す前に先生が消してしまう

・試験の途中で時間切れになってしまう

(こころソースブック出版会より引用)

  

 

ラストに引用元があったので、さっそくチェックしました。

こころソースブック出版会 ウラウス

Photo 2013年7月に発刊したようです。

  

このサイトに、こんな説明がありました。

  

そこで読み書きの速度を知ることで、

学習の遅れの可能性を予測し、

できるだけ早く⼦ども達に応じた対策を

講じることができると考えました。

URAWSS は、読み書き障害の診断を

主たる⽬的とするものではありません。

読み書きの遅さが明らかにされても、

治療教育や訓練ではその回復に時間がかかるため、

⼦どもが学習に遅れて⾏く現状に変わりはありません。

そこで、読み書きの遅さの結果を分析することで、

読み書きの困難さがどこから来ているのかを明らかにし、

⽀援技術の活⽤や教科書のデジタル化など、

すぐに⼦どもの読み書きを⽀援できる⽅策に

結びつくような結果の解釈を⾏います。  

   

そうなんです。

診断は後回しでいいのです。

今の子どもの現状を知って、対策を立てなくてはなりません。

  

この当時、「kintaのブログ」という

「特別支援教育,AT,AAC,コミュニケーション支援」

について書いているブログでも取り上げていました。

kintaのブログ 小学生の読み書きの理解 URAWSS ウラウス

(kintaさん・・・pp団のフェイスブックをのぞきに行くと、

よくお見かけします)  

ちゃんとkintaさんも目をつけています。

実際にURAWSSを使ってみた報告をどこかで見つけたい。

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