東京での研修あれこれ1.URAWSS(ウラウス)
今日は8月14日。
8月9日・10日に東京に行って研修会に参加しました。
その研修会も十分収穫ありですが、
その他にも東京での収穫は大きかったです。
2日間のことはこのブログに書き留めておこうと思い、
今日から始めます。タイトルは「東京での研修あれこれ」としました。
さあ、何から書こうか。
この夏休みにやっておきたいこと(夏休みの宿題)の一つに、
読字障害・書字障害を見極める方法を知ることがありました。
その宿題に関する情報をもらいました。
小川修史先生(兵庫教育大学大学院学校教育研究科)の資料に
載っていて、 坂井聡先生(香川大学)の講座の中で出てきました。
小川先生の資料の引用
URAWSS (東大先端研が開発)
小学生の読み書き速度を評価し、
読み書きが苦手な子ども達に
支援技術等を活用した支援を行うために作成。
・学習の遅れの可能性を予測
・早期に対策を講じることが可能
読みの速度が遅い
・理解が不十分なままに教科書の学習が進んでいく可能性
書きの速度が遅い
・黒板を全部写す前に先生が消してしまう
・試験の途中で時間切れになってしまう
(こころソースブック出版会より引用)
ラストに引用元があったので、さっそくチェックしました。
このサイトに、こんな説明がありました。
そこで読み書きの速度を知ることで、
学習の遅れの可能性を予測し、
できるだけ早く⼦ども達に応じた対策を
講じることができると考えました。
URAWSS は、読み書き障害の診断を
主たる⽬的とするものではありません。
読み書きの遅さが明らかにされても、
治療教育や訓練ではその回復に時間がかかるため、
⼦どもが学習に遅れて⾏く現状に変わりはありません。
そこで、読み書きの遅さの結果を分析することで、
読み書きの困難さがどこから来ているのかを明らかにし、
⽀援技術の活⽤や教科書のデジタル化など、
すぐに⼦どもの読み書きを⽀援できる⽅策に
結びつくような結果の解釈を⾏います。
そうなんです。
診断は後回しでいいのです。
今の子どもの現状を知って、対策を立てなくてはなりません。
この当時、「kintaのブログ」という
「特別支援教育,AT,AAC,コミュニケーション支援」
について書いているブログでも取り上げていました。
kintaのブログ 小学生の読み書きの理解 URAWSS ウラウス
(kintaさん・・・pp団のフェイスブックをのぞきに行くと、
よくお見かけします)
ちゃんとkintaさんも目をつけています。
実際にURAWSSを使ってみた報告をどこかで見つけたい。
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