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2016年8月12日 (金)

「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その7/やけどの皮膚の色が着色された写真

  

今日は8月12日。

  

 

前投稿に引き続き、昨年の8月6日放映の

「NHKスペシャル きのこ雲の下で何が起きていたのか」

の聞き書きをしていきます。

   

ナレーター:フラッシュバーンの苦しみを

  目の当りにした人がいました。

  セーラー服姿で写っていた河内光子さんです。

  右側に写る男性、娘の河内さんに探しに来た父親でした。 

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  屋外で被爆して、大やけどを負い、手は腫れ上がっていました。

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  河内さんが父親に声をかけ、何気なく腕をつかんだ時、

  腕の皮がむけてしまったのです。

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河内さん:ズーッとむけたんです。

  手ですわ。皮がね。見たらベチャベチャですわ。

  それで(皮を)道の端っこへ捨てました。

  ウェ~と言って。

  「痛い?」と聞いたら「聞くな!」と怒られて。

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ナレーター:写真に写る皮膚の色を原田医師の監修で再現します。

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  写真には激しい痛みに苦しむ姿が、写しだされていたのです。

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やけどの皮膚の色を着色する。

こうすることで、その時の悲惨な状況が伝わる。

こう考え、実行したNHKがすごいなあと思いました。

「聞くな」と怒ったお父さんの気持ちがよくわかります。

  

まだ続くけど、次は違うネタです。

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