日めくりより 「刺身」の語源/ホームズのモデル
今日は7月19日。
日めくりより。
「切り身なのになぜ『刺身』なのか?」
こうやって疑問に思えることがいい。
何度も「刺身」と聞いてきたのに、
今まで疑問に思いませんでした。
上の説もありますが、語源由来辞典では否定していました。
ここでは、日めくりの後半の説を重視していました。
「切る」という言葉を忌み嫌うのは、武家社会での話でした。
刺身室町時代から見られる言葉だそうです。
次の日めくりも面白かったです。
「シャーロック・ホームズのモデルは?」
つまりワトソンのモデルがドイルと言うことでしょうか?
「シャーロック・ホームズ ジョセフ・ベル」で検索すると
いろいろなサイトにヒットします。
次のサイトから引用します。
シャーロック・ホームズのモデルとなった人物。
エディンバラ大学の医学部主任教授で、ドイルの師である。
鼻が高く端正な顔立ちで、人を射るような灰色の目をしている。
体は痩せていて細く、角張った肩、そして落ち着きのない歩き方をし、
声は甲高くて耳障りなほどだった。
ベル教授は外科医として優れた腕を持っていただけでなく、
患者に対する観察力が極めて優れていた。
ベル教授が学生達の前で普通の服を着た外来の患者を診察した所、
軍隊勤務をしていた事、除隊してから間もない事、
任官将校だった事、スコットランド高地連隊に所属していた事、
西インドのバルバトス諸島に駐屯してた事などを次々と言い当てた。
そして、ベル教授は学生達に向って説明をする。
「この患者は立派な感じの人であったが、帽子を取らなかった。
軍隊では脱帽しないからだ。しかし除隊してから長かったら、
普通の市民の作法通り帽子を取ったはずである。
態度には威厳があり、明らかにスコットランド人。
この患者の病症は像皮症だが、これは西インド諸島に特有のもので、
我が英国に生ずる病ではない」…と。
こうしたベル教授が患者を診察する際に披露する独特の推理や、
その学識にドイルは強く魅かれ、彼から多くの事を学んだ。
ホームズがワトスンと握手をしただけでアフガン帰りを見抜く場面や、
ホームズが依頼人を見てその職業等を言い当てる場面などは、
このベル教授が患者に対して実際にやっていた事なのである。
コナン・ドイルとジョゼフ・ベルの運命的な出会いが、
不朽の名探偵・シャーロック・ホームズを生み出したのである。
ラスト2行がいいですね。
ちなみにジョセフ・ベルの写真もサイト上にはありました。
神津仁の名論卓説 「A doctor’s touch ~医の道は日本も世界も変わらない~ Ⅰ」
このサイトに載っていた写真を転載します。
左がドイル、右がジョセフ・ベル。
このサイトに載っていたお話も面白かったです。
ジョセフ・ベルが初めて?見る女性のことを次々に言い当てていきます。
ドイルはいい人に出会いました。
Wikipedia によると、ジョセフ・ベルは
モデルとされていたことに気づいており、
それを誇りに思っていたそうです。
朝からいい勉強ができました。
さあ、今日も1日動くぞ。
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