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2016年4月10日 (日)

真田丸シリーズ15.逸話「汁かけ飯」

  

今日は4月10日。

  

元同僚の先生から聞いた話を載せておきたいです。

  

北条氏政が汁かけ飯を食べるシーンが、

大河ドラマ「真田丸」では出てきます。

私は知りませんでしたが、あれは逸話に基づいていたのですね。

どのような逸話なのかをyoutubeで見ることができます↓

Photo  

映像が始まって3分35秒後くらいから聞き書きしてみます。

  

北条氏政といえば、軍記物に見られる

「汁かけ飯」の逸話が有名である。

小田原北条氏3代当主の氏康とその嫡男の氏政が、

小田原城内で一緒に食事を取っていた時のことである。

氏政は飯に汁をかけて食べようとするのだが、

かける分量をうまく見積もれず、

食べてはかけてを繰り返していた。

それを見た氏康が

「飯にかける汁の量も測れんとは、

わしの代で当家も終わりか」

と嘆いたという話である。

自分が食べる飯の(汁の)適量もわからないのに、

どうして戦の采配や政治がうまくできるのかという意味です。

氏康に比べて、はるかに器の小さい氏康を現すエピソードです。

長期展望に欠ける氏政を揶揄した話だが、

よく考えれば、氏政の慎重さを物語っている逸話でもある。

  

   

では大河ドラマの第何話で汁かけ飯が出たかというと・・・

第1話から出ていました。

真田丸こぼれ話 「北条氏政の汁かけ飯」

そして2月28日放映の「真田丸⑧調略」でも登場。

その映像はここでも見られます↓

最初の汁かけ飯のシーンが第1話。

2回目のシーンが第8話ですね。

  

聞き書きしてみました。

旧武田領を攻めた時の話です。

  

<北条家臣 板部岡江雪斎>

 この勢いをもってすれば、上杉はおろか

 徳川も、ものの数ではありますまい。

<北条氏政>

 先を急ぐな。

 食べる分だけ汁をかける。

 少しずつ、少しずつ。

 わしの食べ方じゃ。

 北条の国盗り。

 ゆっくり味わおうじゃないか。

  

以上です。

三谷幸喜さんの解釈でできた台詞です。

「国盗り」という言葉も懐かしい。

かつての大河ドラマ「国盗り物語」を思い出します。

勉強になったぞ。

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