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2016年3月29日 (火)

6分前に想像できない災害

 

今日は3月29日。

   

映像を一つ紹介します。

  

今年の3月11日は、東日本大震災から5年。

何か子どもたちに伝えたいと思いました。

何かいい資料はないかと探しました。

  

ひとつありました。


YouTube: JAPAN TSUNAMI 2011

(今晩見ると、映像に何か「CLICK HERE」の幕が

 映像にかぶさっていて見えにくい。消せないのかな)

 

※上記の動画は現在見ることができません。

他を探しました。

ここで同じ動画を見ることができます。

(2018年2月7日記)

 

避難することの難しさを知った映像です。

東日本大震災直後の映像です。

川は最初は静かです。

堤防の近くの道路を車が行き来していました。

しかし映像が始まって6分後に、辺りは大きく変わってしまいます。

6分前にそれを想像できるかどうか?

私は想像できませんでした。

  

「きっとたいしたことはない」(と思いたい)

「みんな車で走っているくらいだからきっと大丈夫」(と思いたい)

「少しくらい波が高くても堤防があるから大丈夫」(と思いたい)

そう思いたい脳を無視して避難できるか?

まずは危険な場所から逃げる必要性を感じる映像でした。

  

私は3月11日にこの映像を子どもたちに見せました。

タブレットに映し、それを大型テレビに映しました。

画像の下の”JAPAN TSUNAMI 2011”の文字は

見せませんでした。

映像をスタートさせてすぐに一時停止。

この映像が地震直後の映像であることを知らせ、

「ここでどのようなことが起こると思う?」と聞きました。

6分後の変化に子どもたちは驚いていました。

視聴後は、

「最初の状況で、みなさんは逃げますか?」

と聞きました。

皆さんならこの映像でどんな授業をしますか?

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