幸運にも今年度は縁があった 5回目のiTab塾
今日は2月28日。
2月9日に地元市で、iTab研の人たちの話を聞くことができました。
平成27年度になってiTab研のことを知って、
これが5回目の勉強をする機会です。
平成27年度、幸いにも縁のあった人たちです。
今回の研修会で勉強になったことをまとめます。
〇「自立」へ向かえるようにする支援とは
必要な時に適宜助けを求められながらも、首尾よく成し遂げられる環境の中で
物事を成し遂げ、豊かな生活を送ることを支えること。
決して「言われたことの通りに物事をこなすことができる」という、
体良く「従う」ことへ向かう支援ではない。
〇教育しているつもりに陥ってしまう「言語指示多投」の罠
〇支援する側は教材をたくさん作って、あとは黙る。
子どもは決して「従わせる対象」ではない。
子どもは自ら学び続ける主体である。
〇「叱らない支援」は本当に合っているのか?
「叱らない。でも、ゆずらない支援」
そのために必要なのが、実態を的確に把握すること
自ら動ける環境設定があること
提案し、交渉すること
〇だから大切なのは
人による直接の指示で動けるようになるだけでなく、
道具を活用して、自分で判断して動けること
〇障害者差別解消法では、
不当な差別的取り扱いは禁止
合理的配慮の不提供も禁止
ただし、合理的配慮については過重な負担とならないこととなっています。
※このことについては、2014年に初めて勉強しました。
ここでも道草 平成28年度から施行される「障害者差別解消法」(2014年7月30日投稿)
※昨年7月のiTab塾でも詳しく教えてもらっています。復習しておこう。
ここでも道草 7月29日/iTadを持って研修に参加その4(2015年7月30日投稿)
〇iPadを使ってみて・・・
TV等への接続は、電子黒板より非常に手軽。
iPadを使う授業は、子どもらの期待感がアップ。
教師が思っていた以上の力を発揮する。
視覚支援、不安感の解消によいツール。
※「教師が思っていた以上の力を発揮する」は案外重要。
まだまだ教師はiPadを理解していない。
とにかく使ってみることだという示唆だと思う。
※iPadのプレゼンアプリkeynoteで作った券売機を見せてもらう。
練習が本番に生きる出来栄えであった。
※keynoteでいろいろ作ることはやってみたい。
そしたらiPadの使い道がもっと増える。
※「内言語」という言葉について
子どもの実態を説明するときに「内言語は豊富」とあった。
内言語とは?
調べたら次のように書いてあった。
「内言語(内言:inner speech)とは、
声や文字としてあらわされない言語のことをいう。
主に考えているときや何かを読んでいるときに用いられる
思考の道具のようなもので、苦しんでいるときに
自分の内面へ話かけるときにも使用される。
愉しいときは身体が外側に向いている(発散的な構えでいる)ので、
内言語を用いることがない。」
特別支援学級担任だと知っておくべき言葉です。
以上が勉強したことのまとめです。
タブレット端末がまだまだ普及していない地区で、
タブレット端末の活用方法、可能性の話をしてもらったのは、
いいことだと思いました。これからのことが見えたのではないでしょうか。
そして今の勤務市の実態を再確認したと思います。
タブレット端末はいいということはわかったけど、
実際学校にはタブレット端末が整備されていないという実態です。
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