土の匂いがプンプンしていました
今日は2月28日。
近所の家屋が取り壊されました。
家を新築するために、全て壊されました。
昨日まで3日かかりました。
昨日も一日重機が動いていました。
家屋が撤去された後には土が残りました。
今朝の写真です↓
今朝は匂わなかったのですが、昨日は土の匂いがプンプンでした。
何十年もずっと家屋の下にあった土が、
家屋が撤去されたことで表面に出現して活性化されたのでしょうか。
ちょうど市の図書館から借りた本の中にあった
この本が当てはまりました↓
「つちたち」
(ミロコマチコ 作・絵/学研プラス)
土ごとに意識があり、飛び跳ねたり、踊ったり、
歌ったりもします。
雪が積もって少し落ち着きますが、雪がなくなれば再び活動開始。
それが恐竜が生きていた時代からの土の営み。
この絵本に出てくる元気な土たちを見ると、
近所の久々表に出た土たちが、元気よく動き回って
匂いをプンプンさせたように思えます。
土の匂いの正体は?
調べました。
ここが参考になります。
読んで面白かったです
少し引用します。
この土のにおいの正体は、ジオスミンという化学物質で、
英語のつづりは「Geosmin」。
「geo」は「地球の」という意味で「smin」は「smell」、
つまり「におい」だから、とても分かりやすいネーミングだ。
ジオスミンを作っているのは、土の中にすんでいる、
放線菌というバクテリアである。
放線菌は、枯れて腐った植物の残りかすを栄養にするバクテリアで、
土の中では最も数が多いらしい。
放線菌の中で作られたジオスミンは、菌が死んで分解すると、
土の中に漏れ出てくる。これが水分と共に蒸発することで、
湿った土、雨上がりの地面から土くささが漂ってくる、というわけ。
「ジオスミン=土のにおい」
ね、面白そうでしょ。
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