腸内細菌5.「腸内フローラ」聞き書き4.老化防止
今日は6月17日。
16日の投稿の続きで、2月22日放映の
「NHKスペシャル 腸内フローラ解明!驚異の最近パワー」
からの聞き書きです。
今回は老化防止の話。
ナレーター:
藤田保健衛生大学の松永佳世子さん。
腸内細菌が作る物質が、肌の若さを保つことを実証しました。
これがその細菌。
女性ホルモンに似た「エクオール」という物質を出します。
実験では、更年期の女性にエクオールを飲んでもらい、
追跡調査をしました。
すると、エクオールを飲んだ人は、しわが浅くなっていったのです。
こちらがしわの画像。
確かに改善しています。
腸内細菌が作るエクオールが、
肌のハリを保つコラーゲンを増やしたと考えられています。
松永先生:
コラーゲン、線維芽(せんいが)細胞が作り出すものなんですけれども、
コラーゲンの働きを上げて、肌のハリを深いところで与えるようなものが、
増えてくるということは考えてもいいんじゃないでしょうか。
新たな発見ですね。
ナレーター:
さらにエクオールには、更年期の女性を悩ます顔のほてりや、
骨密度の低下を防ぐ力も報告されています。
腸内でさまざまな物質を作り出す百兆匹以上もの菌。
それは、私たちの美容と健康を保つ上で、
欠かすことのできない存在だったのです。
ゴードン博士:
腸内フローラは、私たちの体の一部といっても良い重要な存在です。
腸内フローラは、まるで私たちの臓器のひとつのように働いているのです。
シワにまで、腸内細菌の影響が及ぶのですね。
まだまだ続く。
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