「空」の名前のいわれ/運良く生き残った酒屋の話
今日は2月7日。
午前中は、地区の講演会に出席しました。
演題「酒づくりにかけた人生」
講師 関谷醸造会長 関谷徹氏
関谷醸造と言えば、「空」です。
この「空」の誕生話を聞きました。
それまで造っていたお酒が、
世間では決して美味しいお酒ではないことに気がついた関谷氏が、
勉強して、設備を整えて、おいしいお酒を造りました。
その時に、大学の後輩が酒屋を開くことになり、
関谷さんのお酒を売りたいと言ってきたそうです。
昭和59年のことだそうです。
その後輩のお店の名前が「空」
なので、「空」という名前がついたそうです。
「空」はなかなか手に入らないことで有名です。
会長である関谷さんは言いました。
「たくさん作っています。月に14万本は造っています。
それが何処に行ってしまうのかはわかりません。
申し訳ないです。」
関谷さんが、今回頂いたテーマはちょっと違うので、
サブタイトルをつけたいと言っていました。
そのサブタイトルが良かったです。
「運良く生き残った酒屋の話」
これは、今日の話にピッタリだと思いました。
酒屋の数はどんどん減少しているそうです。
平成15年に2700店(全国)だった酒屋さんが、
平成25年には1236店に減少したそうです。
全国にそれだけ?と心配になるほどの数です。
しかしコンビニとかの酒を売る店が数えられていないので、
こんなものなのでしょう。
身近な酒屋さんの様子を見ても、その衰退は感じます。
関谷醸造は生き残ったお店。
それは「空」が売れたからです。
その「空」が今でも売れるのは、「運がいい」からでしょうか。
勉強をして投資しても、うまくいかなかった酒屋さんもきっとあった思います。
やっぱり関谷醸造は運が良かったのでしょう。
サブタイトルにそんな気持ちが込められています。
運も大事。
運を生かして関谷醸造さんは今まで成功したと思います。
う~ん、不遜にも書くと、
最近、自分にも「運」が来ているように思います。
これを生かしたいと思います。
どう生かしていけばいいんだ?
そんなことを最近悩みます。
でもね、結局はやるしかない。
精一杯やるしかない。今できることを。そこはぶれないでいこう。
そうすれば「運」が去っても、仕方ないと思えるし、
次に「運」が来た時に、力を発揮できる蓄えをすることができます。
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