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2015年1月26日 (月)

他の学校の現教研修会で村上先生の話を聴く

  

今日は1月26日。

  

今日は勤務校の3人の先生と一緒に、

同じ市内の他の学校の現職教育研修会に参加しました。

勤務校にも相手校にも迷惑をかけますが、お願いしました。

すでに部屋に対して参加人数がいっぱいだったようですが、

工夫して4人分の席を用意してくれました。感謝。

  

村上公也先生のお話を2時間聴くことができました。

    

今までにも聞いた話もありました。

何度も講座に参加するとそういうことはあります。

でもね、それは心地がいいんです。

その話が体に染み込んでいくようなのです。

1回聴いただけでは、まだまだ血や肉にはなっていないところが、

じわ~っと体に溶け込んでくるんですね。

新しい気づきもあります。

「お、今日は新しい話が加わったぞ」

「そうか、この実践には、こんな意図があったんだ」など。

再認識するところもあります。

「そうだった、この前もそう言っていたのに忘れていた」

「やろうと思っていたのにやっていなかった。今度こそやろう」

「やっぱりこの実践はいい」など。

ほめ方を村上先生は実際にやって見せてくれます。

生で見ることで、あらためていいなと思い、記憶に深く焼き付きます。

ほめる時により鮮明にイメージとして浮かぶことでしょう。

生(なま)の良さです。

    

最初の話は「ローテーションカード」の話でした。

1年ほど前は、このやり方にはあまり興味が持っていませんでした。

今年度の2学期にクラスの人数が増えて、学年も増えて、

どう教えていいかなかなか定まりませんでした。

そんな時の9月の講座はタイムリーでした。

ローテーションカードの特集でした。

今の学級で効果があるのではと思って実行に移しました。

それ以後、今までも継続してやっています。効果を感じます。

  

今日の講座でも、最初はローテーションカードの話でした。

実践後に聴くと、また違います。

子どもの意欲を高める手立てが気になります。

継続してやってくると、その課題に直面するからです。

答えが「5」の時に、他の言葉(たとえば”ごはん”)を

言わせてみようかなと思いました。

教師が「スタート」と言ったり、結果を黒板に書いたりしていたけど、

そろそろ役割分担してもいいなと思いました。

  

同じような話を聴いても、その時に課題になっていることに関連する内容に、

ピピっと来るのでしょう。

村上先生は迷惑かもしれません。

今回も村上先生が手品を見せる時には、

タネは明かさんといてねと言葉をかけられました。

もちろん!

あの手品の感動を、他の先生から奪うつもりはありません。

  

  

今回印象に残ったことを、書き記しておきます。

  

「授業が一番大事 授業が良ければOK」

※子供と直接関われるのは、授業。そこを大事にしようという呼びかけ。

 基本です。

 ふだんの生活でのさまざまなインプットも、

 いつかやりたい授業のためだと思っています。

 教師は授業という素晴らしい劇場があるんだと思いたい。

 発表の機会があるのは幸せなことですよ。うん。

  

 

「子どもが何度も思い出したくなるような授業・場面を、

 どれだけ作ってあげるかが教育の意味」

※それは子どもに影響があった証拠。影響は残したいね。

 自分との間に何も思い出すことがない状況は寂しい。

  

  

「先生というのは、常に創意工夫をしていかんといかんねん!」

※方言はこれでいいのかな?

 村上先生の最もいいところはこの言葉で表されているところです。

 最初の講座でそう思いました。アイデア勝負なのです。

 迫力がなく子どもを動かせなかった自分に、

 アイデアを一生懸命考えて実践すればいいと

 シンプルに思わせてもらいました。

※参考:ここでも道草 11月24日の講座4/「その気」になりにくさが障害の本質(2013年12月1日投稿)

  

「子どもに聞く耳を持たせたら楽です」

※この発想は、土作彰先生から初めて教えてもらったよなあ。

 興味を持たれる教師になりたいね。

 そのためには好奇心いっぱいの先生になろうと心がけてきました。

 

 

 

「ほめる練習はミラー練習」

※う~ん、まだやったことがない。でも今回はやろうと思えました。

 そのタイミングなのでしょう。家では恥ずかしくてできないけど、

 晩の学校ならできるなあ。そのためには教室に鏡を用意しよう。

 それがまず第1歩。

  

「感激ほめ」

※タメを作ってほめる。何度も聴いた話ですが、

 今回は「タメ」の部分が強く印象に残りました。

 今なら意識してできる時なのかもしれません。やれそうです。

  

「うわさほめ」

「背中で子どもまでの距離を感じ、

 その子に届く声量で話す感覚が教師には必要。

 その感覚がない人は教師はやらないほうがいい。

 教師にとって必要な感覚なので」

※いつも思っていることが大事なんだと思います。

 子どもをどうにかしたい、良い方向に伸ばしたい、

 そう思っていたら、アイデアが浮かび、どう動いたらいいかまで浮かびます。

 その教師のやる気が、感覚を研ぎ澄ませると思います。

   

  

結論は、やっぱりアイデアなのです。

今一度自分のずっと思ってきた信条を書いておきたい。

 

 教師はアイデアと根気、そして笑顔

  

  

村上先生の講座は、この自分の信条をすごくバックアップしてくれます。

今日もいい勉強ができました。

うれしくて、ちょっと贅沢して

スーパードライプレミアムの500mlを買ってきて飲みました。

いい体験をしたことを、確認したくて飲みました。(なんだそれ?と言われそう)

2月に再び村上先生は私たちの市に来ます。

楽しみです。

飛び入り授業を見るチャンスもあります。

この機会を逃したくないです。

そして2月28日にはこの講座。皆さんどうですか?

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Epson546  

もう定員がいっぱいになりそうですよ。

私はすでに申し込み、お金も振込みました。

コメント

先生方がみんな、熱心に聞いていただいたので、ありがたかったです。ついつい、こちらも熱く語ってしまいまいました。
また、2月9日、10日と豊川市でお世話になります。全力投球でいきたいと思います。9日は夜の会も楽しみです。
多くの方にキミヤーズ塾に参加してほしいと思います。よろしくお願いしたします。

全力投球!楽しみです。
よろしくお願いします。

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