他の学校の現教研修会で村上先生の話を聴く
今日は1月26日。
今日は勤務校の3人の先生と一緒に、
同じ市内の他の学校の現職教育研修会に参加しました。
勤務校にも相手校にも迷惑をかけますが、お願いしました。
すでに部屋に対して参加人数がいっぱいだったようですが、
工夫して4人分の席を用意してくれました。感謝。
村上公也先生のお話を2時間聴くことができました。
今までにも聞いた話もありました。
何度も講座に参加するとそういうことはあります。
でもね、それは心地がいいんです。
その話が体に染み込んでいくようなのです。
1回聴いただけでは、まだまだ血や肉にはなっていないところが、
じわ~っと体に溶け込んでくるんですね。
新しい気づきもあります。
「お、今日は新しい話が加わったぞ」
「そうか、この実践には、こんな意図があったんだ」など。
再認識するところもあります。
「そうだった、この前もそう言っていたのに忘れていた」
「やろうと思っていたのにやっていなかった。今度こそやろう」
「やっぱりこの実践はいい」など。
ほめ方を村上先生は実際にやって見せてくれます。
生で見ることで、あらためていいなと思い、記憶に深く焼き付きます。
ほめる時により鮮明にイメージとして浮かぶことでしょう。
生(なま)の良さです。
最初の話は「ローテーションカード」の話でした。
1年ほど前は、このやり方にはあまり興味が持っていませんでした。
今年度の2学期にクラスの人数が増えて、学年も増えて、
どう教えていいかなかなか定まりませんでした。
そんな時の9月の講座はタイムリーでした。
ローテーションカードの特集でした。
今の学級で効果があるのではと思って実行に移しました。
それ以後、今までも継続してやっています。効果を感じます。
今日の講座でも、最初はローテーションカードの話でした。
実践後に聴くと、また違います。
子どもの意欲を高める手立てが気になります。
継続してやってくると、その課題に直面するからです。
答えが「5」の時に、他の言葉(たとえば”ごはん”)を
言わせてみようかなと思いました。
教師が「スタート」と言ったり、結果を黒板に書いたりしていたけど、
そろそろ役割分担してもいいなと思いました。
同じような話を聴いても、その時に課題になっていることに関連する内容に、
ピピっと来るのでしょう。
村上先生は迷惑かもしれません。
今回も村上先生が手品を見せる時には、
タネは明かさんといてねと言葉をかけられました。
もちろん!
あの手品の感動を、他の先生から奪うつもりはありません。
今回印象に残ったことを、書き記しておきます。
「授業が一番大事 授業が良ければOK」
※子供と直接関われるのは、授業。そこを大事にしようという呼びかけ。
基本です。
ふだんの生活でのさまざまなインプットも、
いつかやりたい授業のためだと思っています。
教師は授業という素晴らしい劇場があるんだと思いたい。
発表の機会があるのは幸せなことですよ。うん。
「子どもが何度も思い出したくなるような授業・場面を、
どれだけ作ってあげるかが教育の意味」
※それは子どもに影響があった証拠。影響は残したいね。
自分との間に何も思い出すことがない状況は寂しい。
「先生というのは、常に創意工夫をしていかんといかんねん!」
※方言はこれでいいのかな?
村上先生の最もいいところはこの言葉で表されているところです。
最初の講座でそう思いました。アイデア勝負なのです。
迫力がなく子どもを動かせなかった自分に、
アイデアを一生懸命考えて実践すればいいと
シンプルに思わせてもらいました。
※参考:ここでも道草 11月24日の講座4/「その気」になりにくさが障害の本質(2013年12月1日投稿)
「子どもに聞く耳を持たせたら楽です」
※この発想は、土作彰先生から初めて教えてもらったよなあ。
興味を持たれる教師になりたいね。
そのためには好奇心いっぱいの先生になろうと心がけてきました。
「ほめる練習はミラー練習」
※う~ん、まだやったことがない。でも今回はやろうと思えました。
そのタイミングなのでしょう。家では恥ずかしくてできないけど、
晩の学校ならできるなあ。そのためには教室に鏡を用意しよう。
それがまず第1歩。
「感激ほめ」
※タメを作ってほめる。何度も聴いた話ですが、
今回は「タメ」の部分が強く印象に残りました。
今なら意識してできる時なのかもしれません。やれそうです。
「うわさほめ」
「背中で子どもまでの距離を感じ、
その子に届く声量で話す感覚が教師には必要。
その感覚がない人は教師はやらないほうがいい。
教師にとって必要な感覚なので」
※いつも思っていることが大事なんだと思います。
子どもをどうにかしたい、良い方向に伸ばしたい、
そう思っていたら、アイデアが浮かび、どう動いたらいいかまで浮かびます。
その教師のやる気が、感覚を研ぎ澄ませると思います。
結論は、やっぱりアイデアなのです。
今一度自分のずっと思ってきた信条を書いておきたい。
教師はアイデアと根気、そして笑顔
村上先生の講座は、この自分の信条をすごくバックアップしてくれます。
今日もいい勉強ができました。
うれしくて、ちょっと贅沢して
スーパードライプレミアムの500mlを買ってきて飲みました。
いい体験をしたことを、確認したくて飲みました。(なんだそれ?と言われそう)
2月に再び村上先生は私たちの市に来ます。
楽しみです。
飛び入り授業を見るチャンスもあります。
この機会を逃したくないです。
そして2月28日にはこの講座。皆さんどうですか?
もう定員がいっぱいになりそうですよ。
私はすでに申し込み、お金も振込みました。
先生方がみんな、熱心に聞いていただいたので、ありがたかったです。ついつい、こちらも熱く語ってしまいまいました。
また、2月9日、10日と豊川市でお世話になります。全力投球でいきたいと思います。9日は夜の会も楽しみです。
多くの方にキミヤーズ塾に参加してほしいと思います。よろしくお願いしたします。
投稿: 村上公也 | 2015年1月27日 (火) 17:57
全力投球!楽しみです。
よろしくお願いします。
投稿: いっぱい道草 | 2015年1月28日 (水) 04:46