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2014年12月19日 (金)

季語「寒雀」に出会えた自転車通勤

  

今日は12月19日。

   

12月18日、昨日はこの辺りでも雪でした。

自転車通勤で行こうと前の晩から決めていました。

  

自転車に乗って、路面が凍っていないか確認しながら、

ソロリソロリとスピードを上げていきました。

 

その時の写真です。

  

Rimg6687

Rimg6688 ↑この道、自転車は3台目でした。

  

  

Rimg6689 ↑朝は少々朝焼けでした。

朝は雲が晴れませんでした。

  

  

Rimg6691 ↑この道は、自動車には見事に先を越されましたが、

自転車では一番乗りでした。

この道では、たくさんのスズメにお出迎えされました。

  

Rimg6702 ↑この多さはなぜ?

ガードレールの上にもスズメがいっぱい。

  

私が歩いて近づいてもなかなか逃げませんでしたが、

「もしかしてスズメの中を歩けるかな?」と期待させたところで、

パパッ、パパッ、パパッと飛び立っていきました。

Rimg6707

最後の一羽を撮影してみました↓

Rimg6711   

  

このスズメはそれほどではありませんでしたが、

ふっくら膨らんだスズメを、写真を見ていると見つけます。

Rimg6703   

寒さから身を防ぐために、羽毛を膨らませているそうです。

  

「寒雀(かんすずめ)」という季語があるそうです。

↓このサイトから引用します。

原野の言霊 寒雀(かんすずめ)

  

寒雀は季語にもなっている。

大寒の頃のスズメはふとって、やけに元気に見える。

そんなところから冬の季語になったらしい。

また全身の羽毛を膨らませている様から「ふくら雀」ともいう。

俳句や短歌に登場するから記憶にある人も多かろう。

一方で、寒雀といえば焼き鳥の最上級の呼び名であった。

最近は焼き鳥にスズメを使うことはほとんどないが、

昔はスズメが焼き鳥の定番であった。

なかでも寒雀は肉に脂が乗っていて、最もおいしいと、人気であったとか。

いつ頃からなのだろうか、スズメが焼き鳥屋さんから消えてしまったのは。

きっと何か理由があったに違いない。スズメの数が少なくなったせいかもしれない。

   

勉強になりました。

どんな俳句があったのだろうと思って調べました。

  

この句が良かったです。

  

二羽となりて身細うしけり寒雀     臼田亜波 「白道」

  きごさい 寒雀より

  

上の1羽のみのスズメの写真。

その写真を撮る直前まで、もう1羽いました。

その時の情景が浮かんでくる句でした。

  

  

  

結果的に、「寒雀」という季語に出会えた自転車通勤でした。

コメント

スズメ!可愛いですね。鳥マニアとしてはたまりません。とっても寒くて羽毛を膨らませ寒さを凌いでいるのは、傍目から見ると可愛らしいけれど、厳しい冬を生きるための術なんですよね。うちの文鳥も同じく。

しーさん、コメントをありがとうございます。
ふっくらした雀はかわいいと思って見ましたが、
そうでもしていないと寒さを切り抜けられないのですね。
小さいですから、寒さも身にしみることでしょう。
文鳥も?
その写真って、かつてブログに載せましたか?
載せたとしたら、すみません、見逃しています。
見たいなあ。

いっぱい道草さん
では、近々うちの愛鳥のモフ写真(笑)を載せますね!

それはありがたいです。
楽しみにしています。

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