キユーピーその5/キユーピーの創業
今日は6月14日。
3月13日放映の
「カンブリア宮殿 かぜ薬から牛丼のタマゴまで・・・
技術で挑む異色食品メーカー キユーピーの秘密」より。
キユーピー創業について。
創業者は中島薫一郎(なかしまとういちろう)氏。
日本で初めてマヨネーズを作った人です。
水産関係の専門学校を卒業後、缶詰の仲卸業をしていました。
缶詰の製造法を学ぶために、渡米した時に、鮭とタマネギをあえた料理が出されました。
そこに使われていたのがマヨネーズでした。
栄養価の高さに注目した中島氏は、日本独自のマヨネーズの開発に乗り出します。
そこで卵黄だけを使ったコクのあるマヨネーズが生み出されました。
しかし、なじみのない調味料だったので、まったく売れず。
しかし、地道な戦略で、販路を広げていきます。
当時は珍しかったアンケートの実施。
お客さんの声を商品に反映しようと、はがきに書いて投函してもらうようにしていた。
さらに新聞に小さな広告を出し続けました。
大きな広告をたまにうつよりも、小さな広告を出し続けて見てもらおうという考えです。
マヨネーズを使ったレシピも紹介し続けました。
この考え方は、今でも引き継がれ、新聞には小さな広告が載っています。
そうか~、あの小さな広告にはこんな歴史があったのですね。
創業者の中島氏の言葉は、キューピーのモットーになっているそうです。
「食品に革命なし」
村上さんが言うように、小さな改良改善が大事なのでしょう。これまた勉強になりました。
なぜ「キユーピー」なのか疑問に残ります。
調べてみました。
このサイトが参考になりました。
バードヤード キューピー 100年以上の歴史を持つ赤ちゃん天使キャラクター
キューピーというキャラクターが誕生したのは1909年のアメリカでした。
そしてこのキューピーというキャラクターは、いろいろな宣伝に利用されるようになりました。
それまでは、キャラクターによる宣伝はなかったので、画期的な手法でした。
日本にもキューピーブームが到来して、創業者中島氏は会社のマスコットにしてしまいました。
いいのかな?と思いましたが、今とはその辺りは厳しくなかったのかも。
中島氏が会社名を「キユーピー株式会社」にしたのは、1957年のことでした。
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