「阿部寛の”宇宙への挑戦”」その2/宇宙から見た地球
今日は11月2日
日本シリーズ第6戦が終了。
やったぜ巨人。田中将大投手を破っての3勝目。
前投稿に引き続き10月13日放映「阿部寛の”宇宙への挑戦”」より。
ソビエトのユーリ・ガガーリンの有名な言葉「地球は青かった」
これは、後に短縮された言葉だと知りました。
実際はこう言ったそうです。
地平線のながめは独特で 並外れて美しいものでした
地球を取りまく薄い膜は淡い青色でした
大気のことをガガーリンは言っていたのですね。
今までの私が抱いていたイメージは違いました。
ただガガーリンは撮影をしませんでした。
ガガーリンが地球を出発したのが1961年4月12日。
遅れること10ヶ月余り、1962年2月20日に出発したアメリカのジョン・グレンが、
ガガーリンが見てきた薄い青い膜を撮影しました↓
今は気象衛星の写真や、国際宇宙ステーションからの写真で、
宇宙からの地球の様子に見慣れてしまったところがあります。
しかし、やっと宇宙に飛び出したこの頃は、
地球が宇宙からどう見えるかは、人々の大きな関心事だったと予想します。
1968年12月に打ち上げられたアポロ8号。
初めて月を周回してきました。
その時に、月面の向こうに地球が出てくるところを目撃。
撮影しました↑
後に「Earthrise 地球の出」と呼ばれるシーンです。
素晴らしい。
さらにこんな写真も撮影しました。
番組のナレーターがこう言いました。
38万kmの旅の果てにとらえられた地球。
漆黒の宇宙に浮かぶ姿は、美しくあまりにはかないものでした。
私も写真を見たときには「はかない」と思いました。
地球から一歩出たら漆黒の世界。
すごく限られた場所で生きているんだよなと感じます。
1972年に打ち上げられたアポロ17号の飛行士は、
人類の歴史の中で初めてまんまるの地球の写真撮影に成功しました。
4万5千km離れた場所からの撮影だそうです。
この地球は「ブルー・マーブル」と命名されました。
私は、この撮影された地球上に生存していましたが、
日本は写っていませんね。
ガガーリンが宇宙に飛び出た3日前に生まれた自分。
いい時に生まれたようです。
地球の姿をじっくり見ることができました。
他にもたくさん勉強した番組でした。
キーワードを下に書きます。
11月2日TV
【阿部寛の”宇宙への挑戦”】(2013年10月13日放映)
〇阿部寛 〇ソビエト人工衛星打ち上げ成功 〇スプートニクショック 1957年10月4日
〇テレビ放送と宇宙開発 〇地球の出 〇マーキュリー7
〇ユーリ・ガガーリン 1961年4月12日 「地球は青かった」
〇ジョン・グレン 1961年2月20日 地球の青い膜の撮影
〇アポロ11号の打ち上げ 1969年7月16日 〇月面着陸 1969年7月21日
〇今まで月面に立った宇宙飛行士は12名
〇日本の宇宙開発 〇ペンシルロケット 〇月探査機「かぐや」 〇小惑星探査機「はやぶさ」
〇小惑星「イトカワ」 〇JAXA宇宙科学研究所 矢野創 川口淳一郎 國中均
〇イオンエンジン 〇ハッブル宇宙望遠鏡 〇火星探査機バイキング キュリオシティ↓
〇天文学者 パーシバル・ローウェル 〇火星には運河がある 〇「宇宙戦争」H・G・ウェルズ
〇マリナー4号 マリナー9号 〇惑星科学者 マイケル・カー 〇火星 シャープ山(5500m)
〇無人惑星探査機 ボイジャー 1977年~ 〇ガリレオ衛星 イオ 火山の噴火
〇ガリレオ「宇宙は我々の目の前に開かれている巨大な書物である」
〇国際宇宙ステーション 〇ミール(ソビエト) 〇ワレリー・ポリャコフ(438日間の宇宙滞在)
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