いい本でした「地球パラダイス」
今日は5月6日。
いよいよ連休最終日。振り返ればいろいろやったかな。
今日は仕事中心になりそうです。2分の3は仕事?もっと?
勤務校のある市にはいい仕組みがあります。
市の図書館から、毎月30冊ほどの本を、1か月学級で借りられるのです。
いいでしょう。
借りたい本をリストアップしてお願いすると、ボランティアの方が図書館で探してきてくれます。
ありがたいです。
私は気になっていた本を、どんどんリストアップします。
そして学級に本が届くと、子どもに負けずに読みます。
いい本はチェックします。いずれ購入するためです。
あらかじめ読んで品定めができる機会になっているのです。
だから本が届くのがわくわくします。
4月に借りていた本の中で良かった本は、先日ブログに書いた本「羅生門」(金の星社)です。
※ここでも道草 「羅生門」(金の星社)はいい本でした (2013年5月1日)
その他2冊、良かった本を紹介して引用します。
「地球パラダイス」(工藤直子 詩/石井聖岳 絵/偕成社)
※「聖岳」・・・南アルプスの姿が美しい山。それがペンネーム。
山好きの絵描きさんなんだろうな~。
草花や虫。太陽や風も登場する詩がいくつも載っていました。
ある日の菜の花
わ 金色だ まぶしいね
見わたすかぎり 菜の花
あっちもこっちも 菜の花
花のそばで モンシロチョウが おにごっこ
あっち こっち どっち?
葉っぱのうらで カマキリ ひるね
うとうと うとうと
根っこのそばで ミミズ かんがえちゅう
どっちにむかって トンネル掘ろうか
みんなに かこまれて くすぐったいと
菜の花が 笑ってゆれたら
モンシロチョウ つられて笑って飛びだす
カマキリ つられて目がさめ カマをふる
ミミズ つられてトンネル掘り開始
青い空と 金色の花のあいだを
風が おおまたで通りすぎて・・・・・
もうすぐ おひるです
(6~7p)
いかんなあ~すぐに作品を教材として考えてしまう。
「モンシロチョウ」「カマキリ」「ミミズ」を隠して、生き物の名前を当てさせたいと思ってしまう。
でも自然界の一瞬の上手に書いています。お勧めです。
もう1冊は次の投稿で。
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