メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告5・・・信頼ポイント
今日は8月27日。
8月3日のセミナーの報告が、まだ途中でした。
今回でラスト。
平成24年度 メンタルヘルス[子ども]理解セミナー
「アスペルガー/ADHDへの対応をヒントに
子どものやる気の出し方・出させ方を考えます」
講師:麓 聡一郎
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今までの報告はここ。
※メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告1・・・ADHDとジャイアン
※メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告2・・・アスペルガー・高機能自閉症・自閉症の違い
※メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告3・・・前頭葉・言語脳を鍛える
※メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告4・・・肯定語で注意する理由
それではその続き。
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・ほめて信頼ポイントを貯めろ
・信頼ポイントの貯め方(信頼ポイントの高い人からのアドバイスは、影響を受ける)
・当たり前はすごい・・・普通をほめる
・確証も裏付けもいらない・・・独断でほめる
(人をほめる時は、世界を敵に回してもいい。世界が何と言おうと、君は〇〇だとほめる)
・間接的のほめる
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・こころからこの言葉を口にしろ「ありがとう」
・人は人のために生きた時に、セロトニン・ドーパミンを出す
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・いただいた資料からの引用
「パニック対処法」
・難しい事だが、パニックになった場合、周囲が落ち着くことが先決である。
特にクラスの仲間がはやし立てたり、指導者が大声で怒鳴ったりするのは最悪の対応といえる。
一番良い対応は、「パニックルーム」を用意し、気持ちが落ち着くまでそこにいることがベストである。
冷たい表現かもしれないが、泣こうが、わめこうが、
何の得もないと自覚させる時間を持つことである。
・その他、あらかじめ、教師と児童・生徒の間で、共通のサインを決めておくと効果的である。
・ある一定の絵やカード(本人の好きなマンガでもよい)を見たら席に着くよう、
パニックを起こす前の日常から「ルール」として教えておき、
パニックになったらそれを見せる。
・同様に、合言葉を決めておき、一緒に言う。あるいは、ゆっくりカウントダウンする。
・いずれにせよ、過敏な状態になっているので、強くつかむなど、刺激を与えることは避けたい。
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以上です。麓聡一郎さんの講演慣れ?した巧みな語りに引き込まれ、いい勉強ができました。
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麓聡一郎さんはSKKという会社の代表。
SKKと言えば、「クレペリン検査」です。
講演中に指名されて、クイズに答えると、
クレペリン検査用紙そっくりの手拭いをいただけました。
もらっている人を見て、あの手拭いがほしいなと思いました。
そしたら、最後に指名され、その手拭いを得ました。
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