無駄のない映画「ギルバート・グレイプ」
今日は8月27日
最近やっとまとめることができた麓聡一郎さんのセミナーで紹介された映画を、さっそく見ました。
「ギルバート・グレイプ」(1993年)
障害児を、レオナルド・ディカプリオが演じている映画です。
上手でした。19歳のディカプリオが見事に演じています。
静かな映画でした。
見終わってみて、無駄な俳優がいない、無駄なセリフがない、
そんな俳優とセリフが編み出した充実した映画だなあと思いました。
ジョニーデップの演じる主人公が、家族を愛しているのに、
超肥満のお母さんを、好奇心で寄ってきた子どもたちにわざわざ見せたり、
言うことをきかないディカプリオ演じる弟を殴ったり・・・その複雑な心境を演じていました。
ラストで自宅を燃やすシーン。なぜ燃やすことになったか、共感できました。
家が燃えたことで、主人公はしがらみを抜け出して、
広い世界に歩みだすのがラストでした。
いい映画を見ました。
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