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2011年7月2日

2011年7月 2日 (土)

炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?3/アサヒ飲料HP

   

今日は7月2日。

炭酸ガスにかかわる投稿3回連続です。

    

買ってきた炭酸水「ウィルキンソン タンサン」と

「三ツ矢サイダー」を送り出しているアサヒ飲料のHPをのぞきました。

      

※参考:「アサヒ飲料」http://www.asahiinryo.co.jp/

     

ここに炭酸ガスをどうやって入れるかが書いてあるかもと思って。

そしたらいろいろわかりました。解決です。

    

上記のHPから「ウィルキンソン タンサン」HPへ。

Dtl_tansan_pet500 
http://www.asahiinryo.co.jp/wilkinson/index.psp.html

そこでわかったこと。

     

「ウィルキンソン タンサン」の名前から、外国で作られた飲料を、

アサヒ飲料が販売しているのかと思っていましたが、違いました。

   

1889(明治22)年ころ、英国人ジョン・クリフォード・ウィルキンソンは、

狩猟に行った宝塚の山中で炭酸鉱泉を発見しました。

この鉱泉水をイギリスに送り分析したところ、

世界でも有数な名鉱泉であることが判明します。

そこでウィルキンソンは生国から最新の設備を取り寄せ、

1890年に「仁王印ウォーター」の名で販売を開始しました。

その後、1904年に仁王印ウォーターは「ウヰルキンソン タンサン」と名を変え、

国内はもとより海外27か所で販売されるようになります。(HPより)

      

日本で作られた飲料だったのです。

なぜ「仁王(におう)」かというと、

「胃腸を仁王の如く強くする」というコンセプト(骨格となる発想)があったからだそうです。

しっかり日本です。しかし、タンサンはそんなことも期待されていたのですね。

さらに、面白いことが。

「タンサン(炭酸)」という言い方は、この「ウィルキンソン タンサン」が語源とか。

   

発泡性の炭酸水は、海外では「ソーダ」と呼ばれています。

これが日本で「タンサン」と呼ばれるのは、

ウィルキンソンの商標が一般化したものです。(中略)

タンサンというネーミングは広く親しまれるようになり、

いつの間にか一般名詞のように使われるようになりました。(HPより)

     

しっかり一般名詞だと思っていました。え~、「炭酸」が商標だったの~。

次は「三ツ矢サイダー」のHPへ。

Cider_prd03 

海外で「ソーダ」と呼ばれていた炭酸水は、日本では「タンサン」と呼ばれ、

さらには「サイダー」とも呼ばれました。

それは「三ツ矢サイダー」が人気があったためです。

「三ツ矢サイダー」のHPにも、面白いことが書いてありました。

 

炭酸が入った飲み物、サイダーをはじめて飲んだのは、

紀元前のエジプトを支配した美女、クレオパトラだとか。

彼女が飲んだというサイダーは、ワインに真珠を入れたぜいたくなもの。

真珠の炭酸カルシウムは、溶けると炭酸ガスを発生するんだそう。(HPより)

    

真珠から発生した炭酸ガス入りのワインを飲んでいたわけです。

それでは日本ではいつから飲まれているか。HPに次のように書いてありました。

   

日本に炭酸飲料が入ってきたのは?

日本にはじめて炭酸飲料が入ってきたのは江戸時代の末の1853年。

ペリーの黒船に飲料として、炭酸レモネードが積まれてきたのが

日本の炭酸飲料第一号といわれています。

1860年には長崎にイギリスの船がラムネを持ち込み、

長崎に住むイタリア人が商品として製造、外国人用に販売したという記録が残されています

ラムネという名称も、もともとはレモネードが転じたもの。

そして、「三ツ矢サイダー」のルーツである「三ツ矢平野水」が発売されたのは、

ペリー来航から約30年ほど後の1884年のことでした。(HPより)

    

「JIN~仁~」の時代には、日本人はあまり炭酸飲料を飲んでいなかったのです。

次は「三ツ矢サイダー」が何からできているかの記述。

    

現在は、水をろ過し、糖液、酸味料、香料などを調合して味を作り、

炭酸ガスを溶かして「三ツ矢サイダー」を作っています。

甘味には、グラニュー糖、果物などに含まれる果糖と、

さわやかな甘味をだすブドウ糖を主成分とした甘味料の液糖を使います。

酸味料に使われているのがクエン酸。

レモンにも含まれているクエン酸は、サイダー独特のさわやかさのもとです。

また、2004年3月から香りと味をよくする香料に使われているのが、

レモンやオレンジなどの果実からとった果実由来成分。

そして、「三ツ矢サイダー」のさわやかさをさらに引き立てるのが、

純度99.9%の炭酸ガスです。(HPより)

    

ここにちゃんと書いてあります。

「炭酸ガスを溶かして」と。溶かしているじゃん。

じゃあ、なぜ書いてないの?

     

わかりました。アサヒ飲料のHPにありました。

「炭酸についてのQ&A」のコーナーに、私と同じ問いがありました。

    

Q:サイダーの原材料名になぜ“水”と“二酸化炭素”は表示していないの?

A:炭酸飲料及び果実飲料のJAS規格並びに品質表示基準によると、

 水と二酸化炭素以外のものを原料として使用するものは、

 水と二酸化炭素の表示を省略できるからです。

   

そうか、なので書いていないんだ。それでは、二酸化炭素の注入方法は?

   

Q:サイダーにどうやって炭酸ガスを入れているの?

A:水の温度を冷たくし(2~4℃)、圧力をかけることによって

 炭酸ガス(二酸化炭素)を溶け込ませます。

 三ツ矢サイダーで内容液量の4倍ぐらいの体積の二酸化炭素が溶けています。

   

ちょっと他の炭酸飲料より多めに二酸化炭素が入っているんだと思いました。

クエン酸を使った注入方法ではなく、圧力をかけて注入していました。

    

     

以上、調べながら並行して書いてきたブログですが、

当初の疑問が解決できて気分すっきりです。

最初からアサヒ飲料のHPを見ればよかったと思いつつ、終了。

 

    

 

 

      

   

 

    

 

炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?2/クエン酸

   

今日は7月2日。

炭酸飲料。

どれくらい二酸化炭素が入っているのでしょう?

調べてみたら、用量の3.5倍だそうです。

つまり500mlのコーラには、500×3.5=1750mlの二酸化炭素が含まれているわけです。

それ以上入るとどうなるか?

かつて、「所さんの目がテン!」で実験していました。

普通の2倍の量の二酸化炭素が解けた炭酸水を試飲。

結果、痛くて飲めなかったそうです。

3.5倍は、心地よく飲める量なのでしょう。

※参考:「夏に活躍 二酸化炭素」.html

      

家庭で3.5倍の二酸化炭素を注入するためには、道具が必要。

それがソーダサイフォンというもの。

Img56438957 中央の銀色の容器がソーダサイフォン。

http://item.rakuten.co.jp/fields/699641/#699641

    

     

前投稿の疑問。

ソーダサイフォンを使うにしても、炭酸ガス(二酸化炭素)を注入しています。

したがって、でき上がった飲料の原材料に「二酸化炭素」が含まれるはずです。

しかし、三ツ矢サイダーをはじめ炭酸飲料には「二酸化炭素」と書いてありません。

なぜ?

    

   

二酸化炭素の注入方法がもう一つありました。

クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜる方法です。

たとえば、次のサイトが参考になります。

※参考:「炭酸水の作り方」php

     

クエン酸と重曹を使えばできる。

しかし前投稿で示した原材料名には「クエン酸」「重曹」は書いてありません。

RIMG0066原材料名表示 
   

「酸味料」が怪しい。

調べてみると、クエン酸も酸味料の一つでした。    

しかし、酸味料としてのクエン酸の目的については次のように書いてありました。

   


かんきつ類の酸味の主成分なので、

フルーツ系の酸味を付与する目的で使われます。pH調整の効果もあります。

※参考:「用途別 主な食品添加物」html

どこにも炭酸ガス発生のためとは書いてありません。

    

やはり、今でも、炭酸飲料の炭酸ガス注入の方法もわからないし、

原材料名に「二酸化炭素」がない理由もわからず。(つづく)

炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?/ガスの語源

  

今日は7月2日。

最近疑問に思ったこと。

  

理科で、気体の二酸化炭素が解けた水溶液が炭酸水だと教えました。

実際、炭酸水「ウィルキンソン タンサン」を買ってきて、

原材料の表示を見ると、「水、二酸化炭素」とあります。

そこで、今度は炭酸飲料を買ってきました。

「三ツ矢サイダー」にしました。

これも二酸化炭素が入っていると思いきや、

原材料名には二酸化炭素が入っていません。なぜか?

砂糖類、香料、酸味料とあります。

     

RIMG0065サイダー炭酸水 左「三ツ矢サイダー」 右「ウィルキンソン タンサン」
RIMG0066原材料名表示 
    

 

「三ツ矢サイダー」どうやって二酸化炭素を注入するかがまず解決するところですね。

この「酸味料」に秘密があるのでしょうか。

今日は調べていこうと思います。

 

     

    

二酸化炭素のことを炭酸ガスと言います。

調べていたら、この「ガス」について面白いことを知りました。

「ガス」は人名だったという説。

炭素が燃えて、気体(炭酸ガス)が発生したことを発見した人が「ガス」さん。

だから炭酸ガスのことを「ガス」と言うようになりました。 

今は炭酸ガスに限らず、ガスですが。

※参考:「炭酸ガス」php

   

本当か?と思ってもう少し調べたら、

違う説があり。

ベルギーの医者・化学者ヤン・フォン・ヘルモント(J. B. von Helmont 1577-1644)は、

木炭を燃やした時に出る気体の研究を行い、

その気体のことを「気のガス、森のガス gas sylvestre」と呼びました。

今日の二酸化炭素のことでした。

この当時には既に、果実等の発酵の際に生じる「空気」や、

ろうそくの炎を消す「空気」など、

大気とは若干性質の異なる「空気」があることもわかってきていました。

ヘルモントは大気に似た、当時としては捕らえどころのない気体のことを、

ギリシャ語の「混沌(カオス Chaos」に因むベルギー・フランダース地方の方言で書き記し、

それがなまって「ガス」と発音されたのが、今日の「ガス」という用語の起源とされています。

「ガスgasの語源は何?」html

   

その他調べましたが、どうやら後者の説が有力です。

ヤン・フォン・ヘルモントという人物もなかなか波乱の人生を歩んでいて、

それはそれで面白そうです。

※参考:「Wikipedia ヤン・フォン・ヘルモント」88

    

     

※参考:「ここでも道草」「炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?2」html

     「ここでも道草」「炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?3」html

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