炭酸飲料にどうやって炭酸ガスを入れるの?2/クエン酸
今日は7月2日。
炭酸飲料。
どれくらい二酸化炭素が入っているのでしょう?
調べてみたら、用量の3.5倍だそうです。
つまり500mlのコーラには、500×3.5=1750mlの二酸化炭素が含まれているわけです。
それ以上入るとどうなるか?
かつて、「所さんの目がテン!」で実験していました。
普通の2倍の量の二酸化炭素が解けた炭酸水を試飲。
結果、痛くて飲めなかったそうです。
3.5倍は、心地よく飲める量なのでしょう。
家庭で3.5倍の二酸化炭素を注入するためには、道具が必要。
それがソーダサイフォンというもの。
http://item.rakuten.co.jp/fields/699641/#699641
前投稿の疑問。
ソーダサイフォンを使うにしても、炭酸ガス(二酸化炭素)を注入しています。
したがって、でき上がった飲料の原材料に「二酸化炭素」が含まれるはずです。
しかし、三ツ矢サイダーをはじめ炭酸飲料には「二酸化炭素」と書いてありません。
なぜ?
二酸化炭素の注入方法がもう一つありました。
クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜる方法です。
たとえば、次のサイトが参考になります。
※参考:「炭酸水の作り方」php
クエン酸と重曹を使えばできる。
しかし前投稿で示した原材料名には「クエン酸」「重曹」は書いてありません。
「酸味料」が怪しい。
調べてみると、クエン酸も酸味料の一つでした。
しかし、酸味料としてのクエン酸の目的については次のように書いてありました。
かんきつ類の酸味の主成分なので、
フルーツ系の酸味を付与する目的で使われます。pH調整の効果もあります。
どこにも炭酸ガス発生のためとは書いてありません。
やはり、今でも、炭酸飲料の炭酸ガス注入の方法もわからないし、
原材料名に「二酸化炭素」がない理由もわからず。(つづく)
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