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2011年7月10日 (日)

おしゃべりは女性最大の武器だった?

  

今日は7月10日。

朝からよく頑張ってます。

    

最近読んだ本から・・・

「人体の謎 未解決ファイル」(日本博学倶楽部著/PHP文庫)

   

理科で「人体のしくみ」をやりたがっている男の子がいます。

単元の順番を入れ替えたりしたので、2学期ですね。

でもその男の子が望むとおり、「人体のしくみ」は面白い。

今回のような本を読むとますます面白くなってきます。

引用します。

         

『急いでいるときにかぎって信号が赤になるのはなぜ?』の著者

セルジュ・シコッティは、2002年に実施されたヘスとハーゲンの実験を引き合いに出し、

おしゃべりは生き延びるためにヒトが身につけた能力であると推察している。

ヘスらが行なった実験では、脅しをかけられたとき、

男性は身体的暴力を恐れ、

女性は陰口をたたかれることを恐れる傾向が見られた。(89-90p)

    

ここで疑問。どんな脅しをかけたのだろう。

具体的な脅しの内容を知りたい。

引用を続けます。

        

こうした男女の違いは、ヘスによると有史前に端を発するという。

すなわち、男性が部族間闘争などの戦いの際に、

肉体を使ってしのぎを削ってきたのに対し、

女性は陰口や噂話という、情報のフィールドで戦ってきたというのだ。

このことから、シコッティは、身体能力の劣る女性は同盟関係を築き、

情報を仕入れることで、男性のように力を使うのではなく、

口でライバルに対抗してきたと見ている。

そして、戦いに勝つために女性はせっせとおしゃべりに励んできたのだという。

いわば、おしゃべりは女性最大の武器だったのである。(90-91p)

    

高学年女子、そして中学生女子のグループ化。

そして悪口の横行。

今まで体験してきたことです。

教師としては、なくしたいと努力してきたことです。

上記のように有史前に端を発する女性の質(たち)だとしても、

どうにかしたいです。

今も6年生担任。

今年も悪口と戦う。

   

    

今回の内容は、理科の授業では扱わないなあ。

扱うとしたら、道徳の時間に扱う「人体のしくみ」ですね。

 

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