100年前に「麒麟麦酒株式会社」設立
今日は10月16日。
昨晩はビールのことをうとうと思いましたが、疲れのために寝てしまいました。
今晩頑張る。
前投稿のつづき。
6月30日放映の「シルシルミシル」より。
「龍馬伝」でもお馴染みのグラバーが、日本国産ビールに貢献します。
ウィリアム・コープランドの会社は倒産しますが、
グラバーは、ビール産業は日本で成功すると考え、
岩崎彌太郎の弟彌之助に声をかけ、会社を作ります。
◇会社の名前はジャパン・ブルワリー・カンパニー。
1885年設立です。
ここで気になったのが「ブルワリー」の意味。
調べました。
breweryと書き、
「醸造所の意味で、特にビール醸造所をいう。醸造だけでなく販売およびパブを兼ねたものもある」とありました。
◇日本人にはイギリスビールの味は合わないので、
この会社はドイツビールの味を採用しました。
◇ジャパン・ブルワリー・カンパニーが東洋の霊獣「麒麟」をラベルに描いた「キリンビール」を発売しました。
1888年のことでした。
◇1889年、グラバーの提案で、霊獣「麒麟」のデザインが変更されます。
◇お馴染みのデザインですが、2010年と比較すると変わってきていることがわかります。
◇1907年、ジャパン・ブルワリー・カンパニーは、
新会社「麒麟麦酒株式会社」として生まれ変わります。
会社「キリンホールディングス」は2007年で誕生100年だったわけです。
グラバーに岩崎彌太郎の弟彌之助がキリンビール誕生にかかわったのが面白い。
さらに、霊獣「麒麟」は、頭が竜、体は馬であることから、
坂本龍馬が関係するという都市伝説があるそうです。
心躍る話でした。
幕末・明治始めの大きな時代のうねりの中で生まれたビール。
そう思うと、毎日ビールを飲むことが楽しくなります。
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