床屋で「築地魚河岸三代目」/とどのつまり
先の日曜日にやっと床屋へ行きました。
2008年11月より、床屋に行くたびに「築地魚河岸三代目」を
1巻ずつ読むことにしていました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/11/post-8219.html
それもいつの間にか15巻目読破。
月日の流れの早さを感じます。
当初床屋さんには全巻そろっていなかったのですが、
私の読むペースに合わせて買っておいてくれます。感謝。
人情話の中に、知的な話が散りばめられているのがお気に入りです。
14巻には「とどのつまり」のことが書いてありました。
「とどのつまり」はあまりいいイメージではありません。
思わしくない結果になった時に多く使います。
なぜかなと思って調べてみました。
次のサイトが参考になりました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411028194
とどは、いな、ぼら、とどと名前を変える魚(出世魚)なのですが、
鰤(ぶり)や鱸(すずき)など他の出世魚に比べると味が相当落ちる。
(ぼらは、泥臭いような独特のにおいがあり、
一度焼いてから煮るなどの工夫をしないと食べにくい魚です(食べた事があります)。
とどは食べた事がないですが、大きいので更に癖の強い味だろうと思います)
このことから、「出世したところで、たいしたものにならない。
行き着いたところで、たかが知れている。」という意味で、
「とどのつまり」という語が使われます。
ほ~。今朝もいい勉強ができました。
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