JINの続編/今一度日本を洗濯致し候
先日のニュースで、ドラマ「JIN~仁~」の続編が
来年の4月から放映されることが決まったと報じていました。
ドラマになるのか映画になるのか・・
あの終わり方で、何もやらないのはないだろうとは思っていました。
ドラマ以後、マンガ本を18巻まで読みました。
原作も楽しみました。
坂本竜馬は歴史通り慶応3年11月15日に殺されませんでしたが・・・・・・・
これ以上は書きません。
4月から学年に龍馬ブームを起こそうとしています。
今日、こんなTシャツを着てきた子がいます。
龍馬の名言「今一度日本を洗濯致し候」がしっかりプリントされています。
この言葉は、龍馬が姉の乙女に送った手紙に登場します。
原文はこの写真。
なかなか難解な手紙です。
これは次の本に載っていた写真です。
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斎藤孝さんは現代語訳して読みやすくしてくれてあります。
一部引用します。
ところで、まことに嘆かわしい事は、
長州で、外国の軍艦と戦争が始まり、
先月から六度戦いましたが、
日本にはほとんど勝ち目がありません。
しかもあきれてしまうことに、
長州で戦って傷ついた外国の軍艦を、
幕府が手伝って江戸で修理しているのです。
その船がまた長州に向かい、
戦っているのです。
こうしたことは、夷人と内通している
売国奴のような役人が行っていて、
まことに腹立たしい限りです。
こうした売国奴のような役人たちは、
幕府内で大変権力を持っていて、
しかも大勢いるのです。
しかし龍馬は、二、三の大名と、
固く約束をし、同志を集め、
まずは朝廷から「この神の国を守る」大方針を発し、
江戸の同志たち、旗本、大名と心を合わせ、
売国奴の役人たちと戦って、
これを撃ち殺して一掃し、
「この日本を今一度、洗濯したい」
と強く覚悟をし、
神に願う気持ちなのです。(13~15p)
有名な名言は、こんな文脈の中にあった言葉でした。
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