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2009年5月24日 (日)

ムクノキの葉っぱ/自然のサンドペーパー

(前投稿のつづき)

椋本(むくもと)の大ムクに関していろいろ書きたくなって、これが4本目。

ムクノキの葉っぱが面白い。

「ムクノキ」で検索して最初に出てくるサイトにこんなことが書いてありました。(文と写真を引用)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ulmaceae/mukunoki/mukunoki.htm

    

葉はケヤキやエノキと似ているが、上部で表面に剛毛があり、さわるとザラザラする。

本種の重要な同定ポイントである。

Mukunoki04 このザラザラ感は、単に剛毛があるからではない。

トクサなどと同様に、植物の表面がケイ酸質の物質で覆われているからである。

ケイ酸は石英やガラスの主成分であるので、例えて言えば、葉の表面はガラスで覆われている状態であることになる。

この葉を食べる毛虫は、まさに砂を噛む思いであろう。

このようなケイ酸による装甲は、イネ科やカヤツリグサ科植物などで普通に採用されているが、木本植物では珍しい。

このような性質を利用して漆器や鼈甲細工、象牙などの表面研磨にも使われてきた。

つまり自然が作ったサンドペーパーである。

爪を切った先端をなめらかにすることなども簡単であり、試してみると良い。

    

試してみたい。

この文章を、大ムクを見る前に読んでおきたかった。

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コメント

昨日はお世話様でした。
やはり存じ上げている方々にお会いするとほっとします。
道草さん、異動されてもお元氣の様子で安心しました。

それにしてもただ講座にだけでなく、いろいろ調べて来られるのには脱帽です。私は今回、講座だけでした。
「何にもないところが『津』の良い所です」とどなたかのお話にありましたが、どっこいそんな事はないですよね。

おはようございます。
ふっとわーくさん、コメントをありがとうございます。
短い講座なのに、埼玉からはるばる来られることがすごいと思いました。移動時間の方が長いですよね。
講座のことをブログでまとめようと思っていましたが、それ以外のことをうっていて、昨日は終わってしまいました。
なかなか本道を通らず、道草しています。
今晩は講座のことをまとめたいです。
ふっとわーくさんのブログを参考にして。
それではこれで。今日もいい日に。

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