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2009年4月 9日 (木)

イラガのマユには切れ口がある(実践編)

昨日のことでした。

校庭の木についているイラガのマユです。

P4080052     

    

    

よく見ると、ふたに当たる部分に線があります。

その線上にカッターの刃をあてて、押し当ててみました。

P4080053    

   

    

ビックリ。見事にマユに亀裂が入りました。

一部分だけ刃を押し込んだのに、

マユには上の写真のようにぐるっと亀裂が入りました。

うれしくなっちゃいました。

そっとそのふたを開けてみました。イラガの幼虫とのご対面です。

ドキドキです。

P4080056    

    

    

いましたいました。

さらにカッターで慎重に殻を破っていきます。

P4080059    

    

    

P4080062    

    

    

幼虫はふにゃふにゃしてとても柔らかい体でした。

昨年の9月からずっとこうやっていたのでしょう。

9か月。なぜそんな長くじっとしているのでしょう。

    

実験は成功でした。

マユにはちゃんと切れ口があって、ふたになっていました。

マユの抜けがらに同じような穴が開いている理由もわかりました。

「わたしの研究 イラガのマユのなぞ」(石井象二郎・文/偕成社)

には次のように書いてありました。

    

マユから成虫のガがでると、

そのマユにはふたがあいたようなあなができ、

まるで小さなつぼが、枝にくっついているようにみえます。

そして、こんなマユのぬけがらのことを、

むかしの人は、スズメノショウベンタゴなどとよんでいます。

タゴ(担桶)とは、水や牛馬のえさなどをいれるおけ(桶)のことです。

ここでは、糞尿をはこぶ肥おけにたとえており、

つまり、スズメの肥おけというわけです。

だれがこんな名まえをつけたか知りませんが、

とてもうまく、

おもしろくいいあらわしていて、感心します。(11p)

    

この実験、面白かったので、

若い理科の先生を誘って、2回目もやってしまいました。

今日もまたやるかも。皆さんもいかがですか?

   

前任校と違って、校区に田んぼのない学校。

いかに自然と触れ合うかが自分の課題でした。

どうにかなる。

   

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コメント

今日、夕方電車で会いましたね
言おう言おうと思って結局言い忘れましたが、誕生日おめでとうございます!
ちゃんと覚えてますよ(*^_^*)

久しぶりに会えて嬉しかったです。

ゆきさん、久しぶりに会えて楽しかったよ。誕生日、覚えていてくれてありがとう。40代もあとちょっとです。進路のこと、ちゃんとアドバイスできなくてごめん。早くすっきりできるといいね。そうそう、お母さんの顔、思いだしたよ。それじゃあ、また。

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