いただいた「アーモンドの花」の写真
保護者の方からいただいた写真について書きます。
3月、浜松のフラワーパークでの写真。
アーモンドの花です。
初めて見たアーモンドの花。
予想外にきれいです。
写真にうつっている看板にはこう書いていました。
アーモンドはモモにきわめて近い種で、花もモモと似ています。
普段食としているものは、果実の中の種子(仁)です。
アーモンドを漢字で書くと「扁桃(へんとう)」
ちゃんと「桃」の字が入っています。
口の中にある扁桃(へんとう)は、
アーモンドの種子に似ているからその名がついたそうです。
脳の中にある扁桃体も、やっぱりアーモンドの種子に似ているそうです。
桃は果肉を食べますが、アーモンドは果肉が薄く食用にはならないそうです。
しかし種子が役立ちます。
種子の殻をとった仁が食用に使われます。
御存じ、菓子の原料にもなります。
「仁」
「仁」がいきなり現れ、びっくり。こんな意味があるのかと国語辞典で調べました。
仁には「果実の核。さね。たね。にん。」という意味がありました。
「さね」?漢字で「実」「核」と書いて、果実の中の固い部分とありました。
「にん」?この「にん」については調べた限りでは不明。
「仁」は「常用字解」によると、人が敷物の上に座る形から生まれた漢字。
果実の核の意味になった理由も不明。
ウメ、サクラ、モモも、そしてアーモンドもバラ科。
バラ科というのは、なんと幅広いことか。
バラといえば、本家本元のトゲありのバラを思い浮かべますが、
あれはバラ科バラ属。
ウメ、サクラ、モモ、アーモンドはバラ科のサクラ属。
バラ科は何が共通点なのでしょうか。これまた不明。
まだまだ不明なことは多いのですが、
いただいた写真のきっかけにいろいろ調べていたら楽しくなりました。
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