« 2008年7月 | メイン | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月 9日 (土)

今年も北アルプスその6・・・鑓(やり)温泉

8月3日。白馬三山の一つ白馬鑓ヶ岳。P8030165

   

   

   

白い山でした。

鑓ヶ岳には登らず、稜線を右手に下って鑓(やり)温泉を目指しました。

2時間余り下った場所に鑓温泉がありました。P8030173

   

    

    

鑓温泉は高度2000m付近にある露天風呂。

開放感たっぷり?の温泉で、テント場からは丸見えでした。

  P8030175 P8030176     

   

    

     

3日はここで宿泊。

ビールで祝杯をした後、下の夕食。P8030179

   

    

    

Nさんのスパゲティー料理でした。

     

      

今年も北アルプスその5・・・雪田

8月3日の写真を数枚。  

今年も姿を見せてくれた立山連峰。

左から立山、別山、剱岳。  P8030133_2

    

    

    

   

天狗の頭へ向かう大きな登り。

地図には「天狗の大くだり」と書いてありますが、

北に向かう私たちには「天狗の大のぼり」 

P8030136

   

    

    

   

時には振り返って、歩いてきた道のりを眺めます。

よくもまあこんなに歩いてきたなと、一歩一歩の積み重ねを感じます。

下の写真の右奥が3日の歩き始めの五竜岳。P8030144

    

    

     

よく見たら、ガスに包まれた峰の上に登山者2人の姿。

格好いい構図だと思って撮影。P8030142

    

    

    

天狗山荘に到着。 

P8030154          

          

    

     

天狗山荘の目の前には雪渓が残っています。

この雪渓の雪解け水をろ過して飲み水にしていました。

P8030158     

     

      

登山の地図には、天狗山荘の横に「雪田(せつでん)」とあります。

ここから貴重な水を手に入れるわけで、雪田とはいい名前だと思いました。

この後も2時間以上歩く予定でしたが、

がぶがぶと雪田の恩恵を味わいました。

他の山小屋では水1リットル100円でしたが、ここは無料。

    

     

2008年8月 7日 (木)

今年も北アルプスその4・・・不帰(かえらず)のキレット

唐松岳から北に稜線を歩くと「不帰のキレット」というのがあります。

今回の登山で何がいやだと言われたら、ここです。

登りがきつかろうが、下りがきつかろうが、死ぬことはありません。

地道に歩けば目的地にたどり着けます。

しかし、キレットのような場所で滑落すれば死ぬ可能性が高いです。

一歩間違えれば滑落するような細い道を、

鎖や鉄ばしごに助けられながら歩く場所です。

死にたくはない。

「不帰のキレット」・・なんと不吉な名前でしょう。

P8030124 P8030127 P8030134

    

    

    

上の3枚で「不帰のキレット」の様子を伝えられるとは思いません。

なにせ、緊迫した場面では写真を撮ることができません。

とにかくバランスを崩せば滑落するところはいくつかありました。

上の右の写真。

こんな所に人がいるわけないような所に人がいるのがわかりますか。

部分的にアップにしてみます。

P8030134_2 P8030134_3

   

    

    

歩いているときにはわかりませんでしたが、

下りてきてみて、私たちが通ってきた所をあらためて見るとぞっとしました。

    

「キレット」とはどんな英語なのだろうと思って調べたら・・・

なんと日本語でした。

「キレット」・・・「切れっ処・切れっ戸/尾根が V 字形に深く険しく切れ込んだ所。」

これはいい勉強をしました。

   

不帰のキレットを突破。生きてて良かった。

何も命をかけてこんなことをしなくてもいいのになあ・・・・でもやりたがるのも人間。

これで私の難所はなくなった。(つづく)

今年も北アルプスその3・・・太陽と雲の共同作業

8月3日に撮った写真を載せます。

   P8030096

   

   

   

この日の出発は、日の出を見てからしばらくしてからでした。

太陽の光を浴びて雲が輝いているのが、

とても美しく見えたので撮影。

太陽と雲の共同作業のような風景。

P8030106 P8030108

    

    

    

唐松岳手前にあった唐松小屋。

増設の最中でした。

登山客が増えつつあるのでしょう。

唐松荘前の自販機。自販機までこんな高い所に来てしまいました。P8030108appu

   

   

   

アサヒのスーパードライ350mlは550円とあります。

ちなみに他の小屋では350ml600円、500ml800円でした。

しっかり歩いた後のビールはおいしいんだなあ。

 P8030113_2       

     

    

    

唐松岳付近から見下ろした写真。

高い所に上がってきたから見ることができる風景。(つづく)

2008年8月 6日 (水)

今年も北アルプスその2・・・葉っぱからピンクの花?

8月2日の五竜岳で撮った写真。

P8020037    P8020066

     

    

    

上左・・・尾根を歩く。間もなく五竜小屋。

上右・・・明日(3日)歩く登山道。

P8020041_2 P8020043 

    

    

    

この植物は不思議。

葉っぱから花が咲いているように見えますが、

紫色の実がついていることから、

花は別にちゃんとあったはず。

このピンク色の物体は何なのか興味大あり。

    

P8020053_2    

    

    

かわいい花?名前はわからず。知りたい。

   

P8020058_2    

    

   

       

霧をバックにクルマユリ。

   

P8020063

   

       

    

チングルマ。これも高い山に来ないと見れない植物です。

   

  P8020076    

    

    

  

五竜岳頂上。2日のクライマックスでした。

   

P8020080

      

      

      

夕日。こうして1日目が終わりました。(つづく)

 

今年も北アルプスその1・・・やっと雪が解けて春

昨年の夏に引き続き今年も北アルプスへ。

予定は以下の通り。

8月2日 五竜スキー場→五竜岳→五竜小屋(テント泊)
8月3日 五竜小屋→唐松岳→天狗岳→鑓温泉(テント泊)
8月4日 鑓温泉→白馬岳往復→白馬雪渓→猿倉
   
実際は雷雨のため、4日は鑓温泉から猿倉へ直通で下山しました。
   
山で出会った風景をブログに載せてみようと思います。
    
    
五竜岳に向かう途中、初めて雪を踏みしめて歩きました。
P8020024    
    
    
    
   
これだけ暑い夏なのに、雪はしぶとく残っていました。
雪が解けた地面からは新芽が次々出ていました。
ここはまだ春なんだと思いました。
P8020025 P8020029
    
   
    
     
    
ショウジョウバカマも久しぶりに見ました。
やっと春が来たのに、世間はもう夏。
じきに秋・冬が来ます。
雪の下から解放された植物は、一生懸命成長しているのだろうな。
   
その他8月2日の写真をもう2枚載せます。
           
         
P8020021        

       

   

登山道と、その向こうにそびえる五竜岳。

今日はあの頂上までいくの?と思った時の写真。

無事たどり着けました。

1歩1歩の積み重ね。山登りに行くと、このことを実感します。

P8020032     

    

    

暑い日でした。たくさん汗をかいてたどり着いた場所。

雪解け水はそれはそれは冷たく、手を入れるとしびれるほど。

顔を洗ってみたら気持ちよく、疲れが吹っ飛んだ・・・と錯覚するくらいでした。

(つづく)       

     

2008年8月 5日 (火)

東京の雨水管で起こった事故

8月2日~4日は北アルプスに行ってました。

久しぶりの投稿です。

    

マンホールや下水管について関心を持っている今の私にとって、

この事故は驚きでした。

    

東京の下水管(雨水管)で作業中の5人の方が、

急に増えた雨水によって流されるという事故が起こりました。

痛ましい事故です。2008080500000022maipsociview000

         

    

    

雨水管の直径は大きく、人も入れると聞いていたので、

できたら見てみたい、歩いてみたいと思っていました。

その雨水管で起こった事故。

ここにも危険があるのだと思いました。

私たちの足元には雨水管があり、

日々雨水が流れているわけで、

見えないけど、身近な場所での事故なのです。

   

雨水管に大量の水が流れて、

マンホールの蓋を下からの水圧で吹き飛ばしてしまい、

その穴に人間が落ちてしまう事故があったことは知っています。

しかし、このような事故が起こるとは。

こういうことが2度と起こさない工夫をしてほしい。

何より、行方不明者の方々の奇跡の生還をのぞみます。

   

2008年8月 1日 (金)

「納豆」は冬の季語

7月10日の「納豆の日」のラジオで、

「納豆」は冬の季語だと知りました。予想外。

発酵は温度が高い方が活発かなと思い、「納豆」のイメージは夏です。

でも冬。なぜ?

納豆の製造において、最後は低温にさらすようです。

5度以下。こうなると季節は冬と言うことです。

さらに冷蔵庫がなかった時代であれば、冬に寒い地域で納豆は作られ食べられてきたと予想できます。

東北地方、関東地方の北部を中心に東日本では納豆はよく食べられ、

西日本ではあまり食べられませんでした。

したがって西日本では納豆はあまり好まれないと聞いたことがあります。

(今はだいぶ普及したようですが)

    

納豆は平日の朝は必ず食べています。

食べ物は30回噛むことを実行しようとしていますが、

納豆のかかったご飯を30回噛むことはなかなか難しい。

そんなことを思っていたら、

納豆大好きの小泉武夫さんの本「菌が地球を救う!」(宝島社新書)に次のように書いてありました。

「十分に消化出るのかねえ」「胃に負担はないかなあ」などと心配する人もいるでしょうけれど、大丈夫なんです。

納豆には消化酵素がいっぱい含まれていて、その代表がタンパク質分解酵素です。

納豆の、タンパク質を分解してアミノ酸にする酵素が大変強いので、胃袋の中でも十分分解されるのです。

さらに、デンプンを分解するアミラーゼもありますので、ご飯のデンプンも分解されてブドウ糖になります。

そういうわけで、納豆には早飯が実によく合うんですね。

   

安心しました。

今日も朝から納豆食べて頑張ろう。

最近の写真

  • Img_3905
  • Img_3904
  • Img_3899
  • Img_3898
  • Img_3897
  • Img_3895
  • Img_3894
  • Img_3893
  • Img_3891
  • Img_3890
  • Img_3889
  • Img_3888

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉