田んぼの水を顕微鏡でのぞいてみたら・・・ボウフラ/チビゲンゴロウ
8日に田んぼの水をプランクトンネットですくってきました。
その水を今日解剖顕微鏡で見てみました。
いました、いました。
まず目についたのが、ボウフラ。
「ボウフラがいるぞ!」と子どもたちに言ったら、
「ボウフラって何?」と言われてしまいました。
あまり子どもたちにはボウフラは知られていないようです。
でも知っている子はいて、「蚊の幼虫だよ」という声。その通り。
これはフタバカゲロウの幼虫でしょうか。
生きがよく、ぴょんぴょん跳ねまわっていて、なかなかレンズ内にとらえれませんでした。
この幼虫以上に、くるくる泳ぎ回って、レンズ内におさまらなかったのが下の生き物。
チビゲンゴロウと思います。
写真には写っていないけど、時々お尻に泡をつけていました。
その姿がけっこうかわいい。
「田んぼの生き物図鑑」(山と渓谷社)にお尻に泡をつけたゲンゴロウの写真がありました。
ハイイロゲンゴロウというゲンゴロウの写真です。
なぜゲンゴロウはお尻に泡をつけるのか?
図鑑に説明がありましたが、ちょっと難しかったです。
簡単に言うと、泡を通して水中の酸素を取り込み、余分な二酸化炭素を放出しているそうです。
ゲンゴロウの気門は背中にあり、背中と翅(はね)との間に空気を入れていて、
その空気の一端が泡というわけです。
う~ん、わかったでしょうか。
わからない人はこの図鑑を見てください。
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