« モンキアゲハが教室へ | メイン | モモスズメという蛾の幼虫 »

2008年7月 9日 (水)

田んぼの水を顕微鏡でのぞいてみたら・・・ボウフラ/チビゲンゴロウ

8日に田んぼの水をプランクトンネットですくってきました。

その水を今日解剖顕微鏡で見てみました。

いました、いました。

まず目についたのが、ボウフラ。

「ボウフラがいるぞ!」と子どもたちに言ったら、

「ボウフラって何?」と言われてしまいました。

あまり子どもたちにはボウフラは知られていないようです。

でも知っている子はいて、「蚊の幼虫だよ」という声。その通り。

   

P7090077    

    

    

   

これはフタバカゲロウの幼虫でしょうか。

生きがよく、ぴょんぴょん跳ねまわっていて、なかなかレンズ内にとらえれませんでした。

この幼虫以上に、くるくる泳ぎ回って、レンズ内におさまらなかったのが下の生き物。

P7090086_2    

    

    

    

チビゲンゴロウと思います。

写真には写っていないけど、時々お尻に泡をつけていました。

その姿がけっこうかわいい。

「田んぼの生き物図鑑」(山と渓谷社)にお尻に泡をつけたゲンゴロウの写真がありました。

P7090089  

   

    

ハイイロゲンゴロウというゲンゴロウの写真です。

なぜゲンゴロウはお尻に泡をつけるのか?

図鑑に説明がありましたが、ちょっと難しかったです。

簡単に言うと、泡を通して水中の酸素を取り込み、余分な二酸化炭素を放出しているそうです。

ゲンゴロウの気門は背中にあり、背中と翅(はね)との間に空気を入れていて、

その空気の一端が泡というわけです。

う~ん、わかったでしょうか。

わからない人はこの図鑑を見てください。  

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/603251/31076619

田んぼの水を顕微鏡でのぞいてみたら・・・ボウフラ/チビゲンゴロウを参照しているブログ:

» [新製品]3R、デジカメ感覚で使えるデジタル顕微鏡 (Newsブログ検索結果BLOG)
 スリー・アール システムは、デジタルカメラの機能を搭載したデジタル顕微鏡「3RVT101」を発売すると発表した。発売時期は8月中旬から下旬の予定。税別価格は2万9800円。【写真入りの記事】  30万画素CMOSのイメージセンサーを装備し、1.8型TFT液晶ディスプレイで表示する携帯式デジタル顕微鏡。拡大倍率は7108倍でで、照明用の白色LEDランプを内蔵する。なお、撮影ボタンを左右に倒すことで、ズームが可能。 2MBのメモリを...... [続きを読む]

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_7647
  • Img_7646
  • Img_7645
  • Img_7644
  • Img_7643
  • Img_7642
  • Img_7613
  • Img_7612
  • Img_7611
  • Img_7610
  • Img_7609
  • Img_7608

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉