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2008年7月

2008年7月 4日 (金)

オケラの次はオクラの話

オケラとオクラは1字違いか・・・そんなことを今日ふと思いました。

理科の授業で育てているオクラとホウセンカの花が咲きました。

植木鉢と畑でオクラは育てていますが、

植木鉢のオクラが初めて花が咲きました。

野菜なのに、きれいな花を咲かせます。P7_3

    

    

    

ふと傍らを見ると、オクラにお客さんがいました。

P7_4     

    

わかりますよね?

そう、カエルです。P7_6 これがアップ写真。

   

   

   

オクラの葉っぱの中央に鎮座する姿がかわいかったです。

次に畑へ。畑にはオクラとホウセンカがあります。

ホウセンカが開花してました。P7_7

    

     

    

ふと傍らを見ると、こちらにもお客さん。

カナブンです。P7_8 P7_9           

    

    

    

朝方の雨に濡れているカナブンでした。

オクラの葉っぱの上にオクラ・・・オクラとカナブンは縁があるらしい。

調べていきたい。

   

朝からいい写真が撮れました。    

        

オケラの次はモグラがやってきました

以前の投稿で、教室にオケラが来た話を書きました。

その翌日、クラスの男の子が、通学路を歩いていたと言って、

また1匹オケラを届けてくれました。

これで教室には2匹。

今日はモグラ!これも道を歩いていた?本当か?

男の子が持ってきました。

現物はこれ。P7 P7_2      

    

     

     

とてもかわいいらしい、しかしなかなか力持ちの生き物でした。

クラスの人気者。授業中に箱から脱走して教室を歩いていたり、

フンをしたりと、楽しませてくれました。

これはいい機会と、オケラの話と結びつけて話しました。

    

オケラはmole cricketと言います。

これはオケラがmole(モール)とcricket(クリケット)という生き物に似ていることからつきました。

moleやcricketはどんな生き物でしょう。

ヒント:

moleは上半身が似ています。

cricketは下半身が似ています。

答え:

moleは、今日の教室の人気者のモグラ。

「本当だ、手がよく似ている!」という声。

cricketはコオロギ。

「うん、似てる似てる!」という声。

   

本物のモグラが教室に来てくれたおかげで、うまくいった話です。

2008年7月 3日 (木)

最近教室に来た生き物チョウ/オケラ/ヤゴ

春から生き物が順次持ち込まれて飼育されている教室。

最近はこんなのが・・・・P7010051 P7010054

   

    

「ゴマダラチョウ」と言って渡されましたが、

目がオレンジではないし、口も黄色くない。

フタスジチョウかなと思います。自信なし。

    

職員室の前の廊下をなぜか歩いていたオケラ。

これは珍客。P7020005_2 P7020007_2

   

      

   

前脚に特徴があります。

かつて「所さんが目がテン」でオケラを扱ったようです。

http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/02/06/0623.html

このサイトに次のようにありました。

英語で“mole cricket"(モグラコオロギ)といわれるオケラ。本当に上半身がモグラ、下半身がコオロギのようなのです。

なるほどね。確かに実物を見るとそう思います。

   

子どもたちが川から採ってきたのがこれ。

   P7010046_2

    

    

   

ハグロトンボのヤゴです。

前回飼っていたヤゴに比べて体長が長い。  


2008年7月 2日 (水)

非言語メッセージを使う/目線が合う子が増える

他の講座に参加した先生の報告を聞くのもためになります。

日曜日のサークル「21の会」で、

6月22日の「第3回 新生TOSS特別支援セミナー」に参加した先生から、

”TOSSどすこい”の末廣真弓さんの講座の報告を聞きました。

学級崩壊から立ち直るために行ったさまざまな手立ての発表でした。

特に印象に残ったのが次の手立て。

講座のレポートから引用します。

   

合図や手話で伝える

非言語メッセージを使うことにした。1人1人と指でOKマークを作り交わしたり、グーとしたり、両手を挙げてヤッターのポーズをしたり、1,2番と指で合図を送ったり、「素晴らしい」と手話でやったりした。1人1人と秘密の合図のようになっていった。また、「びっくり」「嬉しい」「すごーーーい」などを表情で表現できるようにした。

上記を行ってくると、目線が合う子が増え、アイコンタクトで通じることが増えてきた。

    

良いことはすぐに実行。

言葉で伝えることを減らし、表情や目線、身振り手振りで伝えることを増やしました。

明らかに違ってきたのが、目線が合う子が増えたこと。

そして言わなくても、相手の子に通じることが増えました。

教師を見ないとわからない、でも見れば伝わる。これはとても心地よい体験でした。

継続していきます。

     

向山洋一先生が、苦しんでいた末廣先生に送った言葉が次のもの。

「あきらめなければ負けじゃない」

ぐっとくる言葉です。

ミカン農家にインタビュー

5月14日に撮影したミカン畑での写真です。

学校から北へ、車で3分ほどの場所にあるミカン畑です。

花が咲いていて、いい香りがしていました。

花が散った後には、みかんの小さな実ができていました。P5160006 P5160009_2

    

     

     

6月30日、同じミカン畑での撮影です。

実がだいぶ大きくなっていました。P6300028

    

    

    

このミカン畑の持ち主の男性にインタビューに行ってきました。

戦後に渥美から入植した開拓者でした。

現在84歳。19歳で入隊して、中国に出兵した経歴のある方でした。

以前にもこのブログに書きましたが、

学校の北、本宮山山麓の地はほとんど作物がつくられていない原野でした。

戦後、政府の働きかけで開拓が行われ、多くの畑がつくられました。

今回話を聞いた方の土地も、もともとは山であったものを削って畑を作ったそうです。

赤土で畑に不向きであったため、苦労したそうです。

家も粗末で、杉皮の屋根だったそうです。

杉皮は乾くと縮み、すきまができるために、急な雨が降ると雨漏りがひどかったようです。

しばらく雨にぬれると杉皮のすきまがなくなり、雨漏りは減るそうです。

今はそんな開拓の歴史の面影はあまり土地には残っていません。

しかし、こうやって調べてまわって、子どもたちに地元の歴史を伝えたいと思います。

   

ミカンの栽培で大事なのは消毒だそうです。

さまざまな虫がついたり、病気が出るため、タイミングの良い消毒が必要だそうです。

10月~11月に出荷です。

「その頃、また来いや。食べさせてあげる」

と言ってくれました。

2008年7月 1日 (火)

アゲハの幼虫が蛹になる/気になるヤドリバエ

6月27日金曜日のアゲハの幼虫。

P6270131    

    

    

頭部に浮き上がった模様が滑稽。

   

ドラマは土日に起こる。

6月29日日曜日に学校へ。

教室へ行ったら、アゲハの幼虫が蛹になっていました。

予想外の早さ。P6290004    

    

    

    

美しい蛹です。6月6日に生まれたアゲハの幼虫がついにここまで来ました。

これでモンシロチョウ、ツマグロヒョウモンに続いて3羽めのチョウの誕生!

といきたいところですが、そうは甘くありません。

アゲハには天敵多し。

卵が成蝶になる確率は1~2%。

最近になってヤドリバエという天敵のことを知ります。

このヤドリバエの寄生方法は巧みです。

アゲハの幼虫のエサになるミカンの葉にヤドリバエは小さな卵を産みます。

アゲハの幼虫はその卵を葉と一緒に食べます。

そして幼虫の体の中で孵化。

アゲハの幼虫が蛹になると、その体を食べて成長。

やがて蛹に穴をあけてヤドリバエの幼虫が出てきます。

寄生されていると蛹の色が変色してくるらしいので、そうならないように祈りながら観察をしたい。

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉