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2007年7月

2007年7月 6日 (金)

2度のズボン行方不明

シンガーソング絵本ライターのP7040161_2 中川ひろたかさんの「たなばたプールびらき」(童心社)を読み聞かせしました。

天の川で泳いでしまうお話。

1月に、中川さんのコンサートに行って以来、ファンになった作家です。

   

1年生は、プール開き以来、天気に恵まれて、毎時間プールに入ることができています。

ところが最近、2回続けて、ズボンが行方不明になることがありました。

授業がすんで、教室に戻って、水着から着替える時に、A君の半ズボンが行方不明。

みんなで探しました。他の子の水泳バックに間違って入っていないか調べました。床で着替えたので、落ちていないか探しました。・・・結局、ロッカーの上にありました。床ばかり探していて、視線が下ばかりだったので、すぐに見つかりませんでした。

昨日、また半ズボンが行方不明。今度はB君。

探したけど見つからず。だれかが間違えてはいていないかと調べたところ、C君がはいていました。C君のはいているズボンに、B君の名前がありました。

それではC君のズボンは?・・・すぐに解決しました。C君があわててぬいだところ、その下からC君の名前が書いてあるズボンが出てきました。C君は2つ半ズボンをはいていました。

みんなで大笑い。楽しいひと時でした。

2度あることは、3度ある。そう言われますが、そうならないように、工夫が必要です。

2007年7月 5日 (木)

ジャンボタニシの死骸の山

P7050163  P7050164今日は久々にすがすがしい朝。自転車通勤で、定点観測の田んぼを撮影しました。

手前の休耕田の雑草がだいぶ伸びてきました。

田んぼの苗も 徐々に大きくなってきたようです。

道端に驚きのものを発見しました。

P7050166なんとジャンボタニシの死骸や卵のなれのはてです。農家の人たちが駆除したものでしょう。

やはりジャンボタニシは、定点観測しているこの田んぼの持主にとっても害虫であるようです。

苗床にしばらく置いておいたのは、ジャンボタニシ対策と予想しましたが、やはりその可能性が高まってきたと思います。

   

朝は気持ちよく走れる田んぼのかたわらの道ですが、夜はやっかいです。

カエルの合唱の中を走るのですが、自転車のライトをめざしてくるのか、小さな羽虫が正面から飛んできては、次々に私にぶつかってきます。

無灯火で散歩している人もいます。ぶつかりそうになります。

でもやっぱり走ってしまうコースです。人工光の少ないのがいいのかな。

2007年7月 4日 (水)

1学期ラストのドミノクラブ

現在、最も早く1時間が終わったと私も思うし、

子どもたちもおそらく思っている授業が、

ドミノクラブ。

4年生と5年生のクラブ員が、1時間フルに活動して、

アイディアのあるドミP7040158_2ノを展開してくれます。

写真を添付します。(縦の写真がどうしても寝てしまいます。)

P7040155 P7040152  図書室での活動。普通教室よりも、子どもたちのアイデアが出る部屋です。

でんじろうさんの空気砲も登場。

ちゃんと、空気砲はドミノを倒しました。結構威力があります。

図書館ニュースの綴じたものの上にドミノを並べた子もいました、

一番上の段のドミノにはタコ糸がついていて、いっきに倒れるもくろみ。

60パーセントほどの成功だったけど、アイデアはとても良かったです。

2学期以降のドミノ。どう発展させていくか。夏休みに研究してみたいです。

2007年7月 3日 (火)

ぞうきんをかたくしぼれる人はかっこいい

「子どもを伸ばすお手伝い」(辰巳渚著 岩崎書店)を読みました。

これまた勉強になった本でした。

引用します。

「日本の住宅ではふきそうじが基本」

「うっすらとにおいのする家、なんとなくきれいではない部屋の原因は、ふいていないからだと思います。湿度が高く、靴を脱いで生活する日本の家では、いまもむかしも、やはり水でしぼったぞうきんでのふきそうじが基本だと、私は確信しています。」

「水ぶきとは、とても威力のある、でも家具にも身体にもやさしい方法です。」

「水でしぼったぞうきんではよごれが取れないと心配だったり、逆に、木製だとワックスがとれてしまって床や家具がいたむのではと不安かもしれません。でも、私の経験では、ほぼ毎日のように水ぶきする無垢板張りの床も、週に何回かはふく食器棚も、まったくいたんでいません。逆に、つやが出てきているほどです。コツはかたく絞ることのようです。」(38p)

「ぞうきんのあつかい/まずはかたくしぼる方法を教えてあげましょう。私は、ぞうきんをかたくしぼれる人はかっこいいな、と思います。ぐじゅぐじゅにしかしぼれないのは、なにやらダサい。」

「それから、ふくときには手(片手でふくときは片手ぶん、両手のときは両手ぶん)をおけるくらいの大きさにたたんで、平たくおきます。子どもはすぐにくしゃくしゃっとまるめて持ってしまうので、注意します。」(37p)

以前の6月6日の投稿の答えになるような文です。

やはり私は水ぶき派です。

かたくしぼれる人はかっこいい。そうだそうだと思います。

かっこいい1年生を育てたい。

七夕飾り・・投網が難しかった

もうじき七夕。

先週は折り紙をつかって、七夕飾りを作りました。

「ふき流し」や「ちょうちん」はできましたが、

魚を捕る網のかたちをあらわし、豊漁や豊作を願う「投網」が難しかったです。

投網をつくるのに参考にしたのが下のHP。

http://www.tsm.toyama.toyama.jp/kids/kousaku/tanabata/tanabata.htm

この作り方が難しかったです。重ねすぎてハサミで切る時に失敗してしまう子が多かったです。私の資料提示が適切ではなかったです。

投網にもいろいろな作り方があり、

昨晩買ってきた本には、色の違う折り紙を少しずらして重ねてつくる折り方もありました。

いろいろなHPをのぞいてみて、このHPの投網の作り方なら1年生でも作れると思いました。

http://www.origami-club.com/tanabata/

今日はこの作り方を印刷して、子どもに配りたいと思います。

今日は短冊にお願い事を書かせたいと思っています。

どんなお願いを子どもたちは書くかな?

お願い事は3つです。私も考えよっと。

2007年7月 2日 (月)

テンシャンが高い授業でした!?

5時間目の国語は、子どもたちの出身保育園の先生が授業参観にきました。

子どもたちのテンションは高く、う~ん異常に高く、

フラッシュカードで「しゃっくり」「ちきゅう」「しょっき」とかを読むにもそれは大きな声。

日頃怒鳴ってはいけないよと言っているのに、怒鳴り気味の大きな声。

後で聞くには、隣のクラスでは驚いていたとのこと。

参観した校長先生もテンションが高かったと後で言ってくれました。

授業後半は、そのためか集中力が減少。

反省は、読みばかりの授業だったから、書くことも内容に入れるべきであったと思いました。

音読にこだわったのがいけなかった。

書くことが入れば、テンションの高さは下げられたと思います。

う~ん、反省。子どもの様子を見て、臨機応変に対応できなくては。

   

その後、保育園の先生との小保連絡会。

保育園の時にこうだったけど、今はどうですか、といった話をしました。

こういう会に出たのは初めて。

保育園の時からあまり変わっていない子、すこし成長が見られる子、

保育園では見られなかった行動をするようになった子などいました。参考になりました。

でも多少の差はあれ子どもたちは変化しています。

その変化の責任をこの1年は自分も担っているわけで、

少しでも成長させて、次の学年に送りたいです。

     

今は勤め先でこれをうっています。こんなのは家でうてばいい、早く帰ってきなさい・・なんて言われそう。そろそろ帰る荷造りをし始めます。そうだ、色紙の七夕飾りの作り方の本を、物色して帰ろう。

2007年7月 1日 (日)

「美しい声で日本語を話す」

P6290032美しい声で日本語を話す」(米山文明著 平凡社新書)はいい本でした。

いくつか引用してみます。

「現在の学校教育では、この時期(声変わりの時期)の生徒に対して的確に指導できる先生はごく一部で、ほとんどが『自然現象だから、放っておけば自然に変わる』という程度で放置されているようです。」(35p)

「『マ』行、『パ』行、『バ』行の音は、口唇だけを閉じて開くという最もかんたんな唇の操作だけでできますから、生まれたばかりの赤ちゃんが親の唇の動きだけを見て、一番早く覚えることです。ママ、パパ、ババ、マンマ・・・などのことばは、こちの形を最も真似しやすいのでしょう。」(49p)

「学校教師や、カルチャー教室などでのボイストレーナーの指導の中で『大きな声を出しなさい』と言うのを時折耳にしますが、これは大きな間違いを含んでいると同時に、たいへん危険な問題を持っています。」(73p)「のどを悪くすることはあっても効果はそれほどあるとは思えません。大声と『よく通る声』をつくることは無関係なのです。」(74p)

「日本語の構造はほとんど全部母音に支配されていて、日本語での発語はほぼ百パーセント声帯を使わないと成り立たないという、過酷な言語を私たちは持っているのです。/のどを最も酷使することばを持ちながら、そのことばを最も効率よく、のどに負担をかけずにすむような発声法を持たないという、まさに言語のマイナス要素のダブルパンチという二重苦を背負わされた国に私たちはいるわけです。」(88p)

「教師の大きな課題は声の使用量の問題です。教師としての声の使用量は特殊だと考えてもよいでしょう。声を使う時間が長いことと(1日数時間でほぼ毎日)、子どもの出す大きな騒音、雑音の中での授業では、時にかなり大きな声も必要になることがあるからです。(中略)診療所に来る患者さんの中で、学校の先生が一番多いのも当然です。」(116p)

私は教師ですから、発声法を子どもたちに教えなければなりません。

発声法の知識が、あまりに少ない。

そして自分自身の発声法もきちんとやらねば、声をダメにする。

今まであまり意識しなかったことを意識させてくれた本でした。

ジャンボタニシだったんだ

田んぼにあった赤い卵はジャンボタニシと判明。

ジャンボタニシについて調べるといろいろわかりました。

若い稲の苗にとっては、ジャンボタニシは害虫で、食べられてしまいます。

しかし、2~3週間育った成苗だと、ジャンボタニシはもう食べなくて、

その他の雑草を食べるとのこと。

この生態を利用して、田んぼの雑草を食べてもらう農家もあるようです。

定点観測している田んぼ。

6月7日の投稿で「ずっとこうやって苗が置いてあるけど、いつ田植えをするのだろう」と不思議がっていました。

今思えば、ジャンボタニシ対策で、

苗を苗床で大きくして成苗にしてから植えたと予想できます。

う~ん、確かめたくなってきました。

定点観測をしている田んぼの持ち主にインタビューしてみたくなりました。

※この写真は6月7日の投稿に載せた写真。P6070002

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