ぞうきんをかたくしぼれる人はかっこいい
「子どもを伸ばすお手伝い」(辰巳渚著 岩崎書店)を読みました。
これまた勉強になった本でした。
引用します。
「日本の住宅ではふきそうじが基本」
「うっすらとにおいのする家、なんとなくきれいではない部屋の原因は、ふいていないからだと思います。湿度が高く、靴を脱いで生活する日本の家では、いまもむかしも、やはり水でしぼったぞうきんでのふきそうじが基本だと、私は確信しています。」
「水ぶきとは、とても威力のある、でも家具にも身体にもやさしい方法です。」
「水でしぼったぞうきんではよごれが取れないと心配だったり、逆に、木製だとワックスがとれてしまって床や家具がいたむのではと不安かもしれません。でも、私の経験では、ほぼ毎日のように水ぶきする無垢板張りの床も、週に何回かはふく食器棚も、まったくいたんでいません。逆に、つやが出てきているほどです。コツはかたく絞ることのようです。」(38p)
「ぞうきんのあつかい/まずはかたくしぼる方法を教えてあげましょう。私は、ぞうきんをかたくしぼれる人はかっこいいな、と思います。ぐじゅぐじゅにしかしぼれないのは、なにやらダサい。」
「それから、ふくときには手(片手でふくときは片手ぶん、両手のときは両手ぶん)をおけるくらいの大きさにたたんで、平たくおきます。子どもはすぐにくしゃくしゃっとまるめて持ってしまうので、注意します。」(37p)
以前の6月6日の投稿の答えになるような文です。
やはり私は水ぶき派です。
かたくしぼれる人はかっこいい。そうだそうだと思います。
かっこいい1年生を育てたい。
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