今日は令和7年4月9日。
前記事の続きです。
4月5日の花見のことを書いてきましたが、
いよいよラストになると思います。
新城市市川地区での花見。
徳蔵寺から少し下って、地区のもう一つのピークを目指しました。
下からもよく見える場所なので、きっと絶景だろうなと
楽しみに登っていきました。
実は6日に山梨県の山に登ることを誘われていましたが、
天気が良くないので中止になっていました。
それなので、浜松市でも山を登り、市川地区でも登るのは、
登山したい気持ちを落ち着かせてくれました。

これがもう一つのピーク。
写真中央付近。

振り返ると、さっきのピークの桜が見えました。

ハナニラ。
たくさん見かけました。
この花も春らしい。



シデコブシですね。




日当たりの良さそうな斜面には、この花がたくさん。
オカオグルマと思われます。
8年前に記事にしていました。
ここでも道草 GWの花々/オカオグルマとチョウの共演(2017年5月9日投稿)
久々に調べました。



ここらがピーク。
赤い花桃(ハナモモ)が目立っていました。


レンギョウ。
桜とレンギョウ。
今年はこの組み合わせをよく見ます。

2つ目のピークからの写真が続きます。
向こうの斜面に見えるのが、1個目のピークの桜です。
2つ目のピークは、開放感もあっていい場所です。
バイクで上ってきた男性が、ベンチに座ってゆっくりしてました。
ゆっくりしたくなる場所でした。
寒くもなかたっしね。
私たちも長くいました。
贅沢な時間を味わいました。
いつまでもおるわけにはいかないので、
下山し始めました。


きっとこのお宅の人が、市川地区の入り口の「WELLCOME」を
作られたんだろうなと思いました。

私が「これは何だろう?」と言って撮影してたら、
奥さんに「芝桜」と言われました。
どうも芝桜というと、地面を覆うイメージなので、
崖に咲いていると違うように思えます。
似た植物にフロックス・ビフィダ・ペチコートなる植物があるそうです。
それは花期が長く、夏まで咲いているとのこと。
でもやっぱり芝桜かな。
芝桜にしておいた方が、家庭は穏やかです。



向こうの山肌の桜が、1つ目のピークです。
同じ説明。何度もすみません。



駐車した場所の近くの層の厚い桜の場所に戻ってきました。
ここで座って、また贅沢をしました。
奥さんとお互いに写真を撮り合いました。
学校で使うイスもありました。
どこの学校から持ってきたのかな?
舟着小学校の校区だというので、
舟着小学校で廃棄されたものかなと想像します。

マクロレンズを持参したのに、ほぼ使わず。
最後ぐらいは使おうと思い、桜を撮影しました。

スミレも足元にありました。
このスミレ、この日は浜松市で見て、
新城市のここでも見ることができました。
私が住んでいる場所では、ほぼ見かけないスミレです。
今回、市川地区に来て疑問が2つ。
急な斜面が多く、田畑を作るのための平らで広い場所がない
この地区では、どうやって生計を立てていたのか。
この地区が桜で有名になったのはいつからか。
調べたら、このサイトが良かったです。
新城・勝手に応援隊 日本のマチュピチュで「さくらを愛でる会」開催
2019年の記事です。
ここに私の2つの疑問を解いてくれるものがありました。
2019年4月2日の東日新聞の記事の写真が載っており、
記事の文章が引用されているのです。
どさっと転載します。
30日・31日の両日、市川地区で「市川さくらを愛(め)でる会」
(市川互楽会主催)が開催されました。徳蔵寺では木造の子安観音
立像(市指定文化財)の一般公開も行われ、32戸の集落が久々のに
ぎわいを見せました。
傾斜地を利用した梅の栽培が盛んだった市川地区は、人口減少と高齢
化により梅畑が減少。「地域に活気を」と、15年ほど前から何種類
かの桜の木を植え始めました。現在約300本が植えられ、見応えの
ある桜を楽しむことができるようになっています。
そこで昨年、高齢者を楽しませることを目的に活動する市川互楽会
(松本百合子会長・会員数9人)が、多くの人に桜を楽しんでもらお
うと、初めてこの会を開催しました。
2回目となる今回は、ソメイヨシノは三分咲きでしたが、コヒガンザ
クラ、ヒガンザクラなどが満開で訪れた200人を超える来場者を楽
しませました。特設テントでは、菓子や飲み物、特産品などの販売も
行われていました。
徳蔵寺では、普段は公開されていない子安観音立像の拝観や子授かり
・安産・子供の成長祈願の祈とうが行われました。立像は、高さ約1
㍍でカヤの一木造りで、1800(寛政12)年、木喰(もくじき)
五行上人作と云われています。
松本会長は「多くの方に来ていただけてうれしい。地域の皆さんの協
力のお陰。これからも活動を続け、桜のきれいな市川にしていきたい」
と話していました。
以上です。
梅の産地だったのですね。なるほどです。
市川小学校があった頃は、にぎやかだったのでしょうね。
そして人口減少と高齢化で梅畑が減少。
桜を植え出したのが、この記事から15年ほど前。
つまり、2004年。
そして「市川さくらを愛でる会」がスタートしたのが、
この記事の1年前の2018年春。
コロナ禍になったのが、2018年の年末から。
コロナ禍をくぐり抜けて、ついに私のところにまで情報が
やってきたという次第ですね。
駐車場に戻ったのが午後3時20分くらい。
散策を始めたのが午後2時頃でしたので、
約1時間20分間、花見をさせてもらいました。

またこの写真を出しましたが、40年くらい前から、
ここに曲がり角があるのは知っていましたが、
初めて曲がった先で、すごい景色を楽しむことができました。
市川の皆さん、ありがとうございました。
寄付金、2人で少しだけ入れさせてもらいました。
「愛でる会」も集落も続くといいなと思います。
これで4月5日の花見の記事は終了です。
6本の記事にまで膨れるとは思いませんでした。
読んでいただきありがとうございます。