2024年8月 7日 (水)

20240804 山伏岳等登山報告⑨ またSA駐車場にアレチヌスビトハギ

  

今日は令和6年8月7日。

  

井川湖付近で道を間違えて、1時間ほど余分にドライブしました。

眠っていたKさんも起きて、コースを確認して、

それ以後は、帰路を正しく帰りました。

新東名を使いましたが、掛川SAで休憩しました。

その駐車場で、またあの草を目撃してしまいました。

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アレチヌスビトハギです。

  

6月6日に富士山を登った帰り、

静岡SAの駐車場で見かけています。

サービスエリアに、どのようにしてアレチヌスビトハギの種が

やってくるのだろう。

  

今のうちに刈り取らないと、花が咲いて、

ひっつき虫ができてからでは、大変だぞと思いました。

  

町内会の公園のアレチヌスビトハギは、

確実になくなっていると思っています。

また今週、公園に行くつもりです。

  

以上で、8月4日の登山報告、終了です。

実体験して、それを元に調べてまとめることは、

面白いです。

ただ時間がかかりますね。

20240804 山伏岳等登山報告⑧ 映画「井川五郎ダム」後編

   

今日は令和6年8月7日。

  

前記事に引き続き、登山報告から脱線しちゃっているけど、

映画「井川五郎ダム」について書いていきます。

  

映画の写真を使っていきます。

  

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この川も、ダムができると水没してしまいます。

  

さらにダムができてきます。

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大井川の水を、仮排水トンネルではなくて、本流に戻した日です。

  

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救援の潜水夫が潜って、水圧で水門に足を取られていた潜水夫を

救助。九時間が経っていましたが、死なずにすみました。

この出来事を映画化したのが、「九時間の恐怖」です。

どこかでこの映画と出合うことはあるのかな。

  

  

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新しい水田でまた田植えの季節です。

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水没するために、壊される中学校の校舎。

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民家も壊されて、新しい家に移転をします。

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新しい小学校です。

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新しい中学校です。

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やがて湖畔になる台地には、新しい家々が立ち並びました。

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ここです。

本当は私たちは、今回、通ることがなかった井川の街並みです。

道を間違えたおかげで、

この街中を、私たちは往復しました。

上の写真の街並みは、グーグルアースの写真の

赤枠のところだと思います。

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今は、井川湖に接する街ですが、以前は高台だったところだと思います。

今回のような歴史を知っていたら、もっとじっくり見ただろうな。

    

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ダムの貯水が始まりました。

つまり、村の3分の1が水没するのが始まったのです。

 

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水没していく家々です。

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ダムの放水が始まりました。

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映画の中では、工事中に亡くなった人のことは、

出てきませんでした。

命を大事にする優れた工法だったのかなと思いましたが、

次の場面で、ドキッとさせられました。

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殉職者はこんなにもたくさんいたのですね。   

  

  

いよいよ竣工です。

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湖畔になった街々です。

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上空から見た井川村です。

先ほどグーグルアースの写真で示した場所です。

井川湖ができる前は、高台だったところです。

  

これで映画は終わります。

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本当は冒頭に出ていた画面です。

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私がこの映画を見ることができたのは、

科学映像館のお陰のようです。

科学映像館HP
  

科学映像館の概要の写真を載せます。

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おかげさまで、とてもいい映画を見ることができました。

1957年。

私が生まれる4年前。

そんな頃の生活の様子もわかる充実した1時間19分でした。

  

  

次が登山報告ラスト。










  







  

20240804 山伏岳等登山報告⑦ 映画「井川五郎ダム」前編

  

今日は令和6年8月7日。

  

前記事に引き続き、登山報告をうっていきます。

  

映画「井川五郎ダム」(1957年)を観ました。

戦後に井川にダムと発電所を造るという電源開発事業が再開し、

住民と揉めながら、話し合いが行われ、

井川村が3分の1水没するのを、中電が補償することを約束。

合意が得られ、工事が始まり、ダムが完成して、

貯水が始まるまでのドキュメンタリー映画でした。

1時間19分の映画。

  

写真を並べて、後日、内容を思い出すきっかけにしたいです。

  

昭和27年頃の井川(いかわ)村。

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井川村は静岡県の山中にあり、交通不便のために、

隔絶された村でした。

  

発電所とダム建設のための測量隊が入村。

村の人たちは、ダムによって多くの家が水没することもあって、

反対する声も多かったです。

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それでも話し合いは進み、村民の生活を向上させることを約束して、

工事は行われることになります。

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中部電力の建築事務所。

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工事を請け負う間組の事務所。

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大井川鐵道井川線は開通。発電所・ダム建設のための

資材が、次々に運ばれるようになります。

  

 

井川村では、新しい宅地や耕地が補償で作られました。

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工事が始まります。

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最初に造られたのが、仮排水トンネル。

このトンネルによって、大井川の流れは変えられて、

ダム建設ができるようになります。

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排水トンネルに、大井川の水が流れ込みました。

  

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この日、起工式。

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この右の旗は昔見たマークですね。

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お散歩 Photo Album. 鉄蓋の殿堂

  

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発破が行われ、崖が崩されます。

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コンクリートが投入されます。

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この道具は、映画の中で電気バイブレーターと呼ばれていました。

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この器具はどんな役目があるのか調べました。

  

ビルディマガジン 

ここから引用。

  

まだ固まっていない状態のコンクリート(生コン)の中に差し込み、

振動を与えて気泡の脱泡を行い、コンクリートの強度を高め、固め

機械です。

  

なるほどです。

ただ、今はこのような形ではないです。

動画で選びました。

EXEN コンクリートバイブレータ

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映画のように、両手で使うのではなく、

片手で使えるものになっています。

太さがとても細くなったのが、片手で使える理由かな。

  

この動画がいいなと思ったのは、

バイブレーターで出てくる気泡を見ることができること。

正確にいうと、気泡は見られないので、

20240804 山伏岳等登山報告⑥ 井川五郎ダムの「五郎」?/道を間違えた原因の交差点

   

今日は令和6年8月7日。

  

前記事に引き続き、登山報告をうっていきます。

  

今回、一番よく目にしたガガイモの仲間の

イケマの写真です。

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ツル性の植物で、平らであれば、匍匐前進のように

広がっていき、何か他の植物があれば、

それを覆い隠すようにして乗り越えていきます。

山の中の登山道でもよく見かけましたが、

車道の両脇に育ち、道路にはみ出してきており、

自動車で踏んづけてしまいそうになるほどでした。

そしてこの植物のおかげで生育できる虫にも出合え増した。

印象に残ったイケマです。

  

写真には、ホタルブクロも写っています。

まだ咲いていたんだという感じ。

見つけると得した気分になれる花です。

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牛首峠から猪之段登山口まで車道を歩いて、自動車の場所へ。

午後0時30分頃でした。

  

今日の登り始めは、8時25分でしたから、4時間山の中にいました。

②のコースだけなら、1時間45分ほど歩きました。

  

   

それでは、帰路の話です。

来る時には、新東名の静岡ICで下道に入り、

北上しましたが、

帰りは、井川ダム経由で島田・金谷ICから

新東名に入ることになりました。

  

井川ダムの上を走りました。

右手には、井川湖の水がたっぷりあって、

このダムで、こんな大量の水を止めているんだよなと思いました。

全面の崖に、井川ダムの名称が掲げられていました。

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グーグルアースの写真です。

「井川五郎ダム」とありました。

「五郎」ってなんだ?と車中で話題になりましたが、

解決しませんでした。

家に帰ったら調べることにしようと思いました。

実行します。

  

Wikipedia 井川ダム

このサイトによると、井川ダムの完成は昭和32年。

使用するコンクリートの量を大幅に減らし、

それでいて強度は保たれる新しい工法を外国に学んで、

日本で初めての方法で造られたダムのようです。

  

サイトから一部引用します。

  

中部電力初の大プロジェクトは遂に完成へと至った。なお、井川ダ

ムは別名井川五郎ダムとも呼ばれる。これは中部電力の初代社長で

井川ダム建設の陣頭指揮を執った井上五郎の「五郎」を取ったもの

であるが、竣工式の際にダム工事を担当した間組社長・神部満之助

の「フーバーダムの様に人名を冠したダムがあってもいいじゃない

か」という提案がきっかけとなっている。

  

なるほどね。当時の中電の社長さんの名前だったんだ。

フーバーダムは、いろいろあって、工事を始めた時の

大統領の名前がついたようです。

「井川五郎ダム」

工事に携わった人たちは、この名前に対してどう思ったのだろう。

  

上記のWikipediaによると、この井川ダムに関して3本の映画が

紹介されていました。

引用します

『九時間の恐怖』(1957年)

  島耕ニ監督のセミ・ドキュメンタリー作品。

『井川五郎ダム』(1957年)

 赤佐政治監督の短編映画(企画 株式会社間組 制作 英映画社 

 白黒作品)リンク先はNPO法人科学映像館YouTubeサイト 。

『ヘブンズ・ドア』(2009年) - 1997年公開のドイツ映画『ノッ

 キン・オン・ヘブンズ・ドア』の翻案。

  

昨晩、YouTubeで観ることができる「井川五郎ダム」を観ました。

それについては、次の記事で。

  

   

井川五郎ダムを通過して、私たちはいつの間にか道を間違えていま

した。

ナビがあったでしょと言われそうですが、このメンバーで

登山する時には、あまりナビを使いません。

下調べをKさんがしっかりしてきてくれるので、

他のメンバーはおんぶにだっこ。

登山道も、往復の道路も、Kさんの指示で動くことが多いです。

今回、井川ダムを走っている時に、

Kさんは助手席で睡眠状態でした。

前の晩、オリンピックの卓球を遅くまで見ていたというので、

睡眠不足なのでしょう。

運転の私は、標識に従っていけば大丈夫と思い、

快調に走っていきました。

  

でも途中で気がつきました。

南に下りていかなければならないのに、

右手に井川湖があるのはおかしい。

井川ダムの上を通って、井川この横を走るというのは、

上流に、つまり北上していることになると。

そうこうしているうちに、次の人造湖「畑薙(はたなぎ)湖」が

ナビの画面に現れてきました。

  

明らかにおかしい。

地図で確認して、もと来た道を引き返しました。

車中で、昔、南アルプスを上った話とか、

今度は南アルプスの光岳(てかりだけ)に登ってみたいとか、

南アルプスの話を3人でしていて、夢中でした。

それがいかんかったです。

私たちは、いつの間にか、青の南アルプスの足元に迫っていました。

  

どこで間違えたのか、検証しました。

グーグルアースの写真です。

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私たちが走ったのは、緑色で表しました。

井川ダムの上を走って北上。

そして右手の方向、つまり東に行っています。

本当は、緑の丸で囲んだ交差点を、急角度ですが、

左折して、見にくいですが、紫のコースを走らなくてはならないのです。

南アルプスのお話で盛り上がっていた私は、

この交差点を見逃しました。それが道を間違えた始まりです。

  

じゃあ、その交差点はどうなっているのか。

グーグルアース、ストリートビューの写真を載せます。

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道なりだと、つい右に行ってしまいます。緑の線。

でも本当は、紫の線のコースでした。

赤で囲んだ看板に注目。

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右に行けば、井川。井川に行っちゃ行けなかったのです。

左に行けば、川根本町、島田市。そちらに行かなければ

いけなかったのです。

地図が頭に入っていませんでした。

社会科教師として、恥ずかしいことでした。

  

こうやって振り返っておけば、次回は大丈夫かな。

ロスタイムは1時間ほどです。

でもね、井川の集落を通過したのは、

無駄ではなくなります。

映画「井川五郎ダム」を観たからです。

 

次の記事に書きます。

2024年8月 6日 (火)

20240804 山伏岳等登山報告⑤ ヨツボシノメイガの成虫/ヒメジュウジナガカメムシの幼虫と成虫

  

今日は令和6年8月6日。

  

前記事に引き続き、登山報告をうちます。

  

牛首峠から猪之段駐車場までの車道は、

生き物の発見が楽しい道でした。

  

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変わった模様のチョウが飛んでいました。

どこかに留まってくれないかなあと思って見ていたら、

留まる時には、必ず葉っぱの裏側なのです。

上の写真は、その様子を撮ったものです。

どうにか撮りたいと思って、葉っぱを指でつかんで、

そっとめくりました。

その時に撮ったのが、下の写真。

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この写真で、Googleレンズを使って、同定できました。

ヨツボシノメイガです。

  

さっそく生態を調べます。

石黒の昔の暮らし ヨツボシノメイガ

このサイトによると、葉の裏に留まるのだそうだ。

幼虫はガガイモの葉を好むとのこと。

ガガイモ。今回たくさん繁茂していたイケマは、

ガガイモの仲間だそうなので、食草は.

  

身近な自然に癒されて ヨツボシノメイガ 成虫

このサイトでは、イケマが食草だと書いてありました。

そうなると、あんなにイケマが繁殖していたあの地域では、

ヨツボシノメイガの生育には好条件となります。

私は、当然いるだろうチョウを見ることができたわけです。

  

  

次の虫は、ちょっと気持ちが悪いですよ。

そのイケマの葉っぱの上に、小さな虫が群れていました。

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今度のは動画です。動くので、注意です。23秒動画。

調べたら、ヒメジュウジナガカメムシの幼虫だとわかりました。


YouTube: 2024年8月4日 イケマの葉っぱの上に群れるヒメジュウジナガカメムシの幼虫

この幼虫も、ガガイモが食草のようです。

イケマの上にいたのは、必然ですね。

私が撮影を始めたので、動き出したようです。

敏感です。引っ越しをみんなでするようです。

何事もなければ、前記事のクマイチゴアブラムシのように、

集団で葉っぱを食するようです。

  

  

登山に行くと、

昆虫が交尾しているのをよく目撃してしまいます。

ブログにも、その写真を載せてきました。

今回も目撃してしまいました。

カメムシです。

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イケマのツルに掴まって交尾中。

お腹しか見えません。どんな模様なのだろう。

交尾中なら逃げないだろうと、ツルを動かしました。

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家で調べてびっくり。

葉の上で群れていた幼虫の成虫。

ヒメジュウジナガカメムシでした。

イケマが繁茂しているおかげで、繁殖ができる昆虫でした。

  

いやあ、偶然です。

ヒメジュウジナガカメムシの幼虫と成虫を目撃したことになります。

効率がいい登山でした。

20240804 山伏岳等登山報告④ 「牛首」という地名/クマイチゴアブラムシ

    

今日は令和6年8月6日。

  

前記事に引き続き、登山報告をうちます。

  

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急坂を下ってきて、やっと牛首峠です。

「牛首」という地名は、魅力的です。

ネットで調べると、「牛首」地名はあちこちにあるようです。

この山伏岳近くの「牛首」は、いまいちメジャーではないようです。

牛の首の細さから、この地名がつくようです。

牛の首って、そんなに細かったかな。

  

そこでネットで調べました。

おそらく牛を横から見たのではなく、

上から見た時に、その細さがわかると考えました。

しかし、牛を上から見る写真は、

なかなか見つかりません。

動画で発見。


YouTube: 牛舎用リモートカメラ【MOW CAM】を使ってみた

牛舎に設置して、スマホで牛の様子を見ることができるカメラの動画。

ここに上から見た牛の映像がありました。

夜中に出産する牛の映像。

横たわっているのが、これから出産する牛。

その牛を覗き込んでいる牛の映像が、ちょうどいい。

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大きな図体、大きな頭部に比較して、

首は細く感じられたのだと思います。

昔の人にとって、牛馬は身近な動物。

例えに「牛首」を使ったのでしょうね。

  

「牛首」を調べていたら、映画に行き当たりました。

映画「牛首村」(2022年公開/清水崇監督)

映画「犬鳴村」「樹海村」に続く、

「実録!恐怖の村シリーズ」の第3弾とのこと。

予告動画です。


YouTube: 牛首村 本予告

私は見ないだろうな。

  

さて、話を登山に戻そう。

牛首峠から猪之段登山口までは車道を歩きました。

思ったより上り道で、疲労が増しました。

曇りだったので、それほど暑くいなかったのが救いです。

  

私にとって、この車道は面白かったです。

昆虫を発見したからです。

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まずはこのアブラムシ。

もう一歩近づいて撮影。

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そう変わらないか。

接眼レンズを持参しなかったのが、悔やまれます。

  

この青いアブラムシな何者だ?

(緑色と言ったほうがいいですかね)

Weblio辞書 アブラムシ図鑑

ここにたくさんのアブラムシの写真がありますが、

なかったような。

でも、この植物がキイチゴだと考えて検索していったら、

これかなというアブラムシを見つけました。

クマイチゴアブラムシ!

クラフト杢友舎 動物たち クマイチゴアブラムシ

このサイトの写真を1枚転載します。

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茎に密集して樹液を吸うのが特徴のようです。

  

アブラムシを調べていると、アブが登場します。

アブの幼虫で、アブラムシを食べるものがいます。

ヒラタアブです。

ヒラタアブが、アブラムシのいるところに産卵する動画。

そして、ヒラタアブの幼虫がアブラムシを食べる動画。

2本並べます。


YouTube: 【決定的瞬間】アブラムシの近くに産卵するヒラタアブ


YouTube: アブラムシを貪り食うクロヒラタアブの幼虫


  

世の中にはすごい人がいます。

こちらがこんなのがあるといいなと思う動画を

ちゃんとアップしてくれている人がいます。

  

いつか、本物を見てみたいですね。
  

  

2024年8月 5日 (月)

20240804 山伏岳等登山報告③ 緩く登って、急坂を降りました

   

今日は令和6年8月5日。

  

前記事の続きで、山の報告です。  

  

②のコースを歩き始めました。

午前10時45分ごろです。

登山口です。

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この写真にも、すでに見えにくくなった地図標識の

2本の支柱の付近にもたくさん生えている植物について。

この植物は、②のコースだけでなく、自動車道の両側にも生えていて、

自動車道に侵入する勢いです。

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この植物の名前は、思ったより早くわかりました。

  

ガガイモの仲間でイケマですね。

ツル性多年草。

しっかりツルでした。

イケマの繁殖力がすごいので、山伏岳が覆われてしまうのではと

心配するほどです。

あとで、このイケマが大好きな昆虫に出合いますが、

その昆虫については、明日の記事かな。

  

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矢印のマークが、地べたにあるのは珍しい。

  

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避雷針かな?

これと同じものが、②のコースには、もう1本立っていました。

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この建造物の下に、こんな表示がありました。

ヤマップ 県民の森より笹山ー山伏より。

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建造しちゃいけないものを建てているみたいです。

令和2年10月までに撤去となっていますが、

もうすぐ4年が経ちます。

誰が何のために建てたのでしょう。

風力計と書いてあるけど、風力計なの?

私たちは、避雷針だと思っていました。

  

進みます。

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いいコースでしょ。

いろいろな枝ぶりの木があり、楽しみました。

次の木も良かった。

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森林浴を味わいました。

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ピークがありました。

ここから牛首峠までの下り坂が、

とんでもなかったです。

  

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この木は、なぜこんなにボロボロしていて、

穴がたくさん開いているんだろう。

不思議な木でした。

急降下は、この木の辺りから始まります。

 

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いかに下りが大変かわかるでしょ。

   

急坂の途中で、シモツケソウを見ました。

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この見事なキノコはなんだろう?

脳みそ型のキノコでした。

これもBiomeで問い合わせをしました。

わかったら後述します。

  

  

パリオリンピックの男子バレー、

準々決勝の日本VSイタリアを見ながら記事を打ちました。

惜敗で残念でした。

 

今晩はここまで。

珍しく午後11時過ぎに布団に入ります。

20240804 山伏岳等登山報告② ヤナギランを見にきた仲間/アブの研究

   

今日は令和6年8月5日。

  

前々記事の続きで、

8月4日の登山報告。

  

10年ぶりの山伏岳頂上から登ってきた道を帰りました。

今一度、ヤナギランを撮影。

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下山を始めると、登ってくる人たちとたくさん出会いました。

合言葉は、

「咲いてる?」

「咲いてましたよ!」

でした。

百畳峠から登ってくる人たちは、

ちゃんとヤナギランの開花情報を得ていて、

登ってくる人が多いと予想されます。

なので、「咲いてる?」で済んでしまいます。

  

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登る時には全く気がつきませんでしたが、

登山道の真ん中に、シカの骨がありました。

これも自然の中の出来事ですね。

  

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気持ちのいい場所を歩いて、駐車場へ。

車は増えていました。

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最初、5台だった車。下山した時には20台近くになっていました。

簡易トイレも設置されていましたが、扉の前が行列でした。

ヤナギラン人気にびっくりでした。

時刻は午前10時13分でした。

  

ここで車で移動。

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②のコースを歩くために、猪之段登山口へ。

ここは数台、駐めることができます。

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ここでアブの写真を載せます。

この日、朝から、自分たちの周りをアブが飛び回っていました。

時刻が昼に向かうにつれて、その数は増えました。

昼食を食べている時に、ザックの上に1匹留まりました。

久々にアブの顔を見ました。

まさしくアブです。

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そもそも、なぜアブは、人を咬もうとするのか。

ウェザーニュース 夏のアウトドアではハチやアブに注意

このサイトによると、アブの中には吸血アブがいて、

皮を切り裂いて出血させるために噛むのだそうです。

え、アブも、蚊のように吸血するんだ。

蚊と同じように、メスのアブが吸血するようです。

産卵のエネルギーのために。

いかん、知らんかった。

アブには3種いるようです。

アース 害虫なるほど知恵袋

引用します。

  

アブの種類によって食性は異なり、大きく分けると、訪花性、捕食性、

吸血性の3タイプです。例えば、ハナアブのように花粉を媒介して花・

野菜・果樹など植物の受粉を助ける働きをする訪花性のアブもいれば、

ヒラタアブの幼虫のようにアブラムシを食べる益虫として活躍する捕

食性のアブも。ここでは、家畜や人間の血を吸う吸血性のアブに焦点

をあて、解説していきます。

  

吸血性のアブについて解説してくれていますが、

そういえば、6月に捕食性のアブに出合っています。

アオメアブです。

ここでも道草 こんなのに襲われる虫は大変だ/アオメアブ(2024年6月16日投稿)

飛んでるトンボも捕らえてしまうアオメアブ。

見るからに怖そうなアブでした。

 

解説文を引用します。

  

アブは種類によって吸血する対象に好みがあり、ウシアブやアカウシ

アブのように牛や馬などの家畜を狙うアブもいれば、イヨシロオビア

ブ(成虫の体長11~14mm)やキンイロアブ(体長11~13mm)や

ゴマフアブ(体長8~12mm)のように人間を好んで吸血するアブも。

主に家畜を狙うアブであっても、人間を襲うこともあるので注意しま

しょう。

  

吸血性のアブの名前が出てきたので、

写真を

岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室 昆虫図鑑 アブ科の図鑑

より、転載します。

  

ウシアブ

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アカウシアブ

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イヨシロオビアブ

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キンイロアブ

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ゴマフアブ

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アカバゴマフアブかもと書いてありました。

  

じゃあ、今回、私が撮影したのはどれか?

結論は、アカウシアブですね。吸血性アブでした。

やられなくてよかったです。

私は、ザックの上にいるアブの写真を撮って、

帽子で叩き、退治しました。

  

アブは咬んで、出血させて、それを舐めるといいます。

実際に吸血している場面を、動画にした人がいます。


YouTube: 吸血するアカウシアブ

その一場面。

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YouTube: アブの観察:アカウシアブとウシアブ。早朝、玄関先でおとなしくしていたアカウシアブを発見。 2023年8月2日


この動画の一場面。

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黒い袋の中身を追求したのがこのサイト。

いもむしうんちの雨の音 吸血アブの大顎はギザ歯の包丁

黒い袋を外すと、尖った口が出てきます。

それを分解しています。

写真を転載します。

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lb:labrum 上唇

hp:hypopharynx 下咽頭

md:mandible 大顎

mx:maxilla 小顎

mp:maxillary palpi 小顎髭


小顎髭以外のものが、黒い袋の中にあるものです。

大顎の先っぽは、鋸状になっています。

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この鋸状の大顎を使って切り裂くようです。

  

そして下唇で舐めます。下唇のアップです。

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アブの唾液は、下咽頭によって注入されるようです。

アブに咬まれた後に痒くなるのは、この唾液が原因のようです。



    

山の報告の後半は、すっかりアブでしたね。

勉強になったぞ。



 

  






  

生き物の世話/オケラのトンネルと食痕

   

今日は令和6年8月5日。

  

今日は出勤。

と言っても、生き物の世話。

現職教育が始まる午前10時より早く帰宅しました。

  

通級教室が暑いためか、生き物の調子が悪いです。

2日間、間を開けるのも良くないのでしょう。

  

先週の金曜日、スズムシは全滅。

もらった半分は、家に持ち帰って育てているが、

そちらのスズムシは健在。

メスのカブトムシが同じ日に亡くなっているのを発見。

5匹羽化したカブトムシですが、残りはオスメス1匹ずつ。

  

今日、1匹残っていたヤゴが死んでいました。

結局、ヤゴから羽化したのは2匹のみ。

20匹はいたので、10分の1の確率。

プールにいた方が、羽化できただろうね。

先週の金曜日、プールで泳ぐヤゴを動画撮影。32秒。


YouTube: 2024年8月2日 勤務校のプールで泳ぐヤゴ

  

小さくて黒いゲンゴロウの姿がありませんでした。

よく見たら、水槽の砂利の上に羽根らしき破片がありました。

おそらく、この2日間で亡くなり、ハイイロゲンゴロウに、

食べられたのだと思います。

そのハイイロゲンゴロウも元気がなさそうでした。

今度は8月7日に、学校に行くが、大丈夫かな。

  

家で世話をしている生き物は、今のところ変化なし。

オケラは、水苔に潜ってから、全く姿を見ていません。

でも、ニンジンに最初は食痕があり、

昆虫ゼリーも気に入ってくれたようで、

ニンジンは変化ありませんが、昆虫ゼリーには、

連日食痕があります。

昨日はついにアクリル沿いに、トンネルを作ってくれたのを発見。

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姿を見ることはできないが、トンネルや食痕で、

一喜一憂するのも、面白い飼育だと思いました。

   

  

 

20240804 山伏岳等登山報告① 今回は最短コースで山伏岳へ

   

今日は令和6年8月5日。

  

昨日は山に行ってきました。

久々の登山。

なんと、6月6日の富士山登山以来でした。

  

富士山登山と、6月1日の大川入山登山の報告が

まだうてていませんが、昨日の登山報告をします。

  

今回は静岡市にある山伏(やんぶし)岳頂上付近に群生して咲く

ヤナギランを見に行くのが大きな目標。

同行者は、Hさん、Sさん、Kさん。

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この地図の①のコースがまさにそれです。

そしてさらに②のコースを歩きました。

百畳峠の駐車場で、歩き始めの気温は20度。

避暑を兼ねての登山とも言えます。

  

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登り出したのは、午前8時25分。

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山伏岳には、頂上近くから登るコースがあると、

昔から知っていましたが、今回はいよいよそのコースです。

  

快適なコースでした。

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百畳平と呼ばれる、山中の平な場所。

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途中で登山道から左に外れて、山伏小屋を見てきました。

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下から登ってくるコースとの合流点。

頂上は近い。

  

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この分岐は、右に上がっていきました。

  

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左の木道を歩いていきました。

 

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ヤナギランを堪能して、頂上へ。

  

1時間もかからず、急な道でもなく、快適な登山でした。

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前回登ったのは、10年前。

2014年に2014mの山に登ろうと、

奥さんと2人で登って以来ですね。

ここでも道草 11月3日は山伏岳/紅葉を楽しんだ(2014年11月4日投稿)

もう10年経つんだな。 

  

今回は私たちが頂上にいる間は、

他の人はいなくて、静かな頂上でした。

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10年前の写真と比較してみます。

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左手の木が複数枯れていたりして、今回の方が夏なのに、

10年前の11月の方が、鬱蒼としています。

    

涼しかったけど、よく汗をかきました。

体を動かして汗をかくのは久々です。

暑い中、草取りをしてかく汗とは違うかな。

たまには、こうやってしっかり汗をかかないとね。

  

Hさんのズボンに、芋虫がついていました。

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「なんとかハバチ」ではないのかなと思いましたが、

特定できませんでした。

Biomeで教えてくださいと発信しました。

答えがわかったら、この後に追記します。

  

  

続く









 

   



  

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