2023年6月 5日 (月)

「気候変動・脱炭素 14のウソ」を読みました

     

今日は令和5年6月5日。

 

この本を読みました。

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気候変動・脱炭素 14のウソ」(渡辺正著/丸善出版)

  

温暖化について考えさせられます。

二酸化炭素が増えたから、温暖化になったのか。

温暖化になったから、二酸化炭素が増えたのか。

二酸化炭素が増えると、温暖化になるとは証明されていないらしい。

  

つい最近、日本人でノーベル賞をもらった人は、

確か二酸化炭素増加に伴う温暖化の研究をした人でした。

ノーベル賞をもらうぐらいなんだから、

二酸化炭素の増加が、温暖化を進めているのかと思いました。

この本では、そのことにも触れていました。

  

2021年度のノーベル物理学賞の真鍋淑郎(しゅくろう)先生も

気候シュミレーションの分野ですが、最初の論文が出た1969年

は「地球寒冷化」「氷河期接近」騒ぎの最中だったため、だいぶ苦

労されたのかもしれません。2つ目の名高い論文が出た89年の世

情は幸い(?)、「温暖化」一色の大波が寄せ始めたころでした。

(115〜116p)

     

「温暖化」が言われる前は、「氷河期接近」騒ぎがあったのです。

真鍋先生の功績も、「温暖化」ブームに乗ったものだと

言っています。

   

ご存じのとおり、水温が高いほど、気体は水に溶けにくい。前章

で紹介した「世界の海水準トレンド」から、過去150年以上、

海水温はほぼ直線的に上がってきたと推定できます。水温が上が

れば、水から出てきたCO2が、大気中の濃度を上げますね。

つまり、「CO2増加→気温上昇」のほか、「気温上昇(自然変動)

→CO2の増加」の因果関係もありうるのです。つい最近、図1(

CO2の濃度変化 1958年〜2022年4月)の濃度上昇は

八割以上がその結果、と断じた人もいます。それが確かなら、温

暖化対策もたちまち意味を失うでしょう。

(83〜84p)

  

この本では、人的にCO2を増加させたのは、

1950年からとしています。

しかし、それ以前から、海水温は上がっているのです。

ここは矛盾です。

気温上昇→CO2を考えてしまいます。

  

化け物の正体見たり枯(かれ)をばな

現在では、いつか誰かが手を入れたあとの「幽霊の正体見たり枯

れ尾花」がよく知られます。尾花とは、ススキの穂のこと。何かを

しじゅう恐れている人は、なにげないものにもビクついてしまう・

・・・とか、怖そうに見えたものも、正体がわかってしまえば、

「なぁんだ」ですむ・・・・・というような意味合いの川柳でしょ

う。

化け物ないし幽霊を、ダイオキシンや環境ホルモン、BSE、気候変

動(温暖化)などに置き換えれば、この句こそ、20世紀の末に突

発した「環境問題」の本質を表すーーーーと私はみています。どれ

も明確な実体はなく、宗教の教義に近かったので。メディアが大騒

ぎし、おびただしい本が出ながらも、忘れられて当然の話でした。

ダイオキシン・環境ホルモン・BSEの三つは事実そうなり、いま大

学生の大半は「それって何?」感覚です。

けれど気候変動だけは、いわば賢い教祖(国連)と使徒(研究者、

産業人)が世界レベルの動きをつくり、巨費が飛び交って利権も生

まれたため、すぐには止まらない状況ができてしまいました。ウク

ライナ危機の渦中でもアメリカのバイデン大統領が、「気候変動対

策も着実に進める」などと空疎な発言をしています。

まずいことに、中立なはずのメディアも時流に乗って「温暖化教」

布教の片棒をかついできました。怖そうで「絵になる」話を取り上

げたいメディアの心情は、わからないではありません。(後略)

(46〜47p)

   

酸性雨やダイオキシンで世の中が大騒ぎした時に、

疑いもなく乗ってしまった体験がある私としては、

温暖化問題も、実はそうなのではないかと思ってしまいます。

CO2を出さないように研究していることや、

そのためにたくさんの税金を使っていることが、

実は無駄なことでした・・・なんてことにならないか

心配しています。

  

うるわしい物質CO2を悪者と見る風潮は、あやしい方々が34年

前につくって広めたのですが、理科を学んだ人なら納得できるは

ずのない風潮でした。

(13p)  

  

二酸化炭素はしっかり悪者になっているよなあ。

これも大きな誤解なのか?

二酸化炭素が増えたことで、

植物の生育は速くなっています。

地球上の緑も増えているそうです。

   

この本を読んで、また揺れています。

鳥居強右衛門のドラマ化

     

今日は令和5年6月5日。

   

昨晩の大河ドラマ「どうする家康 21 長篠を救え!」は

鳥居強右衛門がしっかり描けれていて良かったです。

事前に子どもたちに教えておいてよかった。

どれくらいの子どもが見てくれたかな。

でも、いい。

見ていない子どもがいたとしても、

今日の社会科の授業では見せちゃいます。

水中も潜って脱出するところ、

捕まって長篠城の兵隊に嘘を言うか本当のことを言うか迷うところ、

そして磔のシーン。

きっと子どもたちの印象に残ることでしょう。

  

私もなぜか子どものころから、鳥居強右衛門のことを知っていました。

社会科の教科書に載っていたのかな?

それとも郷土の偉人として学んだのかな。

こうやってドラマ化されて見るのはいい体験でした。

  

娘が昨日、長篠城跡に行きました。

その時の写真。

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6月2日の大雨によって、川が増水しています。

これも貴重な写真です。

  


YouTube: 長篠の戦いの全容 悲劇の英雄 鳥居強右衛門 織田徳川連合軍と武田勝頼の決戦へ「大河ドラマ どうする家康」歴史解説32


この動画も参考になります。

印象に残ったのは、20分40秒からのシーン。

「松平記」と思われる資料を使っての説明。

鳥居強右衛門は、長篠城を脱出して、岡崎で徳川家康に援軍を依頼。

そこには織田信長はいませんでした。

(大河ドラマでは、家康と信長は一緒にいました)

信長がいたのは、牛窪(うし久保)。

つまり、現在の豊川市牛久保です。

“ど“地元です。

鳥居強右衛門は、牛窪に来て、信長にも援軍を依頼しています。

豊川市と鳥居強右衛門が繋がった!
 

2023年6月 4日 (日)

根を切断してしまう幼虫は、コガネムシ?カナブン?

    

今日は令和5年6月4日。

  

畑を耕していると出てくる幼虫は、

コガネムシかカナブンか?

ずっと疑問に思っていたものが、

この動画で解決しました。


YouTube: 【謎だらけ】幼虫がいない!?カナブンの未だ解明されない生態

  

作物の根を切断してしまう厄介な幼虫は、

コガネムシでした。

カナブンの幼虫は、長年謎だったようです。

2009年に、昆虫写真家の鈴木さんの発見によって、

幼虫の生態が解き明かされていったようです。

(2011年に発表)

カナブンの幼虫は腐葉土を食べて育つのですが、

それだけでは育たない。

クズの枯れたツルを食べるのだそうです。

したがって、カナブンの幼虫は、ツルを食べるために、

土の中から出てきて食するのです。

カナブンの幼虫は害虫ではありませんでした。

  

カナブンの英語名はdrone beetle。

不規則に飛ぶことができるカナブンの名前から、

「ドローン」は生まれたかも。

植物:5月22日のハゼラン ダールベルグ・シューティングスター

    

今日は6月4日。

  

今年度版の植物シリーズが徐々に始まってきた感じです。

5月22日。校区見学で撮った花です。

歩道橋の足元に咲いていました。

iPadで撮った写真には、時刻も記入されています。

午後3時半でした。

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これはハゼランですね。

ここでも道草 6月中旬の花々21/ハゼラン(2012年7月12日投稿)

この時に調べたことによると、

ハゼランは「爆蘭」と書き、次々に開花することから

この漢字が当てられています。

「3時草(さんじそう)」とも呼ばれ、午後3時過ぎに咲くそうです。

私が見たのは午後3時半。

ちょうど咲き始めたところだったのでしょう。

  

もう一つ、5月22日に撮影したもの。

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これは長い名前のデージーでした。

ダールベルグデージー・シューティングスター。

greensnap ダールベルグデージー

ダールベルグは誰なんだろうと思って調べましたが、

答えに行き着けませんでした。

花は5〜10月。長い。

植物:5月28日の常山アジサイ ニゲラ ヒペリカム・アンドロサイエム

     

今日は令和5年6月4日。

  

10年程前に、花木に夢中だった頃、

我が家で、今日見た花木について話すと、

それは我が家の庭にもあるよと、

奥さんに指摘されることがありました。

灯台下暗し。

我が家の庭を見ていなかったです。

今年は、庭の花木をちゃんと見ておこう。

  

5月28日に撮影しました。

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これは常山アジサイ(ジョウザンアジサイ)

つぼみの段階から気になる花です。

若泉ファーム 常山アジサイ

このサイトによると、別名は「碧の瞳」

秋にできる瑠璃色の実が良くて、

この別名があるようです。

花も楽しみですが、秋の実も写真を撮ろうと思います。

  

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これはニゲラ。

12年前の庭にもありました。

ここでも道草 今年は気になったニゲラ(2011年6月5日投稿)

そう言えば、この春、花が咲いていたなと思い出します。

見逃しています。

柔らかいトゲトゲの葉に包まれる

風船みたいな実は可愛らしい。

  

  

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う〜ん、迷ったけど、

ヒペリカム・アンドロサイエムでしょう。

花と緑の図鑑

ここにも書いてありますが、ビョウヤナギ(ビヨウヤナギ)と

キンシバイとの区別が難しいです。

赤やピンクの実を楽しむのがヒペリカム・アンドロサイエム。

11年前に出合っています。

ここでも道草 5月下旬の花々13/ヒペリカム・アンドロサイエム((2012年6月3日投稿)

2023年6月 3日 (土)

1時間あたり26mmの激しい雨でした

   

今日は令和5年6月3日。

  

昨日の雨は激しかったです。

勤務校でも、全校お迎え下校という

滅多にない事態でした。

  

雨の日だから、やってみたいことを考えました。

それが、昨日の記事にも書いた雨量を計ることです。

百均に寄って、グラスを3つ買いました。

よく見ると底は平らではありませんでした。

正確に雨量を計るには、これでは困ります。

そこで、底から1センチのところにマジックで印をつけ、

そこまであらかじめ水を入れておくことにしました。

  

置く場所は、担任して学級から見えるすべり台の上に置くことにしました。

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1時間おきにグラスを変えました。

その結果です。

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左から11:30〜12:30。

1時間に10mm。

中央が12:30〜13:30。

1時間に4mm。

右が13:30〜14:45。

1時間に直すと、26mm。

  

天気予報では午後からいっとき雨の勢いが衰えるものでしたが、

そんなことはありませんでした。

1時間あたり26mmは、激しい雨でした。

それを数字で知ることができました。

   

2人の子どもと、すべり台に行って、グラスを確認する時がありました。

雨も強かったけど、風も強かった。

風で傘がめくれたり、すべり台の上から傘を飛ばしてしまったり・・・

なかなか楽しい時間でした。

濡れたけど、子どもたちは大喜びでした。

風が強い時には、傘をどちらに向けたらいいのか教えました。  

濡れたけど、タオルを持っていなかったので、

私のタオルで拭いてあげました。

2023年6月 2日 (金)

マンガ「逃げ上手の若君」1巻を読む

      

今日は令和5年6月2日。

   

昨日の記事で、「読んでみたい」と書いた

マンガ「逃げ上手の若君」(松井優征作)。

昨晩、実行しました。

北条高時にはずっと前から興味があり、

教科書には確か載ってなかったけど、

授業でも教えてきました。

その高時の息子というのなら、やっぱり気になります。

北条時行。

足利尊氏は鎌倉幕府の後継者である時行を殺すことが目的。

北条時行は、足利尊氏から逃げて生き残ることで、

尊氏を苦しめることが目的。

そして北条時行は、天才的に逃げることが得意。

この設定が面白いです。

そして、荒唐無稽の話かと思いきや、

歴史学者の本郷和人先生に監修を受けており、

巻末の本郷先生の歴史解説も読みごたえがありました。

なぜ日本人は、平安から江戸時代に、平均身長が低いか述べていました。

仏教が伝来して、肉を食べられず、タンパク質不足が理由だそうです。

肉食が解禁された明治から、平均身長は増えて現代に至るというわけです。

なるほど。

今まで思いつかなかったことです。

  

2ページ転載します。

3

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この2ページに書かれていることは印象的でした。

中学校の教科書には、北条時行は出てきません。

高校の教科書には出てくるのかな。

歴史の面白さは、教科書の内容から広がった時が面白いです。

歴史は、教科書では語りつくせないほど広く、深いことを知ると、

勉強してみたくなります。

現に、今、このマンガで、北条時行のことが知れることに、

ワクワクしています。

  

「それはまるで・・・少年漫画の主人公のように鮮烈だった」

作者の松井さんは、こう思って描き始めたのでしょう。

またいずれ読み進めていきたいマンガです。

  

今日はザーザーぶりの雨を測ってみたい

    

今日は令和5年6月2日。

  

私の勤務しているのは豊川市です。

豊川市の今日の1時間おきの天気予報は、

このサイトで見ることができます。

tenki.jp 豊川市の天気

現在はこのようになっています。

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私が授業をする午後1時台の降水量は6ミリ。

2時台は4ミリ。3時台は9ミリ。

これはどの程度の雨か。

この動画が参考になります。


YouTube: 降水量について【お天気さんの季節便り】

1時間に2ミリで、傘無しだとずぶ濡れになります。

1時間に10ミリだと、ザーザーぶりなのだそうです。

靴も濡れてしまいます。

他の動画によると、3〜10ミリで、「だいぶ降っているな」と

思うくらいだそうです。大きな水たまりもできます。

1時間に50ミリだと、滝のように降る雨。

  

つまり今日はだいぶ降っているな、ザーザーぶりだを体験できます。

う〜ん、50ミリを体験させたかったけど、

今日は無理なようです。

思ったより雨は降らないようです。

豊田市の小中学校は、休校になったけど、

休校にするほどでもないようです。

  

透明で真っ直ぐなグラスを外に置いておいて、

実際に雨水が何ミリたまるのかやってみたいですね。

学校に行く時に、百均で買っていこう。

  

上の動画でも、雨量計の説明がありましたが、

以前見た覚えがあるけど、今回確認できてよかったです。

こんな仕組みでやっているんだ。

これなら機械で測ることができますね。

次の動画も参考になります。


YouTube: 【物理エンジン】降水量ってどうやって測っているのか?その仕組みを可視化した

   

出勤するのは午前11時。

百均に寄るので、それより10分ほど早く出よう。

真っ直ぐの殻に入ったカタツムリ発見

    

今日は令和5年6月2日。

  

今日は台風2号の接近と梅雨前線の活発化で

朝からしっかり雨が降っています。

私が出勤する午後は、もっと雨がひどくなるようです。

この雨がひどい時にこそできる授業はないかと

今は考えています。出勤までにどうにかしたい。

   

6月、梅雨で思い出すのは、カタツムリ。

5月30日の校区探索では、神社のジメジメした薄暗い場所で、

初めて見るカタツムリに出合いました。

見てください。

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真っ直ぐの殻に入っているカタツムリです。

カタツムリといえば渦巻きの殻です。

こんなカタツムリがいるんだと思いました。

  

調べました。

のはらねこ 「細長いかたつむり」を発見!正体は「キセルガイ」でした!

キセルガイでした。

キセルガイ、結構長生きで、約10年。

一緒に見た子どもたちと同じくらいに生まれているかも。

でも天敵が多く、寿命を全うできるかどうか。

ネズミや鳥類、甲虫類などが天敵。

ホタルモドキという昆虫の幼虫は、

殻に穴を開けて侵入して、軟体部分を食して、

また別の穴を開けて出てくるそうです。

自然界はやっぱり残酷です。

※参考:wikipedia キセルガイ

2023年6月 1日 (木)

ロケ地になった旧門谷小学校前の橋

    

今日は令和5年6月1日。

  

5月4日に鳳来寺山に家族で登った時に、

ついでに旧門谷小学校に行きました。

私は見ていませんが、NHK朝ドラ「エール」で

ロケ地になったそうで、奥さんの希望で行きました。

  

この橋が、ドラマで出たそうです。

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なかなか趣のある橋です。

どんな場面で使われたんだろう。

  

この橋を写真家が撮ると、こんなに素敵になるんだと思ったサイトです。

GENIC. 朝ドラのロケ地にもなった「旧門谷小学校」は温かい気持ちになれる憩いの場

よかったら見てみてください。

  

5月4日は絵画展をやっていました。

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ジャクユーサポート

このサイトで、「山本武夫とウクライナ画学生展」を紹介していました。

ウクライナ支援のサイトです。

「ジャクユー」はウクライナ語で「ありがとう」の意味だそうです。

キーウに2010年から住んでいた日本人の葛西孝久さんが、

開戦後に日本に戻ってきて、少しでもウクライナの支援をと考え、

活動を始めました。

その活動を伝えるサイトです。

縁があったので、少しずつ読んでみたいと思います。

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