マンガ「逃げ上手の若君」1巻を読む
今日は令和5年6月2日。
昨日の記事で、「読んでみたい」と書いた
マンガ「逃げ上手の若君」(松井優征作)。
昨晩、実行しました。
北条高時にはずっと前から興味があり、
教科書には確か載ってなかったけど、
授業でも教えてきました。
その高時の息子というのなら、やっぱり気になります。
北条時行。
足利尊氏は鎌倉幕府の後継者である時行を殺すことが目的。
北条時行は、足利尊氏から逃げて生き残ることで、
尊氏を苦しめることが目的。
そして北条時行は、天才的に逃げることが得意。
この設定が面白いです。
そして、荒唐無稽の話かと思いきや、
歴史学者の本郷和人先生に監修を受けており、
巻末の本郷先生の歴史解説も読みごたえがありました。
なぜ日本人は、平安から江戸時代に、平均身長が低いか述べていました。
仏教が伝来して、肉を食べられず、タンパク質不足が理由だそうです。
肉食が解禁された明治から、平均身長は増えて現代に至るというわけです。
なるほど。
今まで思いつかなかったことです。
2ページ転載します。
この2ページに書かれていることは印象的でした。
中学校の教科書には、北条時行は出てきません。
高校の教科書には出てくるのかな。
歴史の面白さは、教科書の内容から広がった時が面白いです。
歴史は、教科書では語りつくせないほど広く、深いことを知ると、
勉強してみたくなります。
現に、今、このマンガで、北条時行のことが知れることに、
ワクワクしています。
「それはまるで・・・少年漫画の主人公のように鮮烈だった」
作者の松井さんは、こう思って描き始めたのでしょう。
またいずれ読み進めていきたいマンガです。
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