勤務校の人工池でヤゴ採取/水草の水上葉に魅了されました
今日は令和7年9月26日。
9月24日に、用務員のお姉さんから依頼がありました。
人工池でメダカを飼っているが、そこにヤゴがいて、
メダカをじっと狙っているので、ヤゴを捕まえてほしい、
という依頼。
人工池に行って、さっそくヤゴを探しました。
4匹ほど見つけましたが、3匹取り逃し、
やっと1匹が捕まりました。
ただそのヤゴの緑色がとてもいい。
前任校でのヤゴより大きく、スタイルもいい。
格好がいいヤゴでした。
その時に撮った写真。
おそらくギンヤンマのヤゴ。
教室に持ってきたけど、羽化してくれるといいな。
今日は食べてくれるかなと思って入れたハサミムシを
モリモリ食べてくれました。
今日は子どもたちがヤゴとりに挑戦。
用務員のお姉さんも。
私が逃したヤゴかどうかは不明ですが、
3匹が教室の水槽に加わりました。
この土日の間に羽化して、月曜日には教室内を飛んでいてほしい。
4匹いるんだから1匹くらい、頑張ってよ。
この人工池には、水草があるのですが、
9月24日にいいなと思った水草がありました。
わかりにくい写真かと思いますが、
他の水草とは違うんです。
用務員のお姉さんがいうには、子どもが持ってきて入れたとのこと。
確かに水草ですが、水面に出たところで、
美しい模様を作るんです。
上の写真の2ヶ所、水面に出たところの造形を、
接眼レンズで撮影しました。
特に最後の写真は好きですね。
でもこの水草は厄介者でした。
農林水産省 水路やため池の通水障害を起こす外来生物の見分け方_オオフサモ
この水草は「オオフサモ」の可能性高し。
一部サイトから引用。
1920年頃にドイツ人が持参し、兵庫県の池で野生化。
国立環境研究所の情報によると、ほぼ全国に分布しており、未確認
なのは青森、岩手、秋田、福島の4県のみ(2023年2月時点)。
水路、ため池、休耕田などの水深が浅いところに生育。閉鎖的なク
リークのような場所で局所的に発生することが多い。
耐寒性があり、主に根茎で越冬するが、温暖な地域では水上部も完
全に枯れることなく越冬する。
このサイトも詳しい。地元愛知県も困っていることがわかります。
一部引用。
根茎は水中を横に伸び、水上では水上葉が茂りマット状の群落を形
成する。
河川で繁茂するオオフサモ
栄養繁殖が旺盛で、主に地下茎からのクローン成長によって増殖す
る。また、茎や根茎の断片からも容易に再生する。
断片が水流によって運ばれ、流れ着いた先で増殖する。このため、
大雨時の増水や水流によって広範囲に拡散する可能性がある。
耐寒性があり、おもに根茎で越冬するが、九州では地上部も完全に
枯れないままで越冬する。
生命力の強い水草です。
池とかで大量発生すると、写真のようになります。
写真転載。
私が写真に撮ったのは、水上葉と言います。
その美しさに心奪われましたが、厄介な水草なのを知りました。











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