20250412天子ヶ岳・長者ヶ岳登山② キクザキイチゲ/スプリング・エフェメラル
今日は令和7年4月13日。
前記事に引き続き、昨日の登山のことを記事にします。
できたら今日中に書き終えたい。
この花の名前は「キクザキイチゲ」
少しこの花について詳しく書きたい。
このサイトの文章を引用していきます。
キクザキイチゲ(菊咲一華 中略)は、キンポウゲ科イチリンソウ属
の多年草。キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれ。
「イチゲ」がつく草花に山で出合ったことはあります。
「ハクサンイチゲ」
「ヒメイチゲ」
「イチゲ」=「一華」だったのですね。
「ゲ」から「華」は連想できませんでした。
一つの花が目立つからでしょう。
さらにWikipediaから引用します。
北海道、本州の近畿地方以北に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生
育する。高さ10-30 cm。花期は3-5月で、白色~紫色の花弁状の萼
片を持つ花を一輪つける。花弁はない。キクに似た花を一輪つけるこ
とからこの名がついた。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れ
てなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エ
フェメラルの一種。
「スプリング・エフェメラル」
初めて聞く言葉です。
これもWikipediaから引用。
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花をつ
け、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。
春植物(はるしょくぶつ)ともいう。直訳すると「春のはかないもの」
「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれる。
(中略)
カタクリのように、春先に花を咲かせ、夏までの間に光合成を行って
地下の栄養貯蔵器官や種子に栄養素を蓄え、その後は春まで地中の地
下茎や球根の姿で過ごす、という生活史を持つ植物が、落葉樹林の林
床にはいくつもあり、そのためそのような森林の林床は、春先にとて
もにぎやかになる。このような一群の植物をスプリング・エフェメラ
ルという。
スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物は、いずれも小柄な草本で
あり、地下に根茎や球根を持っているほか、花が大きく、華やかな色
彩を持つものが多い。小柄であることは、まだまだ寒い時期であり、
高く伸びては寒気に耐え難いこととともに、花に多くを割いた結果と
も考えられる。また、地下に根茎や球根を持つのは、気温も低く、光
も強くない春先に素早く成長し、まず花をつけるために必要である。
確かに今回のキクザキイチゲも花が目立ちました。
比較して葉っぱは小さかったです。
まずは花を目立たせたかったんですね。
その目立つ花から、「イチゲ」が生まれたのでしょう。
山梨県など複数の都道府県で、レッドリストの絶滅危惧I類や絶滅危
惧II類などの指定を受けている。
貴重な花だったのですね。
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