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2025年1月20日 (月)

携帯用カイロの水はどこから出てくるのか?

   

今日は令和7年1月20日。

  

以前、携帯カイロについて書いたことがありました。

ここでも道草 夏は冷却パック、冬は携帯用カイロ(2024年1月10日投稿)

この記事の続きのような内容。

  

先日、携帯カイロの中身を新聞紙上に広げて、

観察していたら、新聞紙が水で濡れました。

その水は、新聞紙を通過して、置いてあった机の表面まで

濡らしました。

これって不思議なことです。

  

携帯カイロの成分を調べると、

次のようなものです。

「鉄粉」「水」「活性炭」「塩類」「バーミキュライト」

「吸水性樹脂」です。

水が2番目に書かれています。

この水はどこから出てくるのでしょう。

ビニール袋を破って取り出した時には、水気はありません。

  

調べました。

桐灰カイロ カイロのしくみ

このサイトを利用していきます。

Img_0244

鉄と酸素と水が結びついて、酸化鉄ができる時に発熱します。

錆びている時です。

これがゆっくり反応すると、熱は感じませんが、

急速に進むことで、発熱が促され、カイロとなるのです。

  

水は?

この表が役立ちます。

Img_0245

バーミキュライトが重要です。

この物質に、水が入っているのです。

よくぞこんなことを考えるなあと思います。

  

活性炭の役目に目を移すと、空気を取り込むとあります。

酸素の供給を促すとあります。

どんどん空気を取り込んで、酸素を鉄に提供して、

長くカイロが暖かくなるような役目をしているようです。

  

携帯用カイロの中身を、畑に撒いていいのかという質問を、

桐灰カイロのQ&Aのサイトで見かけました。

塩が入っているので、良くないとのことでした。

実は、勤務校の砂場で磁石を使って砂鉄を探したことがあり、

ほぼ皆無でした。

ちょっと寂しいので、砂場に携帯用カイロの中身を混ぜて、

将来、誰か砂鉄探しをする時に、成果が出るようにと考えました。

でもそれは良くないことでした。

塩が含まれていることと、

砂鉄と鉄粉は違うことを、昨年の1月10日の記事で復習したからです。

本当は存在しないものを撒いては、混乱を招きます。  

  

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