携帯用カイロの水はどこから出てくるのか?
今日は令和7年1月20日。
以前、携帯カイロについて書いたことがありました。
ここでも道草 夏は冷却パック、冬は携帯用カイロ(2024年1月10日投稿)
この記事の続きのような内容。
先日、携帯カイロの中身を新聞紙上に広げて、
観察していたら、新聞紙が水で濡れました。
その水は、新聞紙を通過して、置いてあった机の表面まで
濡らしました。
これって不思議なことです。
携帯カイロの成分を調べると、
次のようなものです。
「鉄粉」「水」「活性炭」「塩類」「バーミキュライト」
「吸水性樹脂」です。
水が2番目に書かれています。
この水はどこから出てくるのでしょう。
ビニール袋を破って取り出した時には、水気はありません。
調べました。
このサイトを利用していきます。
鉄と酸素と水が結びついて、酸化鉄ができる時に発熱します。
錆びている時です。
これがゆっくり反応すると、熱は感じませんが、
急速に進むことで、発熱が促され、カイロとなるのです。
水は?
この表が役立ちます。
バーミキュライトが重要です。
この物質に、水が入っているのです。
よくぞこんなことを考えるなあと思います。
活性炭の役目に目を移すと、空気を取り込むとあります。
酸素の供給を促すとあります。
どんどん空気を取り込んで、酸素を鉄に提供して、
長くカイロが暖かくなるような役目をしているようです。
携帯用カイロの中身を、畑に撒いていいのかという質問を、
桐灰カイロのQ&Aのサイトで見かけました。
塩が入っているので、良くないとのことでした。
実は、勤務校の砂場で磁石を使って砂鉄を探したことがあり、
ほぼ皆無でした。
ちょっと寂しいので、砂場に携帯用カイロの中身を混ぜて、
将来、誰か砂鉄探しをする時に、成果が出るようにと考えました。
でもそれは良くないことでした。
塩が含まれていることと、
砂鉄と鉄粉は違うことを、昨年の1月10日の記事で復習したからです。
本当は存在しないものを撒いては、混乱を招きます。
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