大相撲春場所 新入幕尊富士が優勝 110年ぶりのこと
今日は令和6年3月25日。
昨日、千秋楽だった大相撲春場所(大阪場所)は、
面白かったです。
横綱や大関がコロコロ負けて、う〜ん盛り上がらないなあと
思っていましたが、だんだん大の里、尊富士(たけるふじ)の名前が、
クローズアップされてきました。
大の里は先場所も活躍していたので知っていましたが、
尊富士はどんな力士なんだろうと思っていました。
私がテレビ観戦ができるのは午後5時からで、
新入幕の尊富士はすでに取り組みが済んでいました。
尊富士を初めてみたのが10日目。
筋肉もりもりの力士だなあと思いました。
確か尊富士全勝、大の里1敗で迎えた取り組みです。
すでにこの2人が場所をリードしていました。
どっちが勝つか注目。
尊富士の押しが強く、大の里は土俵から吹っ飛ばされました。
YouTube: 大相撲 尊富士ー大の里 <令和6年三月場所・10日目>SUMO
尊富士は11日目に琴ノ若を破ります。
これも早い相撲。琴ノ若の横に張り付いて押し出します。
琴ノ若の腰の重さがあれば、簡単には押し出されないと
思っていましたが、琴ノ若の体が伸びてしまいました。
YouTube: 大相撲 尊富士ー琴ノ若<令和6年三月場所・11日目>SUMO
新入幕11連勝。あの大鵬と並びました。
新記録がかかった12日目。相手は豊昇龍。
似た体型の二人なので、楽しみでした。
勝負は早かった。
豊昇龍の小手投げがきれいに決まりました。
この2人、同学年だったのですね。
2人とも24歳。
これからもライバルになるのかな。
YouTube: 大相撲 尊富士ー豊昇龍 <令和6年三月場所・12日目>SUMO
新記録にはなりませんでしたが、新入幕11連勝。
大鵬と並びました。すごい力士が登場しました。
13日目は若元春との対戦。
この日は、勤務校の年度末反省会だったので、
テレビ観戦ができませんでした。
飲み会の最中に、話題になり、
結果をスマホで調べてくれた人がいました。
尊富士が勝ち。
14日目。対戦相手は朝乃山。
尊富士は対戦前で12勝1敗。
次に続く大の里、豊昇龍が3敗だったので、
尊富士が朝乃山を破れば、優勝が決まる一戦でした。
ここは朝乃山の意地が見たいと思いました。
そして朝乃山は期待に応えてくれました。
尊富士の動きを止めて、寄り切ったのです。
YouTube: 大相撲 尊富士ー朝乃山<令和6年三月場所・14日目>SUMO
ここで波乱。
負けた尊富士が右足を痛めたのです。
足を引き摺りながら歩きましたが、最後は車椅子に乗っての退場でした。
千秋楽に出場できるのか心配しました。
この日、大の里が勝っているので、11勝3敗。
尊富士は12勝2敗。
難しいところです。
どこで右足を痛めたのか。
リプレイ映像を見て、奥さんとここじゃないかと言ってました。
土俵際に追い詰められた時に痛めたように私は思えましたが、
う〜んよくわかりませんでした。
しかし、世の中はいろいろな人がいます。
ちゃんと分析している人がいました。
もっと早い段階で、尊富士の右足が、
おかしな状態になっているのに気づいた人がいました。
この赤い矢印の瞬間です。
膝が内向き、つま先が外向き。
ここで痛めたと考察しています。
でも尊富士は、最後まで戦います。痛がらずに。
15日目(千秋楽)
尊富士は出場するのか、休場か?
出場しました。
相手は豪ノ山。
勝てば、もちろん尊富士の優勝。
しかし、右足は大丈夫なのか。
仕切りをしている時の動きには違和感はありませんでした。
いけるのか。
ここまでドラマチックできたので、
ここは勝って優勝を決めてほしいなと応援していました。
YouTube: 大相撲 尊富士ー豪ノ山<令和6年三月場所・千秋楽>SUMO
尊富士が、豪ノ山を押し出し、
豪ノ山は、土俵下に転がりました。
強い!
勝った後の尊富士の顔は、NHKの動画が良かったです。
伯桜鵬、北青鵬、熱海富士、大の里、そして尊富士。
最近、次々に若手が出てきて、相撲が面白くなってきました。
北青鵬は残念だったけど、他の力士は期待ができます。
群雄割拠状態になってきたかな。
上位の力士だから強いわけではなくなってきています。
今年も名古屋場所は見にいきます。
待ち遠しい。
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