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2023年11月30日 (木)

紅葉したイチョウの木に緑の植物 ノキシノブ

   

今日は令和5年11月30日。

   

勤務校の校庭で、イチョウの木を見ていて、

その幹に変わった植物があるなと思いました。

ちょうど、校庭で虹を見た日でした。

11月28日です。

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Googleレンズでは判別できなかったので、

バイオームで質問してみました。

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ありがたいことに、すぐに回答が届きました。

この植物が判明しました。

ノキシノブ。

いかにも軒下に生えてくる植物みたいな名前。

実際、昔は、藁葺き屋根あるいは

茅葺き屋根の軒下に生えていて、

そこからこの名前がついたようです。

最近は、家の作りが変わったので、

家の軒下では見ることができなくなりました。

着生植物というもので、寄生植物ではないので、

木から水分や栄養をいただくことはないとのことです。

  

典型的に、古い屋根から生えるノキシノブの写真はないか、

ネットで探しました。

さんぽで出会う花鳥風月 ノキシノブ

ここの写真はどうかな。転載します。

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葉の裏に胞子嚢があります。

最近では胞子嚢の集まりのことをソーラスと言うそうです。

ノキシノブの胞子嚢、ソーラスについては、

このサイトが勉強になりました。

小原の村の花さんぽ+猫

一部引用します。

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盾状鱗片が、ほとんどなくなった、ソーラス。

丸い粒に、背骨のようなものがぐるっと巻き付いているのが、胞子嚢。

空気が乾燥すると、この背骨が反対側にぱちんと反り返り、

その反動で、丸いものが割れて中の胞子がふわっと飛び出す仕掛け。

 

顕微鏡の下に置いて、根気強く見ていれば、だれでも簡単に見られます。

まるで、動物のようにうごめいて、つぎつぎとはじけます。

 

こうやって、シダ植物は、胞子を飛ばします。

   

  

胞子が飛ぶところを見てみたい。

そう思わせる写真と文章でした。

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