「陽気なかじや」「愉快な鍛冶屋」「調子のよい鍛冶屋」そして~smith
今日は令和5年10月28日。
ある人のFacebookを見ていて、
こんな記事を見かけました。
10月26日の記事です。
引用します。書いた人の名前は内緒。
3年生の教科書に「陽気なかじや」という歌があります。
これは歌だけではなく、音楽に合わせ歌遊びができます。
茶つみのように手拍子や手合わせなどをして遊ぶのです。
今日はそれをやってみました。
子どもたち、大喜びでした。
速さを変えたり、相手を変えたりして、何度もやりました。
人とふれあうことで、オキシトシンという幸せホルモンが
出るそうです。子どもたち、とてもうれしそうでした。そ
ういえば、ソアーベの振付にも、そんな手遊びがたくさん
あります。
今まではコロナのため、そんなことはできませんでした。
しかし今はそれができる時代。
改めて、いい時代になったなあと思います。
そして、そんな手遊びや友だちとのふれあいをたくさんやっ
ていきたいなあと思いました。
音楽は、人とふれあう時間でもあると思っています。
「村のかじや」ではなく「陽気なかじや」というのもあるのですね。
調べてみました。
ヘンデルのある組曲の最終曲なのだそうです。
英語名は「The Harmonious Blacksmith」
このサイトには次のように書いてありました。
日本では、「調子の良い鍛冶屋」という訳語が定着しているが、「調子
の良い」はHarmoniousを翻訳したもので「音が調和している」の意味
であり、リズミカルに調子がいいという意味ではない(ここでの「調子」
は音調の意味)。別邦題として「愉快な鍛冶屋」と呼ばれるが勘違いの
産物であろう。
日本名は「調子の良い鍛冶屋」「愉快な鍛冶屋」そして教科書の「陽気
なかじや」といろいろみたいです。でもその訳は「Harmonious」の誤
訳みたいですね。
気になるのは「Blacksmith」です。
これで鍛冶屋になるの?
調べました。
※Yahoo!知恵袋 なぜ、鍛冶屋を英語で「blacksmith」というのでしょう?
大概の疑問は、とっくに誰かが質問していますね。
2011年の質問でした。
回答が勉強になりました。
辞典を引けばわかりますが、“smith“には「金属を細工する人」という
意味があります。「黒い金属」=「鉄」を細工する人だから“blacksmith“
なのです。ちなみに、whitesmith、goldsmith、coppersmithという
単語もあります。いずれも人名が先なのではなく、職業名から人名に変化
したものです。
なるほどです。
英語の名前で「スミス」「ゴールドスミス」なんて名前がポピュラーだと
思いますが、元々は職業名だったのですね。いやあ、いい勉強になりました。
ちなみに・・・
whitesmithは「ブリキ職人」「銀メッキ職人」
goldsmithは「金細工職人」
coppersmithは「銅細工職人」
その他に、gunsmithは「銃身や引金を扱う職人」
※参考:アイアン雑貨
locksmithは「鍵を作ったり修理する人」
wordsmithは「筆が立つ多作な作家」
arrowsmithは「矢のメーカー」
clocksmithは「時計や腕時計を作成または修理する職業の人」
silversmithは「銀製品を作ったり、修理したりする人」
※参考:”smith”で終わる英単語
以上、smithの勉強は終了。
最後に「陽気なかじや」を聴いてみたいです。
YouTube: ヘンデル 調子のよい鍛冶屋 ピアニスト 近藤由貴/ Händel: The Harmonious Blacksmith, Yuki Kondo
YouTube: 陽気なかじや 中地雅之作詞・オーストリア/ドイツ民謡・佐野真裕編曲 The Harmonious Blacksmith
あれれ、YouTubeを聞いてわかったけど、
ヘンデルの「調子のよい鍛治屋」「愉快な鍛冶屋」と、
音楽の教科書に載っている「陽気なかじや」は別物なんだ。
今頃知りました。
英語のタイトルが同じなので、一緒と思い込んでいました。
次の動画は、手拍子もやっているので、子どもたちとやってみたいですね。
YouTube: 世界のこどもの歌・十五夜さんのもちつき・ゴムとびの歌・陽気なかじや・半月【第11回 CORO del CUOE 定期演奏会より♪】
1分51秒から「陽気なかじや」がスタートします。
3年生の音楽の教科書を見せてもらおうかな。
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