大河ドラマ「どうする家康 28 本能寺の変」
今日は令和5年7月27日。
7月23日放映の「どうする家康 28 本能寺の変」は、
信長が家康の名を連呼、家康も信長の名前を連呼する不思議な展開でした。
本能寺の変と言えば、重要人物の明智光秀は、
ドラマの始めの頃から、巧みに小人物に描かれ、
信長にラストは「キンカン頭」とののしられます。
それが実に面白かった。
ちなみに、光秀=キンカン頭(ハゲ)が流布したのは、
司馬遼太郎の「国盗り物語」で書かれたことからのようです。
※読売新聞オンライン だから光秀はキレた?本能寺の変「珍説」の真相
ここを読むと勉強になりました。
ちなみに書いた人は、私の1歳年下。
大河ドラマ「国盗り物語」を見て、歴史好きになったとのこと。
一緒だ。
23日のドラマについて語っている動画で秀逸なのはこれ。
YouTube: 『どうする家康』第28回「本能寺の変」雑談
王道少女漫画展開と評していました。
家康を恋する信長。
それに気がつかない家康。
そこに信長の妹のお市がやってきて、信長の本心を伝える。
動揺する家康。
この展開がそうだと言うのです。
なるほど。
とにかく変わった本能寺の変だったことは確かです。
しかし、今までの大河ドラマで描かれている本能寺の変は、
どれも補正されたものだったようです。
それを教えてくれたのが、この動画。
YouTube: 第28回『本能寺の変』ふたりの恋。本能寺が変になるのは大河ドラマの伝統です。 #どうする家康 #考察
この動画の19分50秒からの説明。
「利家とまつ」「江姫たちの戦国」「天地人」
「麒麟がくる」それぞれのドラマで、
主人公補正がなされていて、独特だったと教えてくれます。
「女城主 直虎」も、家康が加担している本能寺の変でした。
授業で子どもたちに見せるなら、「麒麟がくる」が正当かな。
YouTuberさんは、「外連味(けれんみ)があるのがいい」と
言っていました。
20分からです。
「外連味」とは?
「はったりやごまかし」という意味だそうです。
岡田准一が演じた信長は、出血多量で死にそうなのに、
敵と戦っていたのも、それはそれで面白いということです。
一次資料にがんじがらめのドラマでは面白くない。
有名人同士を出会わせたりするのがいいとも言っています。
アンチ「どうする家康」の人たちもいますが、
話題になっている大河ドラマではあるのかな。
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