紆余曲折「太平記 鎌倉炎上」を見せる
今日は令和5年2月22日。
歴史の授業で鎌倉幕府が滅亡するところを扱いました。
この場所で使いたい映像は、決まっていました。
1991年6月2日に放映された大河ドラマ
「太平記 22話 鎌倉炎上」です。
新田義貞などに追い詰められた
北条高時をはじめとする北条一族が、
炎の中で自刃していく壮絶なシーンです。
歴史の教科書には次のように書いてあります。
1333年に幕府をほろぼしました。
(77p 新しい社会歴史/東京書籍)
「ほろぼされる」とはどういうことなのかが伝わる映像です。
うれしいことに、「太平記」は2020年に再放送され、
「22話 鎌倉炎上」も録画して、BD-Rにダビングしました。
※ここでも道草 明朝「大河ドラマ 太平記 22 鎌倉炎上」再放送(2020年8月29日投稿)
それまではビデオテープでしたから、画質がいまいちでした。
再放送のおかげで、画質のいい映像を見せることができると
待ってましたの授業でした。
ところがハプニング。
我が家ではちゃんと見ることができたBD-Rですが、
学校のデッキで受け付けてくれずに、再生できなかったのです。
予定が狂いました。
むなしく授業は終わりました。
職員室に戻って放心状態。
でもふと浮かびました。
「YouTubeに、あの場面をアップしている人がいるのでは」
さっそくタブレットで検索。
いとも簡単に見つかりました。
【太平记-足利将军的崛起】北条高时及其余北条一族人于东胜寺集体自尽
後日の授業で、
私はこの映像の8分のところから見せました。
そして最後の15分まで。7分間。
1年前にアップされた動画でした。
幸運でした。
やはり私と同じように、このシーンを忘れられない人がいるんだと
思いました。
生徒たちの心に残ったでしょうか。
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