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2023年1月 2日 (月)

「無人島のふたり」⑧ 私も戦争経験者に教えてもらっていた

     

今日は令和5年1月2日。

  

前記事に引き続き、

「無人島のふたり 120日以上生きなくっちゃ日記」

(山本文緒著/新潮社)より。

   

2021年10月13日に亡くなった山本文緒さんの日記です。

   

山本さんは作家なので、

同業者のことがちょくちょく書かれています。

ほとんど知らない作家さんばかりですが、

この本を読んだことを機会に、

登場した作家さんの本も読んでみようかなと思っています。

  

北大路公子さんという作家が登場しました。

何ページだったか、わからなくなってしまいましたが、

登場しました。

Wikipedia 北大路公子

☝ 調べてみました。1963年生まれなので、2歳違いです。

小学校時代のことが書かれていて、

教員が余興で教え子に相撲を取らせていたそうです。

そしてこの文章。

小学校時代には時代的に太平洋戦争の経験者がまだ現役で教職を

行っていた。

戦争経験者だったから、相撲を取らせたように受け取れる説明でした。

  

まあそれはいいとして、

私も1961年生まれなので、

戦争経験者に教えてもらっていたんだなと

はたと気がつきました。

たとえば、私が小学生だった時に、

50歳代の先生は、戦時中に青年だったわけです。

充分戦争を体験しています。

戦争を生きのびて、すごい経験をしたであろう先生に

教えてもらっていたのです。

もっとその希少価値を意識して教えてもらえばよかったと、

大人になったから思うことです。

  

北大路公子さんはエッセイが楽しいらしい。

山本文緒さんが解説を書いている

「枕元に靴」という本がよさそうです。

これも2月に読むことにしよう。

昼酒が大好きな方のようです。

  

その他、田中兆子さんの本。

「劇団42歳♂」がいいかな。

山本さんが選考委員の時に、田中さんが新人賞をとった関係。

  

長嶋有さん。

「猛スピードで母は」がよさそう。

21年前の芥川賞作品です。

  

どの本も2月になったら図書館に予約しよう。

山本さんの本のおかげで、私の読書の幅は広がりそうです。

ちゃんと影響を受けていますよ。

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