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2022年7月22日 (金)

「ゴールデンカムイ」2~5巻を読みました。

     

今日は令和4年7月22日。

   

マンガ「ゴールデンカムイ」の5巻を読みました。

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ここでも道草 「ゴールデンカムイ 1巻」読破/さあ読み始めました。(2022年6月9日投稿)

☝ この時から読み始めた「ゴールデンカムイ」ですが、

5巻まで来ました。

  

ニシン御殿というのを聞いた事があります。

私が北海道に行った、1985年ごろには

ホタテ御殿でした。

ホタテで儲けた人たちが、そのお金で立派な家を建て、

それがホタテ御殿と呼ばれました。

その昔、ニシンで儲けて、ニシン御殿と呼ばれる

家を建てた漁師がいたよという話を、

ホタテ御殿に住む人から聞きました。

  

5巻はまさにそのニシン漁が盛大な時の話でした。

  

勉強になったこと。

獲れたニシンを大釜で煮込んで、

「シメ粕胴」という機械で、てこの原理を利用して

ニシンの油を搾り出します。

残ったものがニシン粕。

このニシン粕が良質な肥料になりました。

北海道から内地(北海道以外の日本)に送られて、

綿花などの畑の肥料として使われます。

 

「一気に生産は拡大し、日本の農業を一変させたそうです。

北海道のニシン漁が日本の繊維産業を支えているんです」

(第39話)  

   

「ニシン粕」勉強になりました。

  

しかしニシン漁にも盛衰がありました。

  

アイヌにとっても「神の魚」といわれたニシンの漁獲量は

明治末期を境に激減し、昭和30年以降、ニシンは北海道沿岸から

姿を消してしまう。

(第39話)

  

「ゴールデンカムイ」は日露戦争後の話だから、

明治末期頃。

ニシン漁の分岐点だった時代です。

   

ニシン御殿という名称は出てきませんでしたが、

「鰊大尽(にしんだいじん)」という言葉が出てきました。

  

明治末期。ニシン漁の漁獲高は春のたった三カ月間で、

現在の価格にして25億円以上ともいわれる。

親方は最高の贅(ぜい)を尽くせるという意味で

「鰊大尽」と呼ばれた。

(第39話) 

  

鰊大尽の館は、ニシン御殿のように描かれていました。

ピアノも置かれ、なんと機関銃まで所持していました。

   

つづく

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