「永遠に許されざる者」① 1p目から驚かされました
今日は令和3年9月4日。
すごい本を読み終えました。
※ここでも道草 すごい本が届きました(2021年8月29日投稿)
「永遠に許されざる者」(小田周二著/文芸社)
この本の最初のページには、
「墜落死の真実」を貴方方乗客乗員の霊前に報告する。
として、次のような文章が書かれていました。
最初からインパクトがありました。
貴方方が群馬県上野村山岳地帯に墜落死したのは、自らの遭難死で
もなく、事故調の123便機体の故障「隔壁破壊」が原因ではない。
実は自衛隊の標的機が123便に激突して、操縦不能を発生させたの
が端緒であった。それでも123便は独自のエンジン出力調整で、制
御操縦が可能になり、機長は横田飛行場に着陸を申請し、横田の許
可を得て着陸を敢行しようとしたが、追尾していた自衛隊戦闘機の
着陸禁止の命令で「命が助かる唯一の機会を奪われた」のだ。自衛
隊、権力者の自己保身、不祥事隠蔽のために乗客乗員524人は撃墜
死しか残されていなかったのだ。目撃者全員の口封じのために全員
殺害死で完全隠蔽を目論んだ権力者、自衛隊は、広大で立入り困難
な上野村山岳地帯で自衛隊がミサイルで撃墜し、全員皆殺しを図っ
た。その上、墜落死を免れた乗客をさらに焼殺、毒ガスで息の根を
止めたのであった。国の事故調査機関は真実を封印し、嘘の墜落原
因を捏造し、35年間も遺族国民を騙し続けている。これが真実であ
り、無辜の民(むこのたみ※):貴方方は国、最高権力者、国を守
る自衛隊によって殺されたのだ。かかる真相を日本国権力者、自衛
隊が認めないかぎり、永遠に犠牲者は眠れないのだ。事故原因が不
明のままでは、再防止策も検討実施できず、空の安全は放置され、
国民の命は危険のままであり、犠牲者は犬死でしかない。
(1p)
※無辜の民=罪なき人々の意味
青山透子さんの本を3冊読んで、衝撃を受けましたが、
この本の1pを読んだことで、さらに驚かされました。
横田基地に123便は着陸しようとしたが、自衛隊に止められたこと。
123便は自衛隊のミサイルによって撃墜されたこと。
生き残った乗客を殺すために毒ガスが使われたこと。
本当にそんなことがあったのかと思って、
この本を読みました。
その結果、状況証拠によってそのようなことがあったと
思うようになりました。
こんな大きな隠蔽が、そのままで済むものなのか。
でもすでに36年が過ぎています。
私の新任から退職の年月と考えると、
過ぎてしまった期間の長さを感じます。
したがって、このまま隠蔽は継続されるのか。
540人が命を失っているかと思うと、
そうであってはいけないと思います。
明日、印象に残った文章(たくさんあるけど)を引用していきます。
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