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2021年8月28日 (土)

「墜落の真実」どうすれば、間違ったことを正して勇気をもって公にできるのだろうか

    

今日は令和3年8月27日。

   

青山透子さんの本を連続で読んでいます。

この本を読みました。

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「日航123便 墜落の新事実」(青山透子著/河出書房新社)

  

引用していきます。

   

青山さんが遺族から聞いた話を確認するために、

当時を知る広報や航務、社長秘書室などで働いていた

複数の日航社員に話をしました。

事故原因についても、青山さんは、

自分の説を話したと思います。

その時にこんな返事が返ってきたそうです。

  

「そういうことはねえ、今、言っちゃいけないんだよ。私たちが死

んだあと、ずっとずっと後にいつかわかることだから。」

(91p)

   

ケネディ大統領暗殺事件を思い出しました。

真相がわかる証拠物件などは、関係者が亡くなって、

時間が経った後に発表されると聞きました。

そんなことでいいのかと思います。

この日航機墜落に関しても、まさかそんなことはないよな。

秘密を保持している人たちは、口外することなく、

墓場まで持ち込むのでしょうか。

すでに36年が経っているのです。

すでに時間がかかりすぎています。

   

   

ここでも道草 「遺物は真相を語る」④ なぜ自衛隊は二度焼きをする必要があったのか(2021年8月25日投稿)

☝ 青山さんの考えるように、事故現場を火炎放射器のような

武器で二度焼きをする必要はあったのかと疑問に思っていました。

この本「墜落の真実」で、その点について書いていました。

  

数々の目撃情報から、青山さんは推理します。

 

実はかつて私のもとに『赤いものがピュー、ピューと複数飛んでた』

という目撃情報が寄せられたことがある。この情報も考慮すると、

赤い物体の存在が複数あった可能性もある。したがって、その一つ

が日航123便の垂直尾翼に何らかの形で接触して一部を破壊し、

もう一つがつきまとっていたとも考えられる。

いずれにしても、訓練用で炸薬非搭載のミサイルだとすると、赤色

の物体で長さ4~5メートルくらいのだ円や円筒形。また、ミサイ

ルには小さな翼がついているので赤い飛行機に見えるという目撃情

報とほぼ合致する。

(169~170p)

   

青山さんは、赤い物体が誘導ミサイルの可能性があると考えます。

それが2つあって、その一つが垂直尾翼を破壊しました。

そしてもう一つはそのまま日航機に吸着状態で

日航機と一緒に墜落したと考えます。

  

旋回が急すぎて高度が保てず、外側の第四エンジンを樹木(1本カ

ラ松)にひっかけて墜落、または、赤い飛行物体がエンジン部分に

ぶつかり墜落したのかもしれないが、いずれにしても、吸着状態で

飛行する赤色の物体も、一緒に墜落したのだろうと考える。

その赤い破片(ミサイルの痕跡)を消すこと、それを最優先にして

人命救助は後回しにした。その際、現場を破壊してなんらかの証拠

を消すためにゲル状燃料の武器を使用したのではないだろうか。

(171p)

   

  

青山さんの3冊の本を読んでみて、疑問に思っていたことが

わかってきました。

ミサイルは2本あったんだ。

それで理解できました。

そのミサイルの痕跡を消すために、

墜落地点が不明ということにして、

一晩かけたのです。

  

  

破壊された垂直尾翼の一部は、まだ海底に沈んでいます。

   

海底に沈む機体の断片は、私たちに何を教えてくれるのだろう。

いつかは引き揚げられることを願うが、もはや何の証拠にもならな

いかもしれない。しかし、海底に眠るその破片が物語ることは、事

実がどれほど恐ろしいものであろうとも、そこから目を背けてはい

けないということだ。

私たちに残された課題は大きい。

  

どうすれば、間違ったことを正して勇気をもって公にできるのだろ

うか。

  

故意か過失か、組織の指示か否か、いずれを問わず人命よりも優先

されるものなどこの世の中にはない。戦争でもない「平時」に、人

命を最優先するという当たり前のことが行われず、もし何かの隠蔽

工作が行われたとするなら、それを正当化する理由などどこにもな

い。

それでは、情報を知り得た人がそれを隠し続けているならば、どの

ような仕組みを作れば情報を公開することが可能になるのだろうか。

(172p)

重要なことは、たとえそれが組織の命令であっても、非人道的な行

いに対しては告発が可能となる環境や法整備、自由にものが言える

部署を設けるなど、何らかのチェック機能を持たせることである。

(173p)

   

今は改善されてきているとは思います。

告発はできる状態になってきていると思います。

SNSの普及も大きいです。

私だって、全世界に向かってこうやってメッセージを送れます。

  

 

でも1985年8月12日の日航機墜落に関する

秘密を知っている人たちの告発は難しいと思います。

もっとスマホが普及していたら、

証拠写真も大量に得られたことでしょう。

  

コメント

確かに現在なら、スマホで写真がたくさん撮られているかもしれませんね。
情報公開の大切さを感じさせられます。

コメントをありがとうございます。
今日はサークルで青山透子さんの本を
紹介してきました。
皆さん驚いていました。
もし本当に青山さんの言う通りなら、
もっとマスコミで言っているはずではと
言われました。
青山さんの説はどの程度認知されているのでしょうか。

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